投稿

2015の投稿を表示しています

長年の肩こりの解消を強く訴えたい

このところの施術です。 長年の肩こりに悩まされている方が、紹介とHp検索と半々くらいでお越しですが、11月、今月併せて、今のところ肩こりの新患は6人、平均施術三回。 肩こりが大体取れたな、と感じるには一回で済んでいます。 時々難しい方も来るのですが、このところ肩こり患者様はイージーです。 骨盤から来ていますので、これをしっかり矯正すると、基本的に再発することはありません。 もちろん、一日中パソコンをする仕事などでは肩こりは発生しますが、骨盤から来ている「長年の肩こり」とは苦痛感が全く違います。 骨盤由来ではないこれらの 「骨盤が整っている人の一時的な肩こり」 は、軽い運動、入浴、マッサージなどで除去することが可能です。 テレビなどでよく「肩こり解消体操」のようなものをやっていますが、あれで効果があるのは 「骨盤が整っている人の一時的な肩こり」 であって、骨盤の歪みから肩こりになっている人には殆ど効果はありません。 マッサージ、鍼、灸、サロンパス、ロキソニン、エレキバンの類いも、骨盤の歪みは治せませんので、もちろん効果は全く無いか、一時的な気休めにしかなりません。 鍼に週に1回、もう何年も通っている、という様な方もざらに居られますが、要するに鍼に行っても肩こりの根本的な解決にはならない、という証明でもあります。 今のところ、残念ながら効果的な骨盤解消方法は非常に少ないので、私がせっせと教員勤務の傍らにやっています。 苦痛のある方はお越し下さい。 その他、屋号は「頭蓋のゆらぎ」ですが、全身疲労、手が痛い、指が痛い、足が上がらない、コシが痛い、など、基本的な身体疾患は何でも取り扱って顕著な効果をあげています。 と、自分で書くのもなんですが、患者様の声を拾うことを今のところやっていなので、自分で書いてます。 商売としてももちろん、やっていけないと困るので宣伝という意味合いもありますが、純粋に苦痛が無くなる人が増えるといいなと思ってやっています。 もの凄く宣伝してくれている方は「自分だけが治ればいい」「予約が取りにくくなるから紹介しない」という狭い考えでは無く、慈善精神にあふれていて感謝しています。 施術スケジュール、予約方法はこちらをクリック

大阪施術復活

イメージ
大阪施術より帰京しました。 二年ぶりの復活です。 今回の大阪施術では、 私の技術を高く評価してくれている人が肩を壊したうどん屋さんを紹介→ 一気に肩が治ったので、自分の空いている部屋でやらないかと提案を受ける→ 下見などを繰り返し、今回の運びに。 珍しい施術を受けることにより、みんなが改善し、喜んでくれればいい、ということで、借りる費用は完全無料。 こんな善意で、 秋田、名古屋、大阪、香川、以前は上越と、 私は色々なところで施術をしてきました。 料金は東京と同じですから、私としては、交通費のかからない東京で普通に施術をしている方が遙かに儲かるわけなのですが、色々な方との出会いを通し、この技術がさらなる飛躍を遂げることを思って出かけ続けています。

11月の予定+最近の施術

最近は、本格的な秋になり、先月までのような湿度を拾って体調不良になっている方は一気に減りました。 人間は季節や気候に左右されるものだと実感します。 このところの新患は、骨盤の縦ずれにより、 10年、20年単位の肩こり に悩まされている方が多いです。 この手の肩こりへの施術は口コミで次々入るため、コンスタントに行っており、いつでも10人くらいの方を平行して施術している感じです。 標準施術回数は、骨盤症状だけだと5回。 骨盤のずれから来る肩こりが、頸椎の歪みや50肩にまで発展している場合は、もう少しかかります。 5回程度の施術でかなり楽になりますので、あとは月1回程度の通院でゆっくりと根本的解決を目指す場合が多いです。 通院回数は鍼などの施術に比べてずっと少ないですし、効き目は全く次元が違うと思います。 次に近々目立つのは、季節の変わり目から来る神経の乱れ。 これが頭重感や、内臓の重い感じになって現れます。 もちろん、骨盤は調整しますが、そのあと、 頭蓋への施術 を行います。 頭蓋への施術で驚くほど内臓が動く場合が多々あり、患者の皆さんはかなり驚かれるのですが、 頭蓋は全身とダイレクトに結びついています。 もちろん、何度も書いているように触れているだけですが、 これはもう、何度書いても駄目で、実体験する以外は言い表しようがありません。 まだの方は是非お試し下さい。 8割を越えるリピート率がその効果、気持ちよさを物語っていると思います。 施術スケジュールはこちらでご確認下さい。 現在2週間~1ヶ月の待ち時間となっております。 http://zugai-yragi-yotei.blogspot.jp/

