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よくある質問をまとめてみました

最近受ける質問例と回答です。初めての方は参考までにご覧下さい。 Q 男女比はどのくらいですか? A 3対7くらいで女性の方が多いです。 Q 年齢は何歳から何歳まで可能ですか? A 何歳でも大丈夫です。現在は4才~86才までの患者様が来院中です。 年齢の低い方は主に発達障害などの頭蓋治療で、年齢の高い方は痛み、可動域低下に対する肉体的な治療が主であるという傾向はあります。 Q 手を当てているだけの施術もあるということですが、何か宗教的な背景もありますか? A 全然ありません。新興宗教の「手あて」「手かざし」などのものとは全く違うもっと科学的(現在使っている技術の殆どは、アメリカのドクターが開発したものです)な背景を持つものです。そしてそれ以前に、効果が全く違います。 ただし、ただ本当に手を当てたり、置いたりしているだけではなく、イメージでは動かしています。 そこには、ヨガや、瞑想などで得られた感覚を取り入れているので、そこら辺は「仏教的」と言えなくはないと思いますが、あくまでも多くの日本人が宗教を聞かれて「強いて言うなら仏教ですかね」と答えるようなレベルのもので、特定の何かの組織とは関係ありません。 また、私は早大の東洋哲学科を卒業しており、思想としての仏教、神道などは好きですが、あくまでも学問的探究が主で、何か特定の宗教を信じて、それに基づいて施術をしたりしているわけでは全くありません。 Q 最終的にモノ(治療用品など)を買わされたりしますか? A 全くありません。そもそも施術に使うのは私の手だけで、器具の使用はありませんので、売るべき物も存在しません。 Q皆さんどこから通って来られますか? 当院は、看板を出していないので通りがかっても分からないため、地元の方はほぼ居られません。 近所で治らなかった方や、近くに頭蓋仙骨療法をやっている場所がない方が殆どなので、かなり遠いところからお越しの方が多いです。 遠くは、新潟、愛知、長野、茨城からも現在月1回~2回かよって来られる方がおられます。 所沢、江戸川区、八王子、相模原などもかなり時間がかかるのですが、このくらいのエリア範囲なら沢山おられます。 最寄りの雑司ヶ谷がある副都心線はまだまだマイナーな感じですが、東横線と東武東上線、西武池袋線と直通しており

耳鳴り・難聴について

今回は耳鳴り、難聴について。 まず耳鳴り ですが、地味な印象の疾患で、特に生命への危険はないので、軽く捉えられがちですが、不快度の高い疾患です。 施術はどの様に行っているかご紹介します。 現在来られている方は、皆さん、 例外なく来られたときは肩凝りがバリバリでした。 これは何を意味するかというと、 精神面では緊張(ストレス)、肉体面では歪み(主に骨盤)が大変に大きかったということです。 これらだけですと、比較的簡単に取ることができますので、これを除去します。 本来普通の施術院ですと、肩凝りの除去そのものに大変な労力を必要とすると思いますが、当院では多くの場合において一回で大体なおり、三回~五回を比較的短時間(10日スパンくらい)でおこなうことにより、安定して快適な状態保てるレベルに持っていくことができます。 体の歪み、緊張が取れた時点で耳鳴りもかなり軽減されるようです。 途切れ途切れになった、音が小さくなった、周波数が下がった、気がつくと時々鳴っていないことが増えてきた、等々が主な感想です。 しかし、本格的に取るには、この症状はここから先が結構長くかかります。 施術は歪みではなく、主に頭蓋へのゆらぎ施術がメインとなります。 3回以上受けられた方には60分5000円の施術も提供しておりますので、60分頭蓋だけをやる、と言う形で月1~2回通われている方が多いです。 このペースで半年くらいでかなり改善が見られます。 私の母親は実際に、耳鳴りは完治しました(目眩を同時発症する方が多いのですが、これも発生頻度が激減しております) 受けたとたんに効く、というより、ふと気がつくと「前よりいいな」と思うような自然な感じでの効きが多いです(肩凝りや、体調不良への施術も同様です)。知らないうちに治っているようなイメージです。 次に難聴ですが、 これは様々な要因がありますが、耳鳴りの主原因であった ストレス、歪みがより高度に亢進したものであることが多いと思います。 よって、耳鳴りと同じようにまず歪みを取り、肩凝りを消した上で、地道に頭蓋療法を続けていくことになります。 現在来られいる方は、半年以上月2回程度続けており、突発性難聴で一度完全に失われた聴力が時々ではあるが、聞こえる様になっていることがある、と喜んで通われて

