ヘルニア(頚椎・腰椎)について
ヘルニアになっている(椎間板が骨からはみ出して神経を圧迫するような形状になっている)ことと、痛みには殆ど因果関係がないとされてから随分経っています。 もう5年前くらいに、NHKの試してガッテン!でも、ヘルニアと腰痛や首痛、手足の痺れに因果関係がない特集をしていて、 この説がスタンダードになるのだと思っていたのですが、 いまだに医者で「この痛みはヘルニアから。 最終的には手術だけど、薬と作業療法で暫く様子を見ましょ」 と言われたケースを、患者さんから聞いたり、SNSで沢山見て驚いてます。 全く無関係ではないでしょうが、控えめに言って半分、正直なところ8割は、ヘルニアと痛みは関係ないと思います。 何故ならヘルニア出たまま、周囲の靭帯や筋肉を改善することによって、痛みを消したケースが、それこそ山ほどあるから。 ヘルニア系でドクターショピングしても「素晴らしい医者に当たった」と思っても、人当たりがよいだけ(重要なことですが)だったり、処方した薬が良かったりしただけで、根本は改善されないので、数ヶ月~数年でまた痛くなり、ドクターショピングを繰り返すことになります。 さらには、謎の体調不良、体力低下、目眩、頭痛や思わぬ症状も増えていくことでしょう。(ヘルニアと痛みの因果関係があり、手術で全快する方ももちろんおられます。 一方で、手術したのに再発する方もいます←因果関係がなかったケース) ただ、こう書いても「ヘルニアが自分の痛みの原因だ」と深く信じている人には響かないでしょう。 周囲の勧めでうちに来て、一度で痛みが半減しても「こんなことで治るはずがない。確かに痛みは減ったきはするが、まだ痛い。治ってない。」 と頑なに結果を直視せず、一度切りで来なくなる人も時々います。 心のどこかで本当には治りたくないと思っていたりもするのです。 もちろん、自分から進んで「治ろう」と思って来てくれた方は同じ効果でも「一回で半減した!」 と喜んで二回、三回と来て頂き、結果的に皆さん大体五回以内で卒業されます。 この投稿を見て、ピント来て、縁を感じた方はお越し下さい。