内臓から来る、鈍痛系腰痛の話。

今回は、内臓からくる腰痛のお話。 腰痛と言っても色々あります。 みなさんは、こんな腰痛になったことは無いでしょうか? 「動作による増減があまりない。コンスタントに痛い」 「鋭い痛みではなく、鈍い」 「体全体がだるい、重い感じもする」 「何日か前から何となく痛くなり、気がついたら激痛になっている」 などなどです。 ある日突然ビリッと激痛 が走る、いわゆる「ぎっくり腰」系ではなく、 いつ始まったか分からない、ジワジワした痛み・思い痛みです。 「腰痛」といっても、症状、原因とも案外多岐にわたります。 さて、この最近多い腰痛の原因は何かというと、 内臓、特に泌尿器系臓器の機能低下です。 鈍痛系の腰痛は内臓から来ている確率大です。 内臓による腰痛は殆ど知られていないため、大体の人が 「台所仕事が腰に来たのかも」 「掃除機の柄の長さがあっていないかも」 「重いものを持った」 など、主に姿勢上の原因を考えるのですが、そうではありません。 以前も 「ぎっくり腰になった」 と這うようにしてタクシーで来られた方がいたのですが、問診してみると 「3日くらいかけてジワジワと痛くなってきて、今朝起きたら歩けなくなっていた」 とのこと。 発症した経緯が内臓系腰痛の雰囲気を醸し出しています。 とりあえず動けるようにと、筋肉系の施術をしたら、 ほぼ動けるようにはなりましたが、なんとなく、すっきりしない。 そこで内臓の施術をしたところ、完治した例もあります。 ではこの泌尿器系の機能低下が何故起こるかというと、 これはもう、要因は このところの異様な長雨、湿度以外の何者でもありません。 鍼の世界でも、 湿度(湿邪)は鈍痛を引き起こす とされているのですが、まさにそのものです。 湿度による邪気、湿邪を排出し切れないと、湿邪が体の節々に滞留、鈍痛を引き起こすとされます。 体全体が重だるく、粘っこい感じになるという特徴もあります。 鍼では、湿度を取るツボというのがあり、 ここに邪気を抜く鍼を打ち、更に邪気を放出させる動きを鍼に加えたりして抜き去りますが、 私は現在鍼を打たないので手のひらで直接腎臓へ働きかけて、 その機能低下を物理的、エネルギー的に取り去りま

秋田施術での印象的な症例 骨盤縦ずれ+偽痛風

イメージ
今回の秋田は 「大曲の花火大会でも見て、翌日は大名行列のお祭りがあるからゆっくりしに来なよ」 と秋田の常連さんにお誘い頂いたので、施術は、希望者が居れば2~3人やれば旅費の足しにもなる、十分だろうとお願いしておいた。0人でもいいかなと。 それが三日後に連絡が入って、もう10人くらい予約が入っているんで、と言われたときには吹き出しそうになったが、やっぱり折角なのでやらせて頂いた。 よって、花火を見た記憶はあるが、あとはひたすら施術をした記憶と、昼飯に飛び切り上手い三梨牛(写真)を食べた記憶しかなかったりするのである(笑)←これは施術所が鮨割烹ならではの出来事である。 ところで、今回は実に興味深い症例があるので、ご紹介しようと思う。 これは常に証人のいたところでの、公開施術で起こった話。こういうことがあるのだ、こういうことで改善する症状があるのだ、という一例で是非ご一読下さい。 素晴らしい写真を貸して頂いた、花火大会に同行した菅さんのブログは こちら 症例1 40代女性。昔から肩こり。20年以上。 普段から激しいのだが、6月頃から更に激しく、倦怠感も大変なものになる。 朝起きれない。食欲が無い。体が重い。リンパの流れが悪いようで、足がむくみ、首の後ろ、腹部にもリンパのしこりが出来る。思考回路は鬱。 右足が重く、座っているだけで痛い。階段の上り下りは足が重すぎて手で引っ張り上げているくらい。 とにかく辛くて辛くて仕方ない。 もちろん、内科で血液検査、尿検査、外科でレントゲンとMRIで骨の異常を相当な労力、時間、お金を使って調べ、いずれも問題なし。 何しろ所見がないので、医者はあなたの体は悪くない、というのだが、本人はヘロヘロである。 さて、次は心療内科かな、と言っていた矢先に、私が秋田に来ることを聞いたらしい。 もう、問診の時点で私はこれは治せるな、と思った。なぜなら症例豊富な「骨盤の縦ずれ」が引き起こす典型的な症状だったからである。 これはとっても辛い症状を引き起こすが、現在これを特定してくれる西洋的な医療機関はないし、カイロも整体も無理である。 本当にこの症状はしられていないので、多くの方に知ってもらいたいと思う。 施術は時間はかからないが、どこをどう動かせば良いかのチェックを慎重に行う。闇雲に動かすと悪化す

