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施術例4 継続治療の効果について報告(冷え性と膝)

冷え性は、相談を受ける件数が非常に多い症状。 肩凝り、腰痛で来られる方が 「冷え性もひどいので出来たら…」 とついでに要望されることがよくあります。 冷え性は、体の全体的なエネルギー状態や、意識の状態と密接に関係するので、 一発で治ることが難しいかもしれませんが、コンスタントに施術を受けていると、 改善することが多いようです。 その一例を挙げます。 この例では、 冷え性と、一気に治すのが難しい膝がコンスタントな長期施術によって改善した例です。 (注・現在は、膝への施術はもっと進化しています。2018年記) この一年以上きっちりコンスタントに一度も休まず月1回受けてくれている方がいる。 初めは酷い肩凝りと膝痛だったのだが、3回目くらいから肩凝りは特に発生せず、 この一年間は酷い肩凝りとは無縁だったと喜んでおられた。 肩凝りは得意分野なので1度目の施術でかなり確かな手応えを感じて頂けることが多い。 1回目の劇的な効果に感動して頂けることも多い。 そしてその後、あまり症状がきつくなくても月1回程度来て頂ければ、 ほぼ酷い肩凝りと無縁で過ごせることは充分にあり得ることである。 P RT(ポジショナルリリースセラピー・カウンターストレインともいう) は筋肉の緊張を除去し、 頭蓋仙骨療法は緊張の元となる精神的な緊張を除去する。 両方とも肩凝りには非常に適した組み合わせだ。 この方も、肩凝りが取れるので基本的にそれで充分だ、というスタンスで通ってきてくれていた。 3回目くらいから肩凝りの除去にあまり時間を取られなくなってきたので、 膝にも意識した治療を行いはじめた。 そして一年。気がつけば、 以前出来なかった正座ができるようになっている。 そして、冷え性も半減した、というのである。 肩凝りに比べ、劇的な改善感がなかったため、その都度はあまり実感がなかったのだが、 気がつけば膝も、冷え性も症状が半分以下に軽減した、ということだ。 いつの間にか、以前二枚はいていた靴下を一枚にしている自分に気がついた、 という感じであるようだ。 だれでも必ず、という訳ではないかもしれないが、これは事実。 肩凝りの治療などで「全体が軽くなった」と思われる方は、 症状

頭蓋のゆらぎとは何か?その適応症

頭蓋のゆらぎでは、数種類の施術を組み合わせています。 頭に限らず、全身に対する、 触れるだけ、又は非常に弱い力で行う施術 数種類をパッケージしたものが 「頭蓋のゆらぎ」と考えて頂きたいと思います。 中でも ①体の痛み、歪みを取るもの ②頭蓋骨の調整、頭蓋骨と仙骨との間のエネルギーの流れを整えるもの(ミッドタイド) と大きく二分されます。 ①は、腰痛、肩凝り、五十肩、膝の痛みや、足が上がらない、等々 ②は、ストレスによる肩凝りや、首コリ、顔のコリや、不眠、頭痛など に対応します。 体の痛みは歪みが主ですが、歪みだけでは語りきれないものがあるため、 患者さんの様子に合わせて適宜①②の比率を変えて施術します。 場合によっては内臓テクニックも駆使します。 これは非常に有効なテクニックです。 要するに、体から、精神まで何でも対応します。 更にこれらに共通するのは、 全てほぼ触れているだけで、痛くない ということです。 ただし、全く触れないで気功の様に遠くから手をかざしているだけ、というわけではありません。 圧痛点をチェックするため、背部、腹部、臀部、脇付近などを一通り触診によりチェックはします。 その点はご了承のうえ、お越し下さい。 適応症は? 上気したように、数種類を私がオリジナルに組み合わせたものです。 適応症は幅広く、 カイロ、鍼、マッサージといったように、一つの技だけを行っている店舗とは、 比較にならない守備範囲であるのが特徴です。 現状、初診の方には、全身の痛みを取った後、ミッドタイドや、頭蓋仙骨といった頭系の施術を 組み合わせ、一通りの改善を行っています。 90分ほどかかっています。 2回目、3回目以降は、状況に合わせておこないますが、頭系のウエイトを増やしています。 頭蓋仙骨は珍しいですので、興味で来られる方も多いです。 これはこれで、歓迎です。 しかし、マッサージや鍼のように、どんな状況の方にもそれなりの感覚があるものではありません。 これまでの経験から、あまり悪いところや、自覚症状が無い方は、すっきりはするものの、 それほど感動は得られないと思います。 本当に痛み、苦痛、疲労などで困っている方向けといえる

