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4月, 2019の投稿を表示しています

5月4、6日のセミナー案内

毎年ゴールデンウィークには、セミナーをやっているのですが、今年もやります。 今年は、頭蓋仙骨療法などで欠かせない 「一次呼吸」 を感じられるようになるとともに、 それを施術につなげていく講座です。 一次呼吸とは、肺でする呼吸の更に根源的なものです。 人間が動きを止めた時にでも、呼吸と心臓は動いていますね。 このうち、意思で止められる呼吸を止めた場合も心臓は動いています。 その他、心臓だけではなく内臓も動いています。 そして、微細に診ていくと、 各筋肉なども、それぞれ自己振動しています。 この、心臓を動かし、内臓を動かし、呼吸する力を発生させるエネルギーを 人間は一次呼吸という、根源的な呼吸で取り入れていくとオステオパシー(という治療体系・私も取り入れています)や、 頭蓋仙骨では考えます。 この動きは実は慣れてくると、簡単に感じることができ、 これを感じられるようになるのが、オステオパシーの基本です。 しかし、今回はオステオパシーがどうのこうのという、ジャンルや枠組みにはこだわらず、 とにかく私が施術をしていて、これは重要だ、と思ったことをお伝えします。 どれも、上手くなってくると、受けている人は、相手に触れられているだけなのに、 全身の力が抜け、とろけるようになります。 三回やります。それぞれ施術箇所が異なります。 それぞれ基礎知識はなくてもかまいませんが、 この微細な技は、受けたことがないのに人にするのは不可能なのと、 説明が長く必要になってしまうので、 私の患者さん限定とします。 一見さんは申し訳ございませんが、お断りします。 私と面識があるだけの方も、お断りします。 それから、 全ての技は「自分で自分にする」 のには向いていません。 自分がやってもらいたい人や、 自己ヒーリングを考えている人には不向きです。 あくまでも、人にやってあげて、喜んでもらいたい、という人向けです。 「自分にできますか?」という質問をいつもされるので、先に書き記しておきます。 しかし、家族同士で参加して、お互いに技を掛け合えるようになれば、家庭で自ら癒やされたいという願いも叶います。 一回やり切りの講座なので、座学や理論は簡単にして、 できるだけ実践しても

体は繋がっているという話 2

私が今整体をしているのは、 教員の時に体を壊し、その時に大病院では全く治らず、というか 相手にされず、町の整体で簡単に治ってしまった経験が元になっています。 教員が体を壊すのはニュースなどでよく聞くと思いますが、 やりがいはあるけれど、本当に体に悪い仕事です(笑) しかし、私が明確に体を痛めたのは更に前の、 大学受験の時だという自覚が明確にあります。 当時私は机で勉強するのが嫌いで、ずーっと炬燵で勉強していました。 何故か机と椅子が嫌いで、床に座って勉強するのが好きだったのです。 浪人もしまして、この間ほぼ自宅浪人状態だったので、1日10時間くらい座りっぱなしで勉強していました。 田舎でしたので、大学=国立大学だったので、私立は全く眼中になく、旧帝国大学クラスを目指して多教科の勉強を精力的にこなしていました。 浪人があまりに苦しかった私は、 私立大学の合格が出た時点で喜んで、早々に手続きしてしまい、 苦労して勝ち取った旧帝大の合格書類は封もあけないでそのまま捨ててしまいました! 苦労しすぎて正常な思考回路が失われていたのだと思いますが、 この時の勉強で明らかに腰を痛め、長く苦しむことになります。 ついでに言うと、早稲田に行ったのも失敗だったかもしれません(笑) 当時は自分の姿勢や、足腰の痛みなどにも無頓着でした。 大学時代は怠惰に過ごしていましたので、腰痛で動けなくなることはありませんでしたが、 教員になってからの多忙とストレスは何度も腰に来て、 朝出勤時に靴を履こうと前屈みになった瞬間に全く動けなくなり、出勤はおろか、お休みの電話をかけるだけで30分くらいかかったこともあります。 これは全て整体で治し、今はもう20年くらいは腰は何ともありません。 腰を治すと同時に体調も非常によくなり、腰痛は単独で発生するのではなく実は体調不良も伴うのだな…と深く実感したりもしました。 その治療過程でも特に印象的だった出来事を書きます。 担任も持ってバリバリと教員の仕事をしていた時です。 その時も腰痛が出て困っていました。このところずっと痛いなぁ。 もうちょっとしたらまた集中的に整体に行かなければ… そんな風に考えながら日々を過ごしていたところ、 休みの日に温泉に行く機会がありまし

