学生(小学生以上)への施術の勧め。
先日半年ぶりに来た小4。 腰が重く、肩凝りと首が痛いというサラリーマンの様な訴え。 常日頃小学生からの整体の必要を訴えている私ですが、それでもある程度大人よりは軽く見ているのも事実。 しかし今日は右骨盤の前傾(腰痛のもと)、十二指腸の緊張(腰痛と倦怠感のもと)、中臀筋の過緊張(腰痛のもと)、頸椎4番の回転ズレ(肩凝りのもと)、後頭直筋の張り(頭重感のもと)、胸椎4番前傾(胸が閉じて姿勢が悪くなり、気持ちも萎える)とかなり重症のPCオペレート系サラリーマンそのものの疾患オンパレード。 覚えていて、チェックしただけでこれだけある。 これだけあると、相当不愉快であることは間違いない。 しかし、小学生は肉体経験値が低いので、自分の不輸快感を適切に言葉に出来ない(これは大人でも案外難しい。お医者さんに行って症状の説明に困った人は多いはず。外国語になると本当に困難なことも知っている方も多いと思う)。 結果的に大体が気力不足、やる気が足らないという様な精神力の未熟さに帰結されてしまうことが多い。 もちろん、小学生の体が歪んだり、肩凝りなど起らないという「常識」に基づいた予断も多分にある。 健康的な生活を願うならもちろん、成績を伸ばしたい、良い進学をさせたいと思うなら沢山塾に行かせたり、習い事をさせるのと同時にきちんとした体のケアをしてあげるのがこれからの必須事項になるのではないかと思う。 正しい整体は、薬を全く使用しないので、子供の肉体に与える負担は全くない。 所見は山盛りだが、実際の施術は30分掛かっていない。 小4男子が目を丸くして「お母さん、体が全然違うと訴えている」 あの驚きは体験した人じゃないと分からないだろう。 お母さんも僕の施術の体験者だが、それでも息子の驚きが少々オーバーなんじゃないかと疑っている節もあった。 でも、施術している僕にはその感動がはっきりと分かる。 小4の彼と顔を見合わせて 「全然違うよね」 「はい!」 と目で会話を交わした。 いつもふざけていることが多い子なのだが、帰りに ありがとうございました、と90度以上深々とお礼をして帰ってくれた(笑) もちろん、気力がないだけ、だらしないだけという子も多いだろうが、子供の訴える体調不良に耳を傾けてみることを是非お勧めします。 お子さんをお持ち