高校生を施術して思う。受験と整体。

本日、高校生を生徒男女半々で6人施術。 全部私の教え子なんですが、私が学校のない時間は整体をやっていると聞いてやってきてくれました。 施術は、PRTと頭蓋仙骨療法中心。 うち3人は 小学生の終わりくらいから、気がついたら深刻な首の痛 みと肩凝り。 チェックすると、いや、こんなに歪んでてよく平気だな、と思うく らいの歪み方。 しかし、彼らは人生経験が浅いので、どのくらいが酷くて、どのく らいが酷くないのかが分からない。 痛いのは間違いないが、我慢すべきレベルなのか、 我慢していると駄目なレベルなのかの判断がついていないことが今日よくわかった 。 相当な歪みを抱えている生徒も、真面目な子はこれは克服すべきだ 、とか、気力が足らないとか言いながら頑張っている。 本人の感覚というのは、基本的には本人にしか分からないが、 施術 者は触れば障害が大体どのレベルかは分かる。 ... これは、頑張れと言う方が無理だな、という子が2人。 1人は、親に背骨が曲がっていると言われて最近気にしている、という訴えでチェック。 確かに胸椎の8,9番辺りで右に湾曲。 背骨がずれているのかと思ったが、よくチェックすると背骨のずれ にしてはカーブが緩やかなので、これは筋肉の不均等だろうと思い 、骨盤のズレを取るとかなり取れた。 最後は頭蓋のゆらぎによって緊張を除去したら、ほぼ まっすぐになった。 最終的な原因はストレスによる、神経の誤作動 が大きかった。 こんな感じで、体に西洋医学で判断できるレベルではないものの、 かなり重篤な歪みとそれにともなう苦痛を抱えている子は多そうだ 。 だらだらしている子、ちゃんと座っていられない子などは性格がだ らしないこともあるだろうが、体が歪んで居て苦痛なのかも知れな い。 そして、 人生経験の浅い彼らは、その苦痛が正当に訴え、治療すべ き苦痛なのか、我慢すべき苦痛なのかの判断がついていない様子だ 。 一般的に言う「ダメな子」や、頑張っているけれど結果の出ない子 には、肉体から整えて行くというアプローチも必要なのだなと、長 年教員をしていて初めて具体的に思い至った。 悪いから医者に行き、薬をもらう、という発想ではなくからだの全 体的な調子を習慣的に整える、という発想だ。 ところで、施術

施術回数について。一発で改善するか?