骨盤の縦ずれ患者止まらず。

このところ、まるで吸い寄せられるかのように?縦ずれ患者様がいらっしゃいます。 先週も3人ほど。もちろん全て新患です。 病歴は、3年、15年、20年でした。 どなた様もご苦労様でした、としか言いようがありません。 どこにっても悪くないと言われ、 家族にも理解されず、 最後はやはり気のせいかな?自分の気持ちが弱いのか? それとも、みんな大体こんな感じで生きているのか?? いや、やっぱりおかしい。 ジムに行った、体操した、体の調子がよくなる本は片っ端から読んだ。 それでもだめだった… 仕事はできるが、いつもギリギリな感じで、家に帰ったらすぐ寝る。 休みの日も趣味などに充てることができず、ひたすら寝ていたい。 こんな感じが典型症状です。 皆に理解されない分、原因がわからない分、悩みは深刻です。 しかし、 一回の施術で、ほぼ8割方の回復で、皆さんその劇的ぶりに感動されていました。 これらの方々はたった90分の施術で、10年、20年と続いていた辛い人生にさよならしたわけです。 これは、自分で施術していながら凄いことだな、と感じております。 ◎頭、肩などの重量が半分くらいになった ◎何か取り憑いていたいたものが取れた気がする。 2番目はちょっとオカルチックですが、 少なくない方々が実際に何か動物であったり、人間であったりする、自分と別の存在が自分の肩辺りから飛び立っていったのを感じた、と仰る人もいます。 これはあくまでも、お客さんの比喩なんですが、 そうとでも表現しないと言い表せないほど、劇的だった 、ということだと私は捉えています。 私が狙って引き起こした現象ではなく、あくまでも患者様が感じたことであり、私も患者様も別に霊能者ではありません(笑) もちろん、施術自体は普通に医学的ですのでご安心ください。

大阪施術終了のお知らせ

以前行っておりました大阪施術ですが、お借りしていた場所の兼ね合いで、終了とさせて頂くことになりました。 このところ、名古屋、香川などが忙しく行く暇も無かったので、半自然消滅しておりましたが、年内にベッドを引き上げ、本格的に終了と致します。 ご利用頂きました方々、場所を提供頂いた方には深くお礼申し上げます。 一方、このまま完全消滅も少々さみしいところで、時々行って施術できるような場所を提供頂ける方が居られましたら、御連絡頂ければ幸いです。

施術予定専用ブログ開設のお知らせ

これまでのブログでは、施術記録などの中に施術予定表が紛れ込んだ形になっており、 見にくいとのご指摘がありましたので、予定表だけの独立したブログを開設しました。 施術記録などはこれまで通りこのブログで。 施術予定は新ブログにてご確認宜しくお願い致します。 施術予定専用ブログ ↓ ↓ ↓ http://zugai-yragi-yotei.blogspot.jp/

患者様による骨盤の縦ずれ症状改善の感想。

先日施術された方が感想をFBに書いて下さいました。 典型的な 「骨盤の縦ズレ症状」 でした。 骨盤が縦にずれると、 マッサージ、鍼、カイロでは全く歯が立たない 肩凝り、首凝り、腰痛、眼精疲労を始め、食欲不振、軽い鬱状態など ありとあらゆる不快症状を一気に引き起こします。 どれもそれほど激しい症状ではなくても、複合されると大変な不快感です。 また、 西洋医学では殆ど検査による所見が出ないのも特徴です。 10年、15年という長い期間 この症状に悩まされ、 解決方法を見いだすことが出来なかった人が僕の所にはこのところ月に5~10人ペースで来ています。 「骨盤の縦ズレ」 という概念は整体の世界でもまだ殆どありません。是非知って頂きたいものです。 目安の施術回数は、1週間から10日くらい空けて3回~5回。これで一段落。 更に一月に1回~2回継続して半年ほど施術することにより、効果は確実なものとなり、さらなる健康体になることが実感できます。 大変な様に思えますが、これで快適な暮らしが出来、更にしょちゅう駆け込んでいたその場しのぎの鍼、マッサージから解放されます。 そう考えると、高くはないし、無駄な労力でもないと思います。 以下引用文。1回目の施術後の感想です。↓ 長年つもり積もって私の首に生息していた凝り固まり達。いくら揉んでも気休めでしかなかった凝り凝り達が消えた!!職業柄 親指の付け根にも凝りがあってハンドマッサージを受けた時にも驚かれたのにそれも消えた!! 頭が2個のうち1個取れたかのように軽くすっきりした。以前よりも体の奥深くまで酸素が入って行く感じ、、、。 今日は『頭蓋仙骨療法 PRT整体』を受けました。鍼灸の資格をお持 ちの先生。 ですが、施術は鍼や揉みほぐしではなく、縮められると自然に伸びる筋肉の性質やオステオパシーを組合せ体の歪みにアプローチ。受けている方は体が緩んでリラックス状態なのに、さっきまであった凝りが消えてる!! 不思議です 施術者の少ない療法を私は受けられて本当にラッキーだと思いました。不眠症や精神疲労等 小顔効果もあるようです。興味のある方は『頭蓋のゆらぎ』検索してみてください☆