骨盤のズレは、レントゲンで分かるのか?

これも最近の症例です。 雨の日にマンホールで足を滑らせ、右臀部をしたたかに打った方が来ました。 私の施術まで間があったのと、とりあず、打ち身が激しい間に西洋医学的にチェックしておこうと病院へ。 レントゲンを8枚も撮られたが 「特に所見なし」 という結果になったそうだ。 状況的に労災が効いたとのことなので、病院側もこれは保険が使えると、ここぞとばかりに無駄遣いしたんだろう。 もちろん、打ち身は暫く置いておくしかないので、暫く様子を見ていたが、打撲感が引いても体調が元に戻らない。 背中が張り、足が張った感じで重くなり、右手が痺れる、肩も凝るとのこと。 チェックすると、 仙骨の右上部がしっかりと右の腸骨(骨盤)に斜めに食い込んでおり、右仙腸関節が完全にロックされていた。 尻餅を右側でつくと、こういう形状になりやすい。そして、その結果生じた腸骨のずれと、仙骨のずれは、肩こり、腰痛、頭部不定愁訴など様々な問題を引き起こすのだ。 これを外す施術(5分程度)で、あらかたの症状は解消してしまった。 あとは、骨盤の歪みを拾ったであろう首の歪みを取っただけだ。 ご本人は 「なんで8枚もレントゲン撮って分からないのか…」 と訝り、軽く憤っていましたが、私が対象としているズレは非常に細かいものであるうえ、 関節と関節の間の組織の硬さもチェックして判断しています。 この組織は有機物ですので、 レントゲンには写りません。 レントゲンではチェックのしようがないのです。 触って、手の感触でわずかなズレを検知したあとに、そっと関節を動かして、その硬さ、左右差を見ていきます。 関節と関節の間の組織が抜け、骨だけが浮き上がっている二次元映像であるレントゲン写真だけを見て、ずれを判断する方が実はずっと難しい、というか、至難の業でしょう。 骨が折れているか、ひびが入っているか、ということは分かりますが、それ以上のことはなかなか分からない。 そして、レントゲンでは判断できないごく微妙なずれでも、人間は大変な不調に陥る時があるのです。 さて、これももちろん、西洋医学の否定ではありません。 私も転んだりして腰をしたたかに打ったりしたら、もちろん外科か整形外科に飛び込みます。 これでもし骨が折れていたら、これは私に

最近の施術記録から。全ては繋がっている。

最近あった話。 腰痛~膝裏にかけて痛みが半年出ている人。 医学部もある有名大学出身なので、医者の友達が多く、 まず腰椎の専門家 に診てもらった。 結果、 仙腸関節の問題だと言われ、 仙腸関節の専門家 (そんな専門があるとは知らなかった)へ。 仙腸関節の専門家の所へ行ったら 膝の問題だと言われて、 紹介された 膝の専門家 のところへ。 で、治らない。 最後は「騙されたと思って」(笑・本人談)、私の所へ来たとのこと。 結構難しく、四回の施術が必要だったが、治りました。最後は足首のロックを外して治しました(だんだん部位が下がってる(笑)) 足首で治って 「全身繋がってるのね!!」 と感心しきりでしたが、そりゃ、どう見ても全身は繋がってるじゃありませんか! ばらばらに考えているだけです。 足の指動かしたって頭の先まで響くのです。 体の痛みに関しては、細分化しても難しいことは多々あります。 総合的な物の見方、というのも必要で、西洋医学でもこのような流れは多少有るのですが、本流はひたすら細分化へと向かっています。 (注・短絡的思考の持ち主では無い方はご理解頂けていると思いますが、もちろん現代医学を否定しているわけではありません。 それぞれに得意、不得意分野があると思います。細分化したした結果、治せるようになった疾患も多いのですが、その結果、見逃してしまっていること、逆に西洋医学では治せなくなってしまったことも多数あるという一例としてご参考まで、ということです)