今回は施術回数の話。 先日職場の人と話をしていたら、膝が痛く、病院に行っても治らない。 「鍼灸に行ったら、最初の五日間毎日通えといわれたので毎日行って、 その後一ヶ月は週に2回。 二ヶ月経った今は良くなってきたので週に1回にした」 と言っていたのを聞いて「いいお客さんだな~」としみじみと思った。 是非ウチにも通ってもらいたい(笑) こんなに無茶苦茶な治療スケジュールを立てる鍼灸師も鍼灸師だが、 ちゃんと従ってくれる人が居るというのも凄い。 しかし、これはあながち極端な例ではなく、このような例はわりと聞く。 二ヶ月経って大体治ったのは、単に急性期から時間が経っただけではないか? と首を捻りたくもなる。 さて 頭蓋のゆらぎ では、大体数回でよくすることを目標にしている。 腰痛も1回の治療で大体普通に歩いて帰れるようになる。 痛みを半減させるまではいけることが殆どだ。 痛みが半減すれば、大体歩ける。 五十肩が1番やっかいだが、痛みの半減くらいまでは何とかなる。 「これで普通に暮らせる」と思って頂けるまでに1回~3回で何とかなることが多い。 しかし、数日~一ヶ月程度で元に戻ってしまうこともある。 完全に来院前の状態に戻らなくても、痛みがかなり出てきてしまうこともある。 そういう場合は、一週間後にもう一回。 これを数回繰り返す。 全体で3~5回で大体症状がおさまることが多い。 要するに、 ①1回でほぼ症状はとれることが多いが、再びその症状が現れるのたり、 症状が安定しないこともあるので、完全に取るには3~5回が目安になる。 ②しかし、立て続けに毎日3回、ということはあり得ない。 当院では、 体の状態が落ち着く、一週間程度間 をあけて頂くことが殆どである。 ということです。 この 1回で症状の殆どが大体取れる。 間は一週間以上空けることが殆ど。 全部で5回が一つの目安。 というのは、 平均から見て相当いい成績 だと思います。 当院に来客される方は一度整体難民化した方。色々な所に行ったけど治らなかった方が多いのが証明していると思います。 長年の強い症状、苦痛をお持ちの方は、上記を目安に来院下さい。 いたずらに回数を増やすことはしない

小顔とは何か??

私は、この施術メニューを開発するまで巷に溢れている 「小顔施術」なるものは、極めて胡散臭いものだと思っていました。 男の目線ですと 「小顔になってどうする?そもそも顔が小さくなるわけないじゃん」 と思っていたのです。 それがなぜ今積極的に行っているかというと 首回りの施術や、骨盤の施術を行ったあと、 多くの患者さんの顎が非常にすっきりしているのに気がつきました。 これは、世の中で言う小顔なのではないだろうか? と思っていた矢先、あるうどん屋さんで、簡易に施術してみたところ 本当に顔が小さくなったと大喜びされ、こんなに喜んでもらえるなら もう少し熱心に研究してみようかと思ったのがはじまりです。 その後興味を持った私は、女性のお客様何人かに施術後感想を聞いてみたところ、 大変効果が高いと非常に喜ばれました。 骨盤調整からきちっとやりますので、基本的なレベルから顔色が明るくなり、肌質もよくなる。 頭蓋骨調整をやりますと、目がぱっちりとして目の光が大変強くなります。 これに顎周りの施術をやると頬の横がすっきりします。 首、特に第一頸椎の歪みを矯正すると、リンパが流れやすくなるようで、 瞬間的に 顔のむくみが取れていきます。 これらの相互作用により、 実際骨格ごと変わるわけではありませんが、確かに顔がずいぶん小さくなった印象を受けます。 顔、というより、頬から顎にかけてのフェイスラインがすっきりとし、ほうれい線のある辺りが凹む感じです(ほうれい線も取れます)。 これが世でいう小顔の正体です。 現在は、頬の筋肉(内外の翼突筋)や、首の筋肉の張りを首の骨そのものの調整によって ほぐすなど、小顔に特化した施術を追加することで、 より高い効果をあげられるようになりました。 筋肉をほぐすと言っても全て頭蓋仙骨で利用する特殊な技の応用で、ほぼ触れているだけです。 大変気持ちよく、熟睡必至。 頭も顔もすっきりする小顔は、胡散臭い存在から現在は当院人気メニューかつ、私のお気に入りの技の一つになっております。 何より、お客様の喜び方が凄い。 手をつかないと立ったり座ったりできないとか、杖がないと歩けない、という様な方々を治し、喜ばれてきましたが、それに匹敵する喜びをみなさん感じるようで

新中野施術開始

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注・現在は行っておりません 本日、新中野の Always Laughing にて施術してきました。 これから、毎週木曜日午後を原則としてここでの施術にあてます。 広々としており、空調も、音楽もばっちりの非常に素晴しい空間です。 着替え場所もありますし、かなりゆっくりして頂けると思います。 一階はローソンで便利。 そして何より、 丸ノ内線新中野の駅出口 から ホンの10~15秒ほどです。 こちらでのご予約は、頭蓋のゆらぎのではなく、 直接 Always Laughing の方にお願い致します。 http://always-l.com/     03-6300-0552  空間を贅沢に使用します。 基本的に一名貸し切りで、このスペースを使います。 すぐ下は青梅街道です。 一階はローソンとなっておりますので、見つけやすいと思います。