運動について☆重要☆

当院に通院し、元気を取り戻した方の殆どが 「せっかく元気になったので何かをしたい」 と質問してきます。欲の出てくること自体は良いことです。 色々な運度にチャレンジされる方がいますが、人間の体はそんなに無理矢理運動しなくても健康を保てるようになっています。 どんな運動をしたらいいかについて書いておきます。 ☆ヨガ☆  最もよく聞かれるので丁寧に書いておきます。  とても人気ですが、指導者によって大きなバラつきがあります。    スポーツクラブなどでアルバイト的に講師をしている人の中には、ヨガが単なるストレッチだと思っている人も少なくありません。     単なるストレッチではなく精神性、瞑想を重視したよい指導者を選んで下さい。    私はインドで修行した行者系の人に習ったことがありますが、日本においていわゆるヨガと言われる運動(ポーズを作るもの)は あくまでも深い瞑想をするための準備運動 であり、その教室での 「いわゆるヨガ」と「瞑想」の比率は五分五分でした。  運動のヨガも1時間で5ポーズくらいしかしない極めてゆっくりしたもので、じんわり汗はかきますが、きついポーズで体が疲れるようなものではなく、逆にとてもリラックスしていつも時間後半は眠くなって眠くなって仕方がありませんでした。  このように、リラックスしてから瞑想に入ると深い瞑想状態が得られるわけです。   瞑想は最近その効果が見直されているように、我々が最も手軽に出来、最も効果的な健康法であると言えます。 (そして最も難しいともいえますが)  本来のヨガは瞑想に照準を向けて行って行く者なのです。  とにかく難しいポーズを沢山することに達成感を感じたり、ダラダラ汗を出すというのも面白いとは思いますが、それが狙いではありませんし、体を壊します。  不特定多数の集まるヨガ教室でガンガン、ハードなポーズを要求し、達成感と汗の量を大事にしているような講師にあたると、競争心が芽生え、無理をしてしまいがちです。  やっていて興奮してくるようなヨガ(というか単なるストレッチ)はやめましょう。  実際、ヨガをやって無理にポーズをして、私の所に駆け込んでくる人は沢山居ます。    施設と講師選びには十分に気をつけて下さい。   ストレッチ系講師は肩書きを山のように並

骨盤の縦ずれ多発!以下の症状の様な方はいませんか?