産前産後の施術について

これも問い合わせが多いので記載しておきます。 産前産後とも、腰回りの痛み、不調が起きることが多くあります。 産前は 、 胎児の発育に伴い、重心が変化し、歩き方なども変わりますので、それに伴うバランス調整の過程で起こる痛みが多いようです。 これまで使ってこなかった筋肉が使われたり、お腹の重みをカバーするために骨盤・仙骨の角度が変化することによる筋肉・靱帯の緊張がその主な原因です。 特に上にまだ小さなお子さんが居る場合、その子をだっこしたりしながらの妊娠生活となるので、より腰に負担がかかりがちです。 次に産後の話。 出産時には骨盤を形成する仙骨、左右の寛骨(かんこつ)を繋ぐ靱帯が伸びることにより、骨盤が大きく広がります。 これは日常生活では決してあり得ない、出産時独自の動きです。 赤ちゃんが骨盤下部を通過した後、仙骨、左右の寛骨は元の位置に納まるのですが、その時にずれた場所に納まることにより、その後も骨盤が大きくずれてしまうことがあります。 骨盤は日常生活でも悪い座り方(足を組むなど)や、膝の強打、四つん這い、立ち方のアンバランスなどでずれるのですが、出産時に骨盤が上手く嵌まらずに生じるズレは、これらより遙かに大きいものです。 ズレ方により、症状は変わりますが、腰痛を始め、それに伴う肩こり、全身倦怠感、食欲不振、鬱状態をも引き起こします。 ズレは必ず起こるわけではありませんが、上記のように、三つの骨がかなり引き離されるので、完全に元あった場所に戻るとは限らない訳です。 出産を機に体調を崩されたり、腰痛になる、仰向けに寝たときに以前とは骨盤の左右差や、傾きに異常を感じることが多いのはそのせいです。 このズレは「大きい」と言っても整体をしている私からの目線であって、婦人科や外科的には全く異常と見なされないレベルのものですので、病院では異常とは全く見なされません。 ここら辺は、産婦人科と整体の優劣問題ではなく、得意分野や観点が違うことが原因です。 産婦人科では無事出産が終わればOKであり、その後の妊婦の日常生活レベルでの体調不良は全く問題視されません。 骨盤の問題、調整はそれらの専門である整形外科でさえも殆ど省みられないので無理も無いことです。 さて、逆にこれまでずれていた骨盤が、 出産時に「いい位置に

健康の為に何をすればいいのか?

体調が良くなってくると、より体調が良くなりたい、もう昔のようには戻りたくない。 様々な理由でこの質問をよくされます。 中でも ジム通い ヨガ 水泳 この三つが人気のようで、このどれかを健康の為に取り入れることについてどう思うか、と意見を求められることが多です。 どれも有効な気もしますが、 私はどれもしなくて良いと思います。 基本的にあらゆることを機械任せにせず、 掃除などで小まめに体を使うのと、 しっかり歩くことをしていれば問題ないと思います。 現代人の悪い癖で、健康を維持するためには 「何かをしなければならない」 と考えがちですが、 我々が考える以上に体にはしっかりとした自己調整機能が備わっており、 「何かをする」 という個人の小賢しい知恵、行動より遙かに賢い大いなる知恵と繋がっています。 「何かをしなければならない」 という考えの基には、無意識のうちに体は監視し、手を加えていかないと、おかしくなってしまうという恐れがあると思うのですが、そんなことはありません。 それより、日常生活で必要な動きをしっかりと行った上で、あれこれ色々とやり過ぎないことの方が重要だと思います。 食事も似たようなもので、あれこれ考え、どんなサプリを採れば良いか、 どんなものが体に良いか、と積極的に考えがちですが 不必要だと思う物を食べない。 食べ過ぎないことの方がずっと重要なのと同じです。 特に何か特別なものを食べたり、飲んだり(摂取したり)するよりも、 基本的な食をしっかり見直し、食べ過ぎないことや、一般的に健康に悪いと言われるものをあまり食べ過ぎないようにする方が大切です。 そういう基本的なことはあまり考えず、食べたいものを食べたいだけ食べた上で 「何かをしないと、何かを摂取しないと健康が維持できない。何を食べればいいか」 と右往左往していることが多すぎると思います。 なにかをする=積極的でよい というイメージからか、とにかく 「何かしたい、何かしなければならない」 病にかかっている現代人。 マスコミの情報も「体にいい食べ物」がこれでもか、これでもかと次々発信されますが、 体に良いとされる何かを食べる、摂取するよりも、今やっている悪習慣を「減らしていく」こ