東京新施術場所のお知らせ

注・これは終了しております 以前お知らせしましたように、中学からの友人が経営するヨガスタジオ   Always Laughing  新中野店  http://always-l.com/  において、 9月20(木)より週1回を目処に施術を行います。 場所: 東京都中野区中央4-1-3 ボニータ新中野ビル2F     丸ノ内線・新中野駅4番出口を東へ、 徒歩10秒、ローソンの2階 原則として、 木曜日の14時~17時半受付開始 で行います。 本来施術8000円、小顔2000円のところ、キャンペーンとしてしばらくの間 料金6000円(60分程度) 小顔1500円(15分程度追加)  とさせて頂きます。 この機会に是非お試し下さい。 こちらの予約は、Always Laughing にて受付ております。 03-6300-0552 まで、よろしくお願いします。

小顔、さらに

補注・これは五年前の記録です。小顔の効果、維持はこの頃よりずっと進んでいます。 友人のヨガスタジオも元気に営業中です。 昨日は、中学からの同級生が経営する中野のヨガスタジオ オールウェイズ・ラーフィング http://always-l.com/ に行ったついでに、オーナーに小顔を施してみた。 40半ばにして、腹筋はシックスパックで、 ヨガとトレーニングのおかげだろうか、顔はピカピカ(又はテカテカ)である(笑) 歯科医としては最難関の大阪大学歯学部を出て、歯科医師をしていたが、 大手フィットネスを経て、独立した変わり者だ。 頭蓋のゆらぎにおける小顔は、以前書いたように、 口周りの筋肉、骨をほぼ力を使用しないでじんわりと矯正していく。 歯科医師は、口周りのプロである。複雑な顎周りの解剖学なども鬼のように詳しい。 さらに、フィットネスのプロは美容のプロでもある。 感想を聞きたく、終業後のヨガスタジオで施術開始。 まずは、効果は半分だけ。 う~ん、我ながらなかなかの効果。ビックリ。 オーナー、周りに居た人共々 「あっ!!」とか「へぇ~!!」などなど。 この時点で、半信半疑だったのがぬぐえたようだ。 そこで両方。これは、側頭骨、頬骨を含めてちょとじっくりと。 本人は、10才以上若返った!、ほうれい線が消えた! と大喜び。 かなり確実なようです。これまでの施術データでは、概ね 少なくとも丸1日は持つ 様であります。 更に日持ちのする施術法はあるのか、継続すると本当に基本的に小顔になるのか? これはまだ今後の課題。 腰痛、肩凝りや、手足の痺れ、顔面麻痺などももちろん施術していきますが、 小顔自体もなかなか面白いテクニックで、今後どう展開していくか分からないし、 とにかく皆さんの反応がよくて面白いので、暫く続けます! お気軽にお問い合わせ下さいませ。