このところ、骨盤の縦ずれ患者様を立て続けに施術しました。 この2週間で新患5人が縦ずれです。一般的には珍しい症状なのですが、私の所に来る方は、2人に1人が縦ずれです。 どの方もカイロ、整体、鍼、色々行っている方ですが、全く取れていません。 鍼はまったくこの症状には不適応なので、問題外として、カイロ、整体でも、骨盤の縦ずれという概念は定着しておらず、ましてそれを矯正する手段を持っている方はほとんどいないようです。 今週だけで3人でしたが、それぞれ病歴は10年、15年、そして最近の方は30年でした。 みなさん、憑き物が取れたようだ!と喜んでおられます。 症状の特徴は、とにかく、 これと言った症状もないが、とにかく不調であることです。 とにかく怠い、生きているのがやっと、というような感じがします。 首凝り、肩凝りは相当酷く出ます。 そこで、大変しんどいので医者にかかりたい。 では、何科に行けば良いのか? と考えると、 病院に行かなければならないほど突出した苦しみ・痛みがない ので、 何科にかかればいいのか分からない のも特徴です。 大体皆さん、胃腸が悪いので内科とか、肩が凝るので整形外科、頭が痛いので脳外科など様々な切り口で通院された過去をお持ちです。 そして、レントゲン、CTスキャン、血液検査も一通りやって 「特に悪い所がない」 と言われた方が殆どです。 これらの検査で言い方は悪いですが、明確に診断が付いた方がちゃんと治療して貰えますからまだ良いかもしれません。 診断の付かなかった方は、胃薬、痛み止めから始まって、色々な科を回り、最後は精神科で抗うつ剤など出されて長年お茶を濁されてしまいます。 あとは、診断名を付けないと格好がつかないので 「ストレートネック」「脊柱管狭窄症」などの症状名を付けられる場合もあります。 もちろん、これらの症状であることも多いのですが、苦し紛れに出される病名であることが多いので要注意です。 ここまで読んでピン、と来た方はお試し下さい。 何をやっても取れない肩こり、苦痛は、もしかしたら骨盤の縦ずれかもしれません。そしてこれを取らない限り、決して症状は改善しません。 骨盤の縦ずれ施術は簡単です。全体をいろいろ調整するので90分の枠を取ってありますが、縦

骨盤のずれの取り方

骨盤のズレは、取った方がいいのは間違いありません。 しかし、以前書いたように、骨盤は基本的に動くものなので、ずれも当然生じます。 あまり神経質になる必要がないというのも事実です。 また、ズレと言っても何種類もあり、剪断ずれが一番危険です。 当院では、まず骨盤のずれは挨拶代わりに除去します。 それで他の障害を見て行きます。 以前は骨盤そのものにアプローチしていますが、 最近は足首で骨盤のずれを取っています。 骨盤を触るよりも、この方が「勝手に骨盤が自分の力で最適な場所に戻る」傾向があり、いいと思っています。 痛点はチェックしますが、施術自体は無痛です。 当院の施術は動きもありませんので、 基本的にだらだらと全身の力を抜いて寝てくれていればOKです。 悪質なタイプの骨盤のズレが取れたときの肩凝りの除去された感じ、憑きものが落ちたようにすっきりした感じは感動的です。 肩凝りって、肩に触らなくても取れるんだ!! と実感して頂けるかと思います。

施術例17 左右の足の長さの違いについて

これは本当によくあります。 骨盤がずれると、足の長さが違ってきます。 足は骨盤からスタートしているので、骨盤の高さが左右異なることにより、足の付け根の位置が左右で変わるため、長さに違いが生じます。 足自体の長さが変わるわけではありません。 また、左右差は相対的で、絶対的なものではありません。 一般的には短い方を指摘 し、例えば右より左が短いと 「左足が短い!」 と言うことが多いですが、場合によっては右足が長くなっているケースもあります。 これはあまり心配は要りません。 骨盤はずれていない方が珍しいくらいずれやすいものです。 あまり動く印象を持たれない骨盤ですが、歩行、走行時にはダイナミックに動きます。動いて当然なのです。 従って、骨盤のずれによって生じる左右の足の長さもしゅっちゅうあることです。 しかし、余りにもずれが大きかったり、同様なずれが長期固定化すると(軽微なずれは、歩行で改称されることが多い)、肩凝りや、内臓の不調、精神的な不調など、色々な症状を引き起こします。 ただ、当院では一般的な骨盤のずれは簡単に治してしまいます。 無痛で、5分ほどでしょうか。 重い症状を抱えてくる方は、それから先が重要なことが殆どですので、骨盤のずれ矯正は重要は重要ですが、世の中で騒がれているほど大変なことではなく、当院では挨拶代わり程度です。 試してみて下さい。 ただし、ズレにも色々あり、おなじずれでも 「剪断ズレ」 というのがあり、これは危険です。 ↓施術例5参照。 http://yuragu-zugai.blogspot.jp/2013/02/blog-post_15.html 症状の重さが違います。 診断は一般的なマッサージ、整骨院、鍼ではやってくれないので、当院にはやたら多くの剪断患者が来ます。 どこに行っても取れない肩凝りや不快感の場合、このズレである可能性大です。 これも、治し方自体は普通のズレと同じなので、ずれの矯正自体はホンの数分です。 全治療回数は3~5回といったところです。 不調が長く続く方、試してみて下さい。