女性の尿漏れ改善について

イメージ
尿漏れとは、笑ったり、くしゃみをしたりして腹部に力が入った時や、ちょっとした動きの際に少し尿が漏れる現象です。 大量ではありませんが、その不愉快さは容易に想像できます。b 一昔前は高齢女性特有の症状というイメージがありましたが、最近は若い女性にも増えています。 私の所には、肩こり、腰痛などの症状で来られた方が初めての問診時に 「尿漏れを改善したい」 という申し出は殆ど無いのですが、施術が進むと 「実は尿漏れがあったのですが、なくなりました」 という方が少なからず居られます。 これは、 腰痛、肩こりへの施術で、尿漏れが治ると思っていない。 そもそも整体で尿漏れが治ると思っていない(期待していない)。 改善しに来た肩こり腰痛とはあまり関係なさそうだし、恥ずかしいのでとりあえず黙っている。 という様な理由だと思います。 しかし、尿漏れは腰痛、肩こりと関係があります (全くこれらが無いのに、尿漏れだけが起こるケースの方が少ないかもしれません)。 従って、腰痛等が改善すると、結果的に尿漏れが解消することが殆どです。 何故関係があるのか、そしてそもそも何故女性に多いのか、などについて以下に記したいと思います。 尿が膀胱に溜まり、それが尿道から出てくるのは皆さんご存じかと思います。 形は膀胱という袋の先に管がついているイメージです。 管が文字通り尿管です。 もちろん、この尿管が普段閉じているので、腎臓から随時送られてくる尿は、そのまま流れ出ることなく膀胱に溜まっていきます。 尿管が閉じているのは、体の肉や脂肪で狭められているからではなく、 括約筋(かつやくきん)というリング状の筋肉がその周囲を取り囲み、キュッと締め上げているからなのですが、 この括約筋が変わった筋肉なのです。 普通、我々が筋肉というと、腕や背中、足の筋肉を思い浮かべると思います。 これらは普段はフニャフニャですが(弛緩状態)ですが、力を入れると固く、短くなります。 しかし、括約筋はその逆で、普段からずっと力が入っており、 意識したときだけ緩めることができます。 手足の筋肉に力を入れるにはそれなりの気合いが必要ですし、ずっと力を入れていると「頑張っている感」を感じ続け、疲れてしまいます。 しかし、 括約筋は「

最近小顔施術について思うこと。小顔と健康について。

小顔から入って、少々深い問題へと展開します。 「小顔にする」のと「小顔になる」の違いです。 正直、昭和生まれの男性の殆どがそうであるように(というのは思い込みかもしれませんが)、美容にはほとんど興味が無かったので、小顔なんて訳がわからない話だな、と思っていた、というか全く興味がなかったいや、むしろ嫌悪感を感じていたのですが、喜んで頂けることが多いのでことのころよくやっています。 小顔と言ってももちろん、頭蓋骨そのものが小型化するわけではないので限界はあります。 しかし、一方で、頭蓋骨に付着している筋肉や、脂肪の付き方、緊張度合いなどが変わると驚くほど顔が変化するのは本当です。 これは施術をしていても驚きます。 人間の顔は、基本的には目が二つ横に付いており、鼻が縦に、口がその下についているという基本レイアウトは同じであるにもかかわらず、そのバリエーションは40億の人口があれば、ほぼ40億通りに達します。 これは、顔自体の個体差が大きいと言うよりも、人間には重要なパーツである顔を詳細に識別する能力が備わっているから、細かいところであっても差を感じる、把握できるという理由が大きいと思います。 従って、結構微妙な変化でも、他の物事に比べてかなりの変化をしたように感じられるのでしょう。 人間の頭には、目から上の部分には基本的に脂肪が付きませんし、筋肉も非常に薄くなるので、小顔化する部分は、 鎖骨から目の間(肩上部~首、特に後部の首と頭の付け根付近、顎回り、頬、目の回りの筋肉) といえます。 鎖骨~顎回りは、主に頚椎1番と頭蓋骨のバランスを是正することにより、筋肉の張りを取ります。これはPRTとスティルテクニックを使用します。 バランスが是正されると、筋肉の張りは勝手になくなり、それだけで首の周囲、首回りがすっきりするのですが、更に筋肉の張りが取れるのに伴い、筋肉の膨張によって行く手を阻まれていたリンパ液、血液がどっと流れて行き、ほっそりします。 リンパマッサージなどでさすったり揉んだりしなくても、リンパは通路さえきちんと確保されれば勝手に流れます。 通路の確保をせずに、さすって流してもそれなりの効果はあるでしょうが、元々の通路がほそくなっているので、すぐに渋滞が発生するのは目に見えています。 例えば 渋谷の歩道な

