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琴欧洲の肩施術をしてみました。そして肩鎖関節を入れてみました

こんな依頼があったのは昨年11月。 九州場所で肩の肩胛骨と鎖骨の間の関節を外してしまった大関琴欧洲。(角番だったので結果的に関脇になってしまった)の肩を、初場所までに何とかできないか… この関節は肩鎖関節といい、基本的には入れるには手術が王道である。 しかし、手術をしていると初場所に間に合わないということで依頼が某筋から来た。 これは難しそうだ、どうしようかな、と思ったが受けることにした。 12月頭に初めてみたときは、関節は3センチ程浮き出ており、左手は水平まで挙げられなかった。 その後8回施術。三回目の施術で、関節が入った。 肩胛骨と鎖骨の間の関節は、肩鎖関節といい、外れると基本的に手術なんですが、特殊施術で簡単に入れることが出来ました。 普通の人ならこれでOKなのですがここから相撲を取れるまで仕上げなければならないのが難しかった。 稽古を見に行ったり、結構研究した。 さて、結果は。 10回勝てば大関に復帰可能だったのだが、残念なことに、勝ち越し止まり。 しかし、初診から一カ月後に土俵にたつことができ、15日間相撲をとって勝ち越しただけでも充分な結果が出せたと思う。 またこの施術については後日詳しく書いてみたい。 当院に来られた方はただの民家ですので、こんな所に本当に来たのか?? と思うかもしれませんが、貰った手形を貼ってありますので、ご覧頂ければと思います。