施術例16 珍しい施術例。熱が上昇した例。

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先日のまず一例。 香川なので、ベッドを持って自宅に訪問。 20代前半の病院勤務の事務OLさん。この数週間、体がだるく、とにかく調子が悪い。 そこで予約を頂いたのだが、家に行くと案外今日は調子が良いという。 体調好転のきっかけは、採血。 昨日ちょっと怪我をして出血、血が止まらなくなってしまったという。 勤務先の病院でも血が止まらないので、近くに居た医師が血液検査をしてくれ、 血を抜いたら元気になってしまったと言うのだ。 そして血液検査の結果は特に異常なし。 でも折角来てくれたので施術は受ける、と言う。 まあ、体調よくてもとりあえずやってみましょう、と施術開始。 開始時に私はとりあえず、全身の筋肉状態や、 体温などを実際に触ってチェックします。 後頭部から首にかけて触ってみてビックリ。 猛烈に熱い。 感覚的にはインフルエンザで40度ほどの熱が出ているのに匹敵する熱さ。   その他、上腕の内側、お腹、背中と猛烈な熱さである。 しかし、汗はかいていない。 転じて、足の先は冷たく、足首などは特に氷で冷やしたかの様。 母親が私の友人で、看護師をしているので、急ぎ呼んで触ってもらう。 間違いなく、これは熱い、40度くらいある印象だ、とのこと。 しかし、現代の病院では実際に触る触診を殆どしないので、 この看護師さんも、採血した医師もデータは見たが、 実際に触って調べてはいないということだ。 これは、現代の西洋医学が持っている大変な盲点だ。 もちろん、採血時に体温を測ったが、35度代で、いつもこのくらいの低体温だそうだ。 機械で計測すると35度、触ると40度。 これは典型的な東洋医学的な「熱」である。 この熱が、頭に上がって下に降りなくなってしまっている状態とみた。 比較的よくある症状だが、ここまで激しいのは珍しい。 根を詰めて何かしてますか? と聞くと、仕事が始まると、八時間、昼飯を5分で食べなければならないほど忙しいらしい。 また、小学校の頃から集中し出すとそれが止められない傾向が強

施術例15 テニス肘について

毎月来て下さっている女性が、右肘の上部外側にしこりがあり、痛いという。 触るとコリコリである。 この時点では私はこれが何なのか良く分からなかった。 ガングリオンかな、と見立てる。 ともかく、これ自体の切除なんかは勿論私はできないし、希に悪いものであることもあるので、 病院での診断をお勧めする。 今日来院したので聞いたところ、順天堂に行ってチェックしたそうだ。 五時間もかかって検査したところ 「テニス肘」 との診断。 肘のコリコリは、筋肉の腱が上腕骨に付着する部分が、ストレスによってカチカチになっているものであることのこと。 なるほど、テニス肘でこんなになるのか~  勉強になりました。 で、テニス肘はどうしろと言われました?と聞くと、 これは治らないので、上手くつきあいなさい、 と言われたとのこと。 正体が分からなかったのは申し訳ないが、テニス肘と分かれば施術は簡単な話である。 検査だけして痛みを取ってくれないなんてそりゃ無いぜ、と施術。 3分ほどで快癒。 これには相当驚いていた。 5時間も検査したのに!! まあでも、検査によって悪いものではなかったということが分かって良かったですね、という話に落ち着いた。 確かにこれで永久に症状とおさらば、ということはなく、 またぶり返して結果的に「上手くつきあって」いかなければならないかもしれないが、 暫く肘をそっとしてくれて、きちんと繰り返し施術してもらえば、充分根本的改善の見込みはあると思う。

施術例14 更年期障害ののぼせについて

腰痛、肩凝りで通院されている女性がいらっしゃるのだが、先月末に来られたときに とうとう更年期が始まり、のぼせる とのこと。 これには実は頭蓋の調整が非常に効果的なのである。 もちろん、骨盤の調整なども重要なので、肩凝り解消も兼ねて全身を一通り施術した後、 頭蓋に取り組んだ。 このてののぼせは、施術室で必ず起こるわけではないので、効果があるかどうかのチェックがしにくい。 「暫く経って、そういえばこの二三週間のぼせないな」 というような感じで効きますから、と説明しておいた。 先日、一月ぶりにお越しになったのだが、 「全く言われたとおりの感じで効きました。気がついたらあれ以来、なくなってました」 と喜んで居られた。 更年期ののぼせ、その他症状でお悩みの方は、全身調整はもちろん、頭蓋も是非試してみて頂きたいと思います。