施術の合間

イメージ
今日は施術の合間にキアズマ珈琲で一杯やりました。 施術所から徒歩数分。施術に空きができたら最も行ってます。 jazzの流れる中、昔の家を改造した店内でマスターが静かにネルドリップを入れてくれます。 店は鬼子母神の表参道にあり、行き交う人を見ながら術後の一杯もいいかもしれません。 http://co-trip.jp/article/7982/ #キアズマ珈琲 #雑司ヶ谷 #頭蓋のゆらぎ

暖かくなりました

イメージ
施術所もすっかり暖かくなり、これから暫くは冷暖房なしで大丈夫そうです。 雑司が谷周辺は桜の名所多数ですが、一気に開花した模様。写真は近くの神田川です。 #雑司ヶ谷 #頭蓋のゆらぎ

奥深い感じの腰痛について

腰痛の患者さんはコンスタントにいらっしゃいます。 とりあえず標準施術として、仙骨のゆがみを直し、寛骨(かんこつ=骨盤の上部の骨。ベルトが当たる部分)のずれを調整して行きます。 これで治る方もかなりいらっしゃいますが、かなり痛みが取れるものの、まだ何となく残ることも結構あります。 この残った痛みが鋭い場合は、 足首や、踵に強い圧痛 がある場合が多く、ここをスティルテクニックや、PRTにより歪みや靱帯の緊張を取ると改善します。 足首、踵は腰の歪みが最終的に溜まっていく部位で、腰の悪い人はほぼ間違いなく歪んでいます。 もちろん逆もありで、踵、足首の歪みにより腰痛になる場合も多々あります。 さて、話を本題に戻し、標準治療後に残った 腰痛が「鈍痛」「場所が上手く特定できないが、とにかく全体的に痛い、または重い感じがする」 と言った場合に 狙うのは内臓 です。 つい最近も、色々施術に行ったが、奥底にある腰痛が取れず、仰向けに寝られないという方がお越しになりました。 この方にも順当に、一回目は標準施術。これでかなり取れたのですが、やはり長時間仰向けで寝られない。骨盤のずれ調整により、長年あった肩こりは取れたとのこと。 そこで二回目に足首。これもかなり効いたが、もう一歩。 そして三回目に内臓への手技(しゅぎ=器具を使わず、素手だけで行う技・施術)を行ったところすっきりと腰痛や腰の重さが取れました。 先日それから一週間空けて四回目の施術を行いましたが、痛みは再発していませんでした。 骨盤も一回目の施術以来揃ったままで、肩こりは一回目以降感じていないとのことでした。 内臓、特に骨盤の中にある内臓=直腸、膀胱、子宮など、の位置の悪さや、可動域の低下(要するに固くなっている)は漠然とした痛みや、体調不良を引き起こすことが多いのです。 私の行う内臓への施術はほぼ手を当てているだけに近いものです。一度お試し頂ければと思います。

お子さんをお持ちの方へ

特にお子さんをお持ちの方はご一読下さい。 お子さんが相変わらずよくお見えになります。 多動、発達障害に頭蓋仙骨療法が良く効くということがネットでよく取りざたされているからだそうです。 多動、発達障害は非常に難しい問題で、頭蓋仙骨療法が果たして本当に有効であるのか、どの位の頻度でどの位の期間受ければ改善するのかは正直私にも分かりません。 ただ、依頼を受けて施術を多数するなかで確実に見えてきたのは、これらの障害を持つとされて来院した子供の100%が体に重度の歪みを抱えていたことです。 これは体には首凝り、肩凝りとなって現れます。 また、特にそこら辺に問題のない子供でも、体の歪みから来る苦痛から不登校や、不定愁訴を抱える状態になっているのも多数見て来ました。 現在は小学生、中学生、高校生には(特に学年が下がるほど)肩凝りや、首凝りなど存在せず、気のせいであったり、気力、気合不足、育て方の失敗などとされることが多いですし、体の不調を訴える場合はとりあえず内科に行き、何か適当な病名を付けられて(体の歪みからくる不調は、西洋医学的な世界観では病名をつけることが不可能です)薬で誤魔化すようにしのいでいることが殆どだと思います。 しかし、漢方薬も含めて、薬では体の物理的な歪みを消し去ることは不可能です。 これら多くの不調の原因が実は単なる体の歪みであって、歪みを取れば殆どの問題が綺麗に無くなってしまうことも多々あり、これは今後大いに喧伝してゆかなけらばならないことだと使命感を持っております。 現在、90分で6500円という一般市価からすると非常に安い値段で施術を行っております。 施術で全て治るとはもちろん限りませんし、やってみないと分からないのも実際ですが、子供の不調や成績不良が体の歪みから来ているという視点は今の世の中に本当に欠けていると思います。 子供を責めたり、自分を責めたりせず、一つの解決方法としてお試し頂ければと思います。