施術例3 腰痛

最近、思い出深かったのは、先月末の香川。 大阪から来たうどん屋さんのご家族が、うどん屋巡りをしていたのに途中参加。 その中に、杖をついて歩行がままならないおばあちゃんがいた。 うどん屋大将のお母さんだという。大将に名刺をお渡ししたのが、それを見たお母さんが、 是非、今から見てくれないか、と話しかけてきた。 聞くところによると、杖をついているのはこの二月あまり。この一月が特に酷いという。 本当はこの旅行に来るつもりはなかったのだが、皆が勧めるのでやってきた。 今、この名刺を見て、お大師さんの導きではないか、と閃いたという。 大変な話である(笑) それでもOKして、急ぎ手配、その他ご一行とは別れて、私はおばあちゃんの施術に急遽専念することになった。 ベッドに横になるのに30秒。これだけで体力を消耗するので、その後荒い息が収まるのに一分。 寝返りを打つのに30秒、その後、同じく一分はゆうにかかる重症だった。 安請け合いしたものの、これはヤバイかも、と少々思ったが、30分ほど施術。 まず寝返りがスムーズに打てるようになった。 障害がないと何とも思わない寝返りであるが、腰痛などがあると、本当に一苦労であるのだ。 そして、もう10分ほど。 突然、ベッドから飛び降りて走り出した! とはいかなかったが、 ベッドから普通に降りて、10メートルほど歩けるようになった。 本人は、手を叩いて大喜び。 僕も見ていて嬉しくなった。 大阪に帰るという翌日、もう一回施術。 本来、2日連続は不要なのだが、症状と、状況を鑑みて施術してみた。 とりあえず、杖はなくても大丈夫。 あくまでも補助の領域に止めることが出来た。 長持ちすれば良いのだが、今どうだろう。 次の、大阪施術が楽しみである。 次にもう一例。 もっと深刻で、この一年間、膝が曲げられない、かがめない、という例。 膝にも来ており、階段を前向きに降りられない、 台所の下の戸棚の物を出せない、という典型的な腰、膝症状である。 これはちょっとかかって、1時間ちょっと。 普通にしゃがめて、歩けるようになった。 これもご本人、手を叩いて喜んでいたので僕も思わず手を叩く。 嬉しいと、自然に手を叩くんだね。人間。

施術例2 顔面痙攣とボツリヌス菌

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補注・この施術から6年たった2018 年11月現在、再発はありません。 7月末は、大阪、香川と施術行脚をして帰京したのであるが、 戻って実家に行ってみると母親が浮かぬ顔である。 出かける前から左目の下が痙攣する、と言っていたのだが、 僕はあまり大したことではないと放っておいた。 しかし、余りにも鬱陶しいので病院に行ったところ、 基本的に直らない病気であり、ボツリヌス菌を打ちながら様子を見ていくしかない、 と言われた、ということで、パンフレットを見ながら気落ちしている。 これがそのパンフレットだ。このようなモノを作るのであるから、相当患者数は多いのだろう と調べてみると、やはり4万人ほどいるらしい。 中には、高齢の女性に多いとある。 更に、下が光っていてやや見えにくいのであるが 「 自然治癒はない」と明記してある。 そして治療方法は、ほぼ唯一、ボツリヌス菌の注射、と最後に書いてある。 皺取りで有名になったこの菌、元は細菌兵器でもある。 筋肉は神経から来た信号をアセチルコリン、という神経伝達物質を介して受け取るのであるが、 アセチルコリンの働きを阻害するのがボツリヌス菌である。 筋肉への信号を化学的に遮断することにより、 筋肉を強制的に動かなくするわけだ。 筋肉というと我々が普通手足の動きといった目に見えるものを思い出すが、 呼吸、瞳孔の動き、内臓の働き、呼吸も筋肉による支配であるから、 ボツリヌス菌が体に入ると、目に見える体の動きが悪くなるだけでなく、 呼吸などの体の基本的生命維持機能もはたらかなくなり、死んでしまう。 大量で全身に回るとこのように大変恐ろしい症状を引き起こすが、 痙攣している部分に上手に少量注射すると、痙攣している筋肉がだけが動かなくなる。 そしてあくまで見かけ上だが、筋肉が痙攣しなくなるので治ったように見える。 という発想の治療法だ(根本的な意味で治療と言えるかどうかは疑問だが)。 しかし、量を誤ると、上記のとおり当然ながら相当恐ろしいわけで、 こんな紙も添付されている。 ここにも、四万人の患者がいるとある。 持続は3~4ヶ月。 この間、 神経が発する電気信号がボツリヌス菌に