ぎっくり腰治療の感想の一例

通って下さっている俳号「水牛」氏のブログです。 ぎっくり腰への施術の感想を書いて下さっています。 私の自己評価ばかりでは信じられない(笑)と思っている方、ご一読下さい。 ぎっくり腰1~3がそれに相当します。 http://suigyu.seesaa.net/

施術例13 止まらない咳について

肩凝りで来院した患者さんだが、この三ヶ月ほど咳が止まらず、これにも困っているとのこと。 声を使う商売なので、余計困っているとのこと。 特に風邪を引いているわけでもないが、咳がとまらない。こんな症状は初めてだと困惑されていた。 ベッドに寝ても、30秒おきくらいに、ゴホゴホと咳をしている。 咳が止まらない場合、東洋医学的には上半身に熱が集まっている、 という見立ても出来るし、構造的には、肋骨と胸椎のゆがみで発症するともいえる。 私は鍼灸師ではあるが鍼を使用しないので、熱系統のコントロールではなく、歪みの矯正からアプローチした。 当然、骨盤の矯正から入る。これは、5分かからない。 その後、肩凝りの解消も含め、胸椎や肋骨の矯正を丁寧に行う。 肩凝りが完全に解消され、咳もその場で急激に収まっているのが感じられる。 咳が減った、と喜びながらも、時々咳き込みながらお帰りになったが、その後咳がとまっていることのこと。 歪みは案外色々な症状を引き起こします。

施術例12 ぎっくり腰

先日、ぎっくり腰になったうどん屋さんの施術をしました。 発症時、文字通りはって歩くような状態で、 状況によってははって歩くことどころか、1センチも動けず、 しゃがみ込んだままこのあとどうしようか、と悩むような状況であったということだった。 翌日何とか鍼を打ちに行ったが、効かない。 さらにその翌日、要するに発症2日目に施術となった。 15分ほどの施術で一段落。 動いてもらうが、非常に怖がり、なかなか動けない。 ぎっくり腰になった人はおわかりだと思うが、痛みの記憶があると、怖くてすぐには動く勇気が出ないのである。 つかまりながらゆっくり立ったり、腰をひねったり、色々な動きをしてもらう。 痛みが思いの外ないことが分かり、だんだん動きが速くなっていく。 かなり効いている。 そういう手応えを掴んで、もう少し施術。 ぎっくり腰になる人は、疲れていることも多いので、頭蓋も施術。 頭蓋骨への施術は、ストレスの解消には最高なのである。 全部で一時間後の施術の後、もう1度ゆっくり動いてもらう。 結果は、ほぼ完治である。 しかし、本人はまだ怖がっている。 確かに鍼などでは、歩いて帰ったものの、すぎに痛みが戻ってくることも多いからだ。 PRTはぎっくり腰には滅法強いので、私は経験上、これでもう大丈夫だと太鼓判を押してみた。 だがまだ怖いとのことで、翌日もう1度来たいということなので、翌日まで様子を見て、違和感などを取ることにした。 奇跡だ!!と嬉々として戻って行かれる。 うどん屋がぎっくり腰をすると、営業できない。 うどん屋人生どころか、お金が入ってこないと、人生にも影響してくる大変な事態である。 有給のあるサラリーマンとは事態の深刻さが違うのである。 普通のぎっくり腰は一週間~数週間快復までかかる。 しかしこれは、普通に生活できるまでの時間であって、力仕事や作業ができるまでには、更に時間がかかる。 自営業の場合、この間無収入となる。 翌日の施術 昨日のほぼ完治状態をキープしているとのことで、非常に喜んでおられる。 しかし、これまで彼が受けた治療に比較して、魔法の様に一瞬で痛みが消えたので、逆にまだ半信半疑である。 痛みはほぼないが、違和感が残るのと、靴下をはくよう

