頭蓋日和

10月4日土曜日、元大関琴欧洲親方の断髪式に出席し、鋏を入れてきました。 昨年末、九州場所で痛めた肩を回復させ、大関復帰を目指すため集中的に施術を行いました。 九州場所で土俵から落ちて肩を強打した親方は、関脇まで陥落したうえ、 肩鎖関節が外れ、靱帯が切れていました。 このような厳しい状況下、難しい施術ではありましたが、当院並びに佐渡が嶽部屋への出張等12回の施術を施し初場所への出場を目指しました。 初めて見たときは、肩鎖関節が外から見ても分かるくらいずれており、これが果たして一カ月を切った初場所まで何とかなるのか不安でしたが、スティルテクニック等の駆使により劇的に改善、相撲を取れるまで回復しました。 一般的にはあの症状では日常生活もままならないと思いますが、わずか一カ月で日常生活どころか、プロ相手に相撲を取れるまでになったのは驚異的でした。 この場所は10勝勝てば大関復帰の特約があったのですが、この二年膝の不調で10勝を挙げていなかった親方には、肩の痛みも加わった初場所での二桁勝利はさすがに無理でした。 しかし10勝は無理だったものの、何とか勝ち越しをすることが出来たのは本当に嬉しかった。 このお手伝いをさせて頂いてからの縁です。 施術しながら色々な話をしたので、久しぶりに会うと非常に懐かしい気がしました。 最後に満身創痍だった親方の労をねぎらうこ とが出来て、感慨無量でした。 この後は品川プリンスで行われたパーティに出席、断髪後、髪を整えた親方と楽しい時を過ごしました。 琴欧洲施術記録 http://yuragu-zugai.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html このように、肉体的な不調、痛みにも対応しますが、頭蓋仙骨療法、バラル内臓テクニックにより神経的な不調にも幅広く対応しております。年齢も老若男女様々です。 池袋市街地の民家で看板もなくやっておりますが、お困りの方はご相談下さい。 ブログ→ http://yuragu-zugai.blogspot.jp/ 施術スケジュール→ http://zugai-yragi-yotei.blogspot.jp/ ＨＰ http://www006.upp.so-net.ne.jp/shin-seitai/

9月は池袋、出張（香川）ともに大変忙しい日々でした。 9月を振り返って印象に残っているのは、 出産後に体調を悪くした方 が先月末からの方を含めて一気に4人お越しになったことです。 何故か同じ症状の方が固めてお越しになる傾向があります。もちろん、お互いに面識の無い方々なので、申し合わせている訳ではありません。 不思議です。 出産を機に体調が変化することは多々あります。 特に変化しない人ももちろん居ますが、出産後とても元気になった、という方が居られる反面、出産してからずっと調子が悪い、という方も結構おられます。 出産時の骨盤の変化が原因の方が殆どですが、帝王切開でもなり得ますので、ホルモンバランスや、内臓の位置変化など、要因は多々あるようです。 良くも悪くも出産は母胎に多大な影響を与えます。 お越しになった方の2名は退職をせざるを得ない状態にまでなったということです。 全ての方が２～10年という単位で何かしらの整体、鍼などの治療を受けてきておりますが、今ひとつ良くならずに来院されました。 この場合、鍼、カイロではなかなか対応は難しいだろうなという印象を私は持っています。 鍼に2週間に一度、2年間通っているという方も居られますが、さすがにそれだけ通って効果があまり上がらないのは気の毒です。 私の場合は、 骨盤の調整、内臓の位置の調整 が主で、その他頸椎（首の骨）への施術や、全体の調子を整えるための 頭蓋仙骨療法 など、様々なテクニックを組み合わせて対応しております。 長期に渡るこのような症状の場合、すぐに改善するのは難しいですが、皆さん初回から確かな手応えを感じて頂き、３～５回（間は一週間程度）の施術で、確実に苦痛、症状が三分の一程度にまで改善されているとのことで、幸い喜んで通院して頂いております。 今回来られている方も、様々な施術を経験されているとのことですが、皆さん、私の使うテクニックが 「初めての体験だ」 とのことです。 また、同時に異口同音に 「とにかく良くなるが、表現が難しい。受けてみないと分からないですね。」 と仰います。 もう何年もやってますが「この手の施術を受けたことがある」と仰った方は3人くらいです（笑） それも私の使っているテクニックの一部を体感したことがあるだけで、総合的に同じようだ