施術例1 五十肩

最近記憶に残る施術は、五十肩です。 数ヶ月前から手が揚がらない。 医者に行ったらレントゲンを撮り、所見無しなので、あとは痛み止め処方。 どうしようもなく、鍼、整体に行ったけど効果無し。 よくあるパターンです。 手や肩の痛みやしびれの場合、 とりあえず、西洋医学者に診て貰うのはお勧めです 。 やはりレントゲンや、血液検査は我々にはできませんし、 私には手の付けられない内臓疾患などが見つかる場合もあります。 しかし… 検査結果の9割は所見無しです。 違う言い方をすれば、原因不明です。 重篤な疾患ではないのは、喜ばしい限りですが、 そうなると手が付けられない医者が多いため、 痛み止めなどの対処療法の為に時間とお金を費やすことになります。 しかも、あんまり効きません。 「三ヶ月くらい通い続けたら何となく良くなってきた気がする」 という様な声をよく聞きますが、それは何かが効いたのではなく自然治癒力で、 三ヶ月して勝手にあなた自信の力で改善されたのだと思います。 鍼、マッサージに行ったが効かなかった、というのも頷けます。 鍼は本来とても良く効くのですが、効かせられる人は星の数ほどいる鍼灸師のうち、ひとつまみです。 免許を持っている私にはよく分かります。 マッサージが効かないのも、表向き、無理に柔らかくしているだけで、根本の改善をしないから。 骨同士の歪み、それを繋いでいる靭帯の堅さや損傷を改善しなければ、五十肩を軽減することは難しいと思います。 当施術では、やはり骨盤、 やっぱりまずは骨盤を正します。 これは基本です。 そして骨盤と、肋骨、第二頸椎の歪みを矯正して動きを回復させることが多いです。 はなかなか難しいのですが、顕著な効果が出ることも多く、嬉しく思います。 一回での全回復は少々難しいこともありますが、根本的なレベルから、苦痛を和らげますので、 他の施術方法よりは遙かに効くと思います。 お試し下さい。 ご予約はこちらから!  CLICK

骨盤は整えるのか、勝手に整うのか

今の整体でブームになっているのが「骨盤」 確かに、肩凝りや背中の痛みを取る上でこの歪みを取るのが大きなポイントになることは確かです。 僕も施術では骨盤の歪みを初期段階でまずチェックします。 しかし、骨盤の歪みは、皆さんが思い浮かべるような、骨盤に力学的な力が加わったこによるもの以外にも、 内臓の不調や、精神的な緊張が原因 のことも多々あります。 町で 「骨盤調整」 の看板を掲げている店でやっているように、 一律にとにかく骨盤矯正してしまうという方法もありますが、これにはちょと疑問を感じます。 なぜなら骨盤の歪みは「取る」ことを目的にしなくても、 原因を調べ正しく施術すると、勝手に「ズレが取れている」場合が多いのです。 この場合の原因箇所は何も骨盤だけには限りません。 全身、多岐にわたります。 力学的にずれている場合以外は、 内臓や頭蓋 など、より高度な障害を帯びている箇所をしっかり治すことにより、 骨盤の場所はそっと、本来あるべき場所に戻ってゆきます。 いろいろな施術をしたあとに、正しく体が整ったかどうかチェックするために 最終的に骨盤がそろっているかどうかチェックする。 これはありだと思いますが、 とりあえず骨盤の形を揃えるだけ揃えて それで全身の調整が終わった、と安易に考えるのはおかしいと言うことです。 骨盤矯正しだした頃は、嬉しくて骨盤ばかり揃えていましたが、 今はまだまだ勉強中とはいえ、鍼灸を始め、PRT・スティルなど、 6種類くらいの施術を組み合わせて、一時間程度で効率よく、 効果の長持ちするように整えて行くかというパッケージングを考え始めてからは、 随分骨盤そのものを矯正する機会が減りました。 骨盤を整えること自体は実に簡単で、靱帯ストレイン法では30秒から1分ほど、 スティルテクニックに至っては、5秒くらいでほぼ完全な形に揃えることができます。 ☆骨盤の揃え方☆ 先ほど挙げた靱帯ストレインとスティルテクニックについて簡単にお話ししましょう。 前者は非常に安全なテクニックで、あらゆるタイプの歪みに効きますが、多分にセンスが必要であるのと、スティルに比べて効果が今ひとつです。 後者はほぼ魔術のような技ですが(笑)、再現性、普遍性は高いと思います。