小学生でも大いに歪んでいる

相変わらず小学生の依頼も多いです。 多くは多動、発達障害(学習障害)に対する頭蓋仙骨療法の依頼ですが、 私は必ず歪みへの施術を先に行います。 今のところ多動、発達障害等の依頼でお越しになった 子供のほぼ100%が相当な歪みを体に持っていました。 これは私もこの仕事を始めるまで想像もしていたかったことで、特筆すべきことだと思います。 素人でも充分に分かるレベルの歪み、肩凝り、首凝り、腰痛を抱えておりますので、 一緒にお越しになった保護者の方に 歪みや肩凝り、首凝りを実際に見たり、触って貰ったりして、 チェック方法の指導も行っております。 歪みが何故起こるのかは大人と違ってよく分からないことも多いのですが、やはり姿勢や体の使い方の癖、机や椅子の形状などの大人でもありがちな問題と、発達による体のアンバランスが組み合わさっている感じがします。 もの凄い歪みを抱えていても、本人には治った経験がないので 「こんなものだ」 と思っているケースが殆どです。 何度か治して行くうちに、治った状態と、歪んで居る状態のギャップを把握してゆき、 自分の体が現在どの様な状態にあるかが分かってくるようになります。 症状は 小学一年くらいから出始め、高校、大学生まで幅広いです。 朝起きられない、集中力がない(首などが痛くて授業に集中できない)、体調不良で登校できない 等の症状を抱えているお子さんのうち、半分くらいが体の歪みの施術で改善しているように思います。 育て方を間違えた、 根性がない、 集中力がない、 と 自分やお子さんを責めるばかりで無く、 肉体的な問題も考慮に入れてみるのも重要なことだと思います。 歪みが主の場合、それだけであっさりと色々なことが改善してしまいます。 (そうでない場合もありますのでご了承下さい。) さて、歪みが取れた時点で色々改善するのも確かですが、やはり多動や発達障害が本格的にある場合はそれだけではやはり無理で、頭蓋への施術や頭蓋仙骨療法を行います。 これについては、ネットで多動、発達障害に効くということが喧伝されているようで、それを見た方々からの依頼が非常に増えています。 確かに受けると非常にスッキリしますので、この感じが脳の働きにも良い影響を与えるのだ

足首施術の重要性

屋号だけ見ると、頭蓋専門店のようですが、 足首への施術も 多く行っています。 肩凝り、腰痛、腹部の不調などを改善するのに大変重要な部分です。 10年以上続く肩凝りが腰への施術で改善して2ヶ月以上経つ方が居られるのですが、最近足のだるだが気になってきたと言ってお越しになりました。 このように、 ずっと気になっていた部分が取れると、その他の場所が気になってくる ことはよく有ります。 年単位で肩凝り、腰痛を患っていた方は、基本的な症状が3回~5回の施術で8割方取れた後、ジワジワと様々な症状が出ることが多いです。 いずれも不快症状に近いもので、以前の基本的な肩凝り、腰痛に比べれば遙かにましなものです。 しかし、大物が消えると、こういう小さな不快症状が案外気になるので、これを小まめに取り、よりよい体調を目指して行きます。 こういう時に往々にして問題になるのが足首です。 動かしてみて、動きが渋い場合は十中八九肩や腰痛などに悪影響を及ぼしています。 自分で動かすと普通に動くので、問題なく感じる場合でもテストをすると非常に動きが渋いことがあります。 そうでなくても 捻挫を何度もしていて、何となく自分でも不安定な感じがある 明らかに左右で動き(可動域)が違う 自分でも動かしにくい。痛みがある。 といった顕著な自覚症状がある場合は要改善です。 例えば肩凝りの場合、骨盤のバランスの方が全体に与える影響はもちろん大きいので、 始めはやはり骨盤への施術が中心になるのですが、 骨盤が整い始め、7割~9割症状が取れたのに、何となく肩周りに痛みや違和感を感じる時は、 足首の不調である可能性があります(後は内臓の不調の可能性も)。 その為、一通りの施術が終わった方に行うことが多い施術です。 足首への施術は非常に優しいもので、大体の方が気絶するように寝てしまい 「こんなに気持ちいいと思わなかった」 という仰います。 施術を受けてみないと、ちょっと想像ができないかな、と思いますがとにかくよく効きます。 あなたのしつこい肩凝りは、骨盤から、さらには足首から来ているかもしれません。 ご予約はホームページからどうぞ

