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中高生への施術

学生といえば、小学生への頭蓋仙骨療法施術が多いのですが、 中高生も多く施術しております。これから春休みに入ると更に増えると思います。 中高生の多くは、 「体が歪んで見える」 「最近機嫌が悪い」 とか 「急に色々なことに投げやりになり、登校もしなくなった」 というような、深刻なものまでありますが、保護者の方が気にして申し込みになるケースが殆どです。 いずれにしても、病院では全く診断がつかないものです。 とりあえず痛みにはロキソニン類、気の塞ぎにはデパスや漢方などの処方、 内臓の不調には胃薬や整腸剤の投与により、 暫く様子を見ようということになったが、改善が見られないので、お越しになることを決めるようです。 もちろん、いきなりお越しになっても構わないのですが、とりあえず、病院で一通りの検査、診察を受けることは大切です。 ただ、病院での診察がファーストチョイスであるのは全く問題無いのですが、 中高生への整体、という概念が普及していないため、 とりあえずきちんとした病名の付けられない 「様子を見ましょう」 と言ったような症状の場合、ひたすら通院、投薬を繰り返し、あまりちゃんと改善しないまま、 何となく日々を過ごしてしまうことが多いように思います。 なったことがない、自称健康体の人には全く想像がつかないのですが、 体の歪みから来る肩凝り、首凝り、眼精疲労などの症状、 内臓の機能低下、腰の重さ、全身倦怠感のつらさ、しんどさは大変なものです。 大体が骨盤の歪みから来るのですが、 骨盤の歪みからくるこれらの症状は、毎度私が訴え続けていますが、 あまり知られていない上に本当に辛いものです。 親御さんにもそういう概念、発想がない場合、中高生本人には よりそのようなことわ分かりませんので、ひたすら 苦しみ続けます。 原因不明ですので 「頑張りが足らない」 「気力不足」 「意志が弱い。だらしがない」 といった方向に原因が向けられ、より本人を精神的に追い詰めてしまうことも少なくないようです。 保護者の方本人がこういう症状で苦しみ、 整体で改善した経験があればすぐに整体の方向に解決を求めるのですが、 そういう経験がない場合は、西洋医学の医者以外の所に行くの

入試が引き起こす?過緊張への施術

二月頭の中学受験で始まった受験シーズンも、ほぼ終了です。 この時期になると思いだす疾患、患者様の種類は、 毎年ボツボツとかならず何人か居る 「緊張感が取れない若者」 であります。 どんなにリラックスした状態でも、力が抜けきらない感じがする 寝ても寝られない。 体の力を抜いているつもりだが、背中や、首に力が入っている感じがする。 実際、触ると筋肉が緊張している。 頭の奥に、緊張の塊が居座っている気がする。 という症状です。 だからといって、何が起こるわけではありませんが、非常に不愉快な症状で、 すっきりすることはありません。 更に進むと、 目を閉じていると、体が勝手にねじれる 目を閉じて立てない 何か特定の動きをしようとすると、体や眼球が意図しない方向へ動く と実生活上でもこまった症状が出てきます。 大体お越しになるのは、 大学生から社会人になりたての若い男性。 発症時期は? と聞くと、 中学受験期 が圧倒的です。 中学受験が終わって、明らかに体が不調となり その後、中学、高校と違和感を抱きながら生活 20歳くらいになり、周囲と比較したりして、 明らかに自分はおかしいと自覚してお越しになることが多いようです。 大学生の場合は、これから就職しても疲れやすくてやっていけなそうなので、早めに直したい。 社会人の場合は、もっと楽に勤務をしたい、と。 いずれの場合も 施術は やはり まず体のズレを骨盤で取ります。 これでかなり肩周りは楽になります。 しかし、ズレだけで肩や背中が張っていた人は、骨盤やあとはその他の骨を調整してゆけば 筋肉はフニャフニャになっていきますが、 緊張感のある人はそれだけでは無理で、肩周りの筋肉に ゴムのような独特の張り感が残ります。 これはあと、頸椎への施術、 そして、頭蓋への施術が有効、というかそれでなければ取れません。 私は体と頭蓋と両方やっていますので、そのまま頭蓋への施術に移行します。 頭蓋への施術も2種類あり ①頭蓋骨そのもののズレ、動きの悪さを取る施術 ②頭蓋骨を通してエネルギーを調整する施術 とに分かれます。 これらと、 体の歪み除去を交互に、適切に組み合わ