術後の禁止事項について

施術後はお風呂に入らない方がいいですか? という質問をよく受けます。 確かに、多くの整体、鍼で 「当日は入浴しないこと」 「運動しないこと」 「数時間は食事しないこと」 「当日は飲酒しないこと」 といった指導をしていることがおおくあります。 何故か? これらをしたからといって、重大な不調になるわけではなく、施術の日にジョギングして、風呂に入って、風呂上がりにビールを飲んでも恐らく特に何も起こりません。 しかし、効き目が悪くなるのです。 折角施術しても、上記の行為で殆ど施術前に戻ってしまったり、 指示通りにした人が一週間痛みから解放されたのに対し、 そうでない人は3日後に痛みが発生する、というような差が出る場合があります。 「なんだ効かないじゃん」 と、患者様自身をがっかりさせてしまったり、 また、そのような評価が広まって、自分の医院の評判が落ちないよう、 各医院考えているわけです。 そういうわけで、これらの「禁止事項」が設けられているのだ、ということを各患者様がご理解のうえ、 皆様の生活に合せてで結構ですが、なるべく注意して頂ければと思います。 当医院では術後の過ごし方について、特に何も申し上げていないのですが、できれば上記の様なことについて留意して頂ければベストだと思います。 折角払った施術料ですから、なるべく長持ちし、なおかつ高い効果が発揮されることを祈っております。 また、当院の施術では、特に初回の場合、強い眠気が発生しますので、なるべく休日又は休前日に来院されることをおすすめします。

術後の過ごし方について 

このところ、整形外科では問題ないと言われたが、とにかく肩凝りが酷く、冷えも大変だ(冷えは特に女性)という方が連続で来られました。 施術が進んで、10分もすると、大体皆さん話しかけに応じなくなり(眠くなる)、お腹への施術をしていると、完全に寝てしまう方が多いです。 そしてこの時、手足が温かくなる、という体験をされます。 全身からの深い脱力感は、この施術を受けた方にしか分からない究極のリラックス感です。 頭蓋のゆらぎをしている間には、100%寝息を立て始め、自由になった筋肉が勝手に動き始めます。 多くは顎がカクカクと自動運動をしたり、手足がビクッとなるのが、10秒おきくらいに発生して止まらないなど日常茶飯事です。 これは大変にリラックスし、脳からの指令から自由になった筋肉が見せる自動運動で、これを繰りかえすことにより、筋肉は勝手にほぐれていきます。 そしてそのまま眠り(又は瞑想状態)に入ります。 あまり疲れていない方は、私が頭から手を離すと、呼吸が普通に戻り、数分後には勝手に目が覚めますが、非常に疲れている方の場合はそのままこんこんと寝続けます。 特に初めての方はその日の夜、又は翌日、猛烈な眠気( しかしそれは、決して嫌な感じのものではなく、本当に心地より疲れ感です。ぐっすり寝て頂くと、その後は信じられないほどすっきりします) に襲われることもよくあります。 最近来られたかた5人は、5人とも 「施術の夜は数年ぶりに、こんなに深く眠ることがあるのか、と思うほど寝た」 とおっしゃっていました。 したがって、特に初めての方は、術後に予定を入れず、家に帰ってゆっくりできる日を選ぶ。 翌日もできれば、休みの日を選ぶ。 ということをお勧めします。 施術回数が進むと、術後の猛烈な眠気は少なくなっていくのが普通です。これは、体が健康を取り戻してきたというサインです。