インフルエンザの体の歪みへの影響について

このところ、インフルエンザが流行っており、患者様の中にも年末年始に寝込んでいた方が数人居られます。 風邪には体の歪み、疲れを解放する働きがあるとも言われ、無理をせずにゆっくり寝て回復させると風邪をひく前より体調が良くなるとされています。 しかし、インフルエンザは感染症であるため、そうはいかないようで、治った後も体の歪みが強く発生し、長引くケースが見られます。 普段なら気になって出来ないような無理な体勢のまま、体がしんどいために気づかずに長時間寝てしまったりするのも原因のようです。 インフルエンザは終わったけれど寝違え症状、腰痛症状、手や足の痛みが残る方はご相談下さい。

10年以上続く肩凝りの解消について2

以前の記事→ こちら の続きです。 長年の肩凝りの解消は相変わらず大体が口コミですが、HPや当ブログをご覧になって新規にお越しの方も週に2人以上は居られる状態が続いております。 前回の記事を書いてからも何人もいらっしゃいましたが、現在効果が出せていない人は居ません。 まずは、骨盤と仙骨の傾きを治すだけで大体解消している様です。 この施術で肩凝り、首凝りが半減~7割減するのですが、 長年患っている方はここから、完全解消に至るまでがやや時間がかかります。 ただ、この解消は張っている筋肉だけにアプローチするマッサージや鍼のように一時的なものではなく、 根本的な体の組み立てを改善しますので、一度きちんと施術すれば、ずっとその状態を保てるようになるのが大きな特徴です。 長年、凝りに苦しんでいた人に話を戻しますと、体中に歪みが波及しているので、ザッと大体の歪みを取ると、後から後からまるで湧いてくるように色々な部位の歪み、痛みが発生してきます。 これを小まめに消していきます。 しかし、皆さん着実な変化と解消を感じることができるので、顔色は大変明るいです。 通えば通っただけ積み重ねになるのが、当施術の特徴です。 最近の例ですと、肩凝りが施術後は完全に取れるが、3~7日位すると、何となく戻ってきてしまう。 もちろん、完全には戻らないですが、肩凝りが3割くらい復活してしまうという方が3人ほど居ました。 骨盤の動き、位置は正しい状態で安定しており、これにより肩凝りが7割無くなったのは間違いないですが、逆に言うと、残りの3割はどこか思いも寄らない所であることが推測される訳です。 ここまでの施術は三人とも同じものでしたが、ここから先はより問診やテスト、直感を総合して詰めていきます。 一人は、第二胸椎の前側の障害でした。 これを取ることにより、奥に芯のように残っていた肩凝り感を解消することができました。 これはまあまあ良く有る部位です。 PRTという手法で取りました。 もうお一方は、膀胱でした。 ここの固さが最終的な腰痛に繋がり、これが首上部の凝り感に影響を与えていました。これはバラル内臓テクニックにより、解消です。 これは基本的に手を当てているだけ。皆さんに 「何をやっているか分からない」 と驚かれる手法です

2015年ご挨拶

みなさま2014はありがとうございました。 多くの方にお越し頂きありがとうございました。 昨年今の技術が1だとすると、今は3くらいに伸ばせた感があります。 来年の今頃は5くらいにしたいです。 対応出来る症状もかなり増えました。 今年は9月以降にかなり施術力が伸びたと思います。 しかし、技術にはまだまだ不満が多くあります。 将来は今の3を、100くらいにしたいという気もありますが、目標は直線的延長線上にはなく、次元を変えて行く必要があるとも思っています。 見立て、施術の正確さのスピードアップを計り、より多くの方に施術を可能にするとともに、さらに多くの症状へ対応出来るように研究を重ねたいと思います。 仕事を通じて人を活かし、自らも活かされていくように努めて行きたい。 ということで、1月1日から縁起良く仕事を始めております。 来年も宜しくお願い致します。