体は繋がっているという話 1

体は全て繋がっています。 それは当たり前のことで、我々の体は足の指から、頭の先の髪の毛まで、 物理的に繋がっています。 どこかに隙間が空いている人は、生きている限り、存在しないと思います。 それは誰でも知っている明白な事実なのですが、医療になると、急に様相が変化します。 頭が痛い。これを膝を触って治す。 お腹の調子が悪い。これを手首から治す。 こういうことを言うと不思議がられますし、 実際にこういう施術をよくするのですが、施術をすると不審がられたり、 不思議がられたりします。 慣れている人は良いのですが、初診の人は、 腰が痛いのに首の施術をされた、といってかなり不満そうだったりします。 腰はどうですか?と聞くと「いや、確かに腰は良くなった気はするけどさ」 と、治ったことを認めたがらないし、 腰が良くなった、という事実よりも 「腰が痛いから来たのに腰をに「何か」をしなかった」 ということが気になって仕方ない、納得がいかないので来なくってしまう人もいます。 東洋医学や鍼の世界では、手首や足首からお腹の調子を整えたり、 腰から首を治したり、首から腰の調子を整えるのは 「基本中の基本」なので、全く不思議ではないのですが、 西洋医学しか受けて来なかった人には、これがなかなか受け入れられないようです。 腰が痛ければ、腰を治療、頭が痛ければ、頭を治療。 肝臓が悪くなれば、移植して交換。 こういう、車の修理をするかのようなダイレクトな治療に慣れてしまっているからです。 最初の「不審」を乗り越えて、コンスタントに通っている方にも、 しょっちゅう 「不思議ですね~体って繋がっているんですね」 としみじみと感心したように言われます。 今日も肩凝りを足首から、首の痛みを手首から取りました。 両方とも常連さんでしたが「不思議ですね~」と連発していました。 手首なんかの場合は、すぐにお腹がゴロゴロと緩んで動き出しますので、 余計に不思議な感じがすると思います。 どちらも触れているだけなのですが、瞬間的に寝てしまうのも面白いところです。 それはさておき、 体はもう一度言いますが、一体です。まぎれもなく繋がっています。 たかだか長さが最大でも2メートルほどの地

GWイベントのお知らせ

☆受付は終了しております ☆ その他セミナーもありますので、是非そちらもご検討下さい。 施術室の石の配置などを普段ご指導頂いております方に、 会いたいとの希望をよく聞きます。 GW中に時間が取れましたので、 29日(月)の12時30分より施術室においてお茶飲み会をやります。 お昼は済ませて来て頂き、午後のお茶会という感じで話をしましょう。 施術室の石などの配置についての理由、配置の指示などを具体的にご覧頂けるかと思います。 簡易鑑定もしてもらえるかも、です。 会費は2000円。 施術室は狭いので、募集は残り2名様です。 ご希望の方は連絡下さい。 参加は当院の顧客に限定させて頂きます。

体調不良による不登校について

朝起きられない、頑張って起きて学校に行っても体力が持たない、 という子がよく来院されます。 一学期までは頑張っていたが、二学期急に行けなくなった、というように、 急になる場合が多い ため、多くは 環境の変化による心の問題や、いじめ、 授業について行けなくなったのではないか 、 などを原因として考えます。 もちろん、これらは 「順当な」思考であり、必ずチェックすべきだと元教員の私は思います。 それらもどうも原因ではない、となると、次に考えるのが 病気。 病院に行き検査を受けますが、大体において「所見無し」(要するに、特に悪いところは見当たらない)となる場合が多いです。 そうした時にどうするか。 となると、 この先がありません。 ここで止まってしまう不登校児は小学生~高校まで非常に多く見受けられます。 仕方がないので、頭痛やだるさに対する対処療法的な薬、 漢方薬(補中益気湯がスタンダード)などが投薬されますが、 これらはまさに気休めで、これらで改善した例は全く聞きません。 これらを投薬しながら経過観察し、そのうち気分が変わるのを待つ、 といった消極的方法しか残されていません。 しかし、原因として考えられることはまだ残されています。 それが骨盤、頭蓋に対する整体的アプローチです。 ただ、普通の所に行っては多分効果がありません… 私の所は技が全く違うので。 当院にお越しになるのは口コミの方が多く、更にお子さんを連れてくるのは、 その中でも整体に理解がある人だけです。 それでも月に数人は改善へと導いていますが、 親の理解のもと、当院にお越しになり、 ラッキーなことに改善へと踏み出せるの生徒の数は本当に全体数からすれば、 0.0001パーセント以下だと思います。 当院に口コミで当たるのは非常に難しい上に、そもそも不登校を 「整体で治そう・整体で治る」という発想が世の中に定着していないので無理もないことだと思いますが、 それでも少しでも知ってもらい、これを見た本当に困っている方がお越し頂ければと今日はこの記事を書いてみました。 治るときは本当に簡単に治ります。 お客さんが増えたらいいな、というような単純な話ではなく、本当に良くなってもらいたいと思い、書い