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2月, 2013の投稿を表示しています

施術例6 脳腫瘍の後遺症

脳腫瘍の後遺症である、頭痛、首こり、め まいに悩んでいる方への施術をしています。 腫瘍そのものは、外科的手術が必要ですが、後遺症には整体と頭蓋 のゆらぎが非常に大きな効果を表します。 これは、頭への手術はもちろん、腹部への手術でも有効です。 手術後の違和感や不快感、痛みに苦しんでいる方は多いのですが、 外科ではこれらに対しては痛み止めや精神安定薬など薬の処方しか なされないことがほとんどです。 外科的手術と、私のやっているような手技を上手く組み合わせるの が必要だと思います。 西洋医の方にも、整体系は全否定、鍼灸や整体をやっている人間にも、西洋医学を全否定する人が未だにそんざいするのは大変悲しいことです。 さて、この施術ですが、しんゆる整体にて1回目は体の歪み(主に骨盤と頸椎)の歪みをとったのですが、これだけで患者さんの苦痛は半減してしまいました。 要するに、全て手術の後遺症で脳付近から来ていると思っていた症状が、実は単純な体の歪みからもたらされていた、というわけです。 もちろん、体が歪んだのは、目眩などをかばって歩くうちに生じたかもしれず、そういう意味では頭の障害が諸悪の根源であるかもしれません。 しかし、体の不調をこまめに取って行くだけで、生活の質は大幅にアップします。 頭蓋の方も頭部の不快感へ穏やかかつ確かな効果を見せていますが、この患者さんは例え頭蓋が効かなくても、体の歪みを取るだけでも充分快適に暮らせる、ということが分かり、月に2回のペースで通ってきてくれています。

施術例5 骨盤の剪断(縦ずれ)

最近の施術で、立て続けに同じような症状の方が来られたので書いてみたい。 どの方も、肩凝り、首凝り、憂鬱な気分、全身の倦怠感が抜けない。 マッサージには行くが、もちろんその時は気持ちいいが治ることはない。 鍼なども、効かないか、効いても一瞬。 お一人は、この10年。鍼に通い続けているが結果が出ない。 もうお一人も、2週間に一度、2年間整体に通っており、まあまあ良いが今ひとつすっきりしない。 さて、ここに共通している症状は、骨盤のずれ。 しかし、同じずれでも、一般的に言われている骨盤のずれは、回転ずれなのだが、 この方々のケースは上下の剪断ずれ(垂直に上下に食い違う状態)だった。 一般に骨盤のずれ、ということ回転を指し、 剪断は全くと言って良いほど取りざたされていない。 多くの施術者に剪断ずれ、という概念が無いからだろう。 カイロも無理だし、鍼も全く歯が立たない。 それぞれの技には向き不向きがあり、骨盤のずれには、鍼は全く無力。 これは鍼灸師である私が言うのだから間違いない。 回転ズレはなりやすい代わりに治りやすく、歩行などで勝手に治ってしまうことも多い。 しかし、剪断ずれは、起こりにくい代わりに自然に治ることはほぼ皆無で、 長いことその人に 「何とも言えない、真綿で首を絞めるような」 不快な症状を与え続ける。病気までは行かない。 もちろん、病院でも診断はでない。 働ける。寝込むわけでもない。 しかし、しんどい。肩が凝る。 こういう場合は、剪断ずれの場合が殆ど。 当院では、特に力を加えること無く、剪断ズレを解消します。 剪断ズレを取ると、肩がウソのように柔らかくなります。 ベッドから起き上がった瞬間に分かるくらい体が軽くなります。 上記の様な症状の方、お試し下さい。

道具不要の手だけの整体

当施術所の特徴は、道具を使わない、ということ。 使うのは手のひらだけです。 従って、いつでもどこでも出来るというのが大きな特徴。 徒手空拳で世の中を移動してゆけます。 先日も、こんなことがありました。 たまたま水澤観音を訪れ、ついでに水澤うどんを頂こうと某店に入店。 うどん好きの私はたまたま会話した店主とうどん談義が大いに盛り上がり、閉店後も話し込んでいました。 帰りがけに名刺を渡すと、大変興味を示された上に、腰の痛い家人がいるので、ちょっと診てくれないか、と言われた。 特に急いでもいなかったので、そのままお店の座敷で整体開始。 しんゆるを施して5分ほどで腰痛は消え、肩はゆるゆるに。 そして頭蓋のゆらぎに移ると、そのまま寝息を立ててゆったりとした瞑想状態に入って行かれました。 終わると「羽が生えているみたい!!軽い!!」 様子を見ていた奥さんも肩凝りが酷いというので、奥さんも。 10分弱の施術でしたが、 「おお、回らなかった肩が回る!!」 と喜んで頂けました。 こんなことは、旅先でしょっちゅうです。 徒手で、具体的に、すぐその場で結果を出せる。 この技を身につけて良かった、と思う瞬間です。 センスが必要ですが、出来るひとには出来る技です。 広まれば、もっとお互いが、お互いの苦痛を除去し合えるはずです。 多くの人が出来るようになればいいな、と夢見ています。