整形外科で「特に悪くない」と言われたけど不調な方へ

肩が凝る、腰が痛いなどの症状の場合、 まず整形外科を受診、レントゲンや血液検査をするのは実にお勧め出来ることです。 しかし、かなりの確率で「特に悪くない」という診断が下されることがあります。 それはそれで有りがたいのですが、実際に本人には症状があり、さらには肩凝りから来る目の疲れ、女性だと冷え性など、辛い症状が山盛りのことがよくあります。 「特に悪くないと言われても、実際に私、辛いんですれど」 と食い下がりたくなる気持ちは良く分かりますが、食い下がると、患者を安心させるために病名を付けます。 多いのが 「椎間板ヘルニア」 「頸椎捻挫」 「ストレートネック」 「脊椎管狭窄症」 など。 これらはもちろん、実際に発症していたならば馬鹿はできない症状なのでしっかり治療してもらうべきなのですが、 特に悪くない、という見立ての後にこの宣言が来た場合には注意しましょう。 そのままそこで治療を継続しても良くなる見込みは殆どありません。 そうなると、カイロ、鍼、マッサージなどの受診となる場合ですが、当たり外れが実に大きい。 まず、あまり知られていないことですが、 カイロ・一般的な整体・マッサージは特に資格が必要有りません。 完全な自己申告ですので、だれでも(儲かるか儲からないかは別として)ある日突然 「私はカイロプラクターです」 と名乗り、名刺を作り、看板をかかげ、ネットで宣伝しても、国からは何のおとがめもありません。 整体士も全く同じです。 もちろん、しっかりとした協会に所属し、大変な勉強をした方も居られ、医療系の免許がないからといって、全く馬鹿に出来ないどころか、普通の医師よりよほど知識も、技術もしっかりしている場合もあります。 しかし、どんな駅前にも5件ほどの整体所を見つけることが出来る昨今、そんなレベルの人に当たる確率は、余程の幸運で無ければ有り得ません。 それでは、国家系の医療免許を取得している鍼灸師、柔道整復師の所に行くのが良いか? これらは免許を取るまでに3年も厚生労働省指定の専門学校へ行き、座学、実技を行わなければなりませんので、一般的には無免許整体師よりはマシである確率が高いでしょう。 私がどちらに行くか、と言われたましたら、症状にもよりますが、絶対に鍼灸院に行きます。 何

施術例11 女性の全身症状の施術について

このところ、肩凝りが激しい、頭が痛い、生理不順、生理痛、冷え、という方が多くいらっしゃいます。 これらは、根本をたどれば、骨盤のずれが必ずあります。 それも、この様な症状を引き起こしやすい特殊なずれです。 一般的には特殊なのですが、何処に行っても治らない、と言って来られる方が多い当院にとっては、大体半分くらいの方がこの症状をかかえています。これは驚異的な数字で、いかに骨盤の特殊ズレが全身に影響を与えるかがわかります。 特殊ズレかどうかはほぼ瞬時に判断か可能ですので、チェックの後、どの様なずれかご説明申し上げます。 骨盤のズレは大変複雑で、流行に乗って大々的に宣伝しているヨガスタジオや、エステサロンレベルでは、決して取れませんし、中途半端な知識の施術者が多いのですが、これらにかかると、余計悪くするので充分にご注意下さい。 骨盤調整後、後は頸椎、の調整。ここまでが歪みの除去です。 ここまででもかなり良くなるのですが、 当院は、体の歪みだけで無く、頭蓋の歪みや、それにともなう神経の興奮なども頭蓋のゆらぎにて除去します。 体+頭蓋と90分掛けて丁寧に施術することにより、見違えるように楽になります。 頭蓋への施術は触れているだけです。 体への施術だけでも強力かつ、どなたも受けたことがないものです。 これだけでも普通の施術院なら充分に売りになると思いますが、 当院ではさらに頭蓋まで施術します。 この組み合わせは、本当に素晴らしいものですが、時間はどうしても90分程度かかってしまいます。 しかし、効果は高く、また、一定の快復を見るまでの施術回数が3~5回と、一般的なカイロ、鍼などに比べ、遙かに少ないのも当院の特徴です。 私が丁寧に90分掛けて施術させて頂きます。 苦痛のある方、お待ちしております。

施術例10 顎関節症への施術について

顎関節症になって5年、肩凝りもありという方がお見えになりました。 調べてみると、指が縦に二本ほど入り、 痛みも少ないので重症の部類ではありません (本当に重症になると、うどん一本くらいしか通りません)。 しかし、それ以上顎が開かないのは不便であるには変わり有りません。 それに、発症からの期間が長いのが気になります。 顎関節症は色々な要因で発症しますが、顔面神経麻痺と同じく、骨盤のズレもかなり悪影響を与えます。 あとは、頸椎のズレと精神的な過緊張が主な要因で、顎関節そのものが悪いことはあまり無いと思います。 骨盤のズレ矯正等、基本施術終了時点では、体が軽くなったが、顎は硬いまま。 つ ここまで10分。 次に、頸椎への施術と、頭蓋のゆらぎによる、過緊張の除去。ここまで30分ちょい。 果たして、顎はあっさり全開しました。 うーん、決まった。 あとは、これが長持ちすれば言うことありません(実際にはあと2回ほどの施術が必要かもしれません) 顎関節症にも、かなり効果がありますので、お試し下さい。 こちらの症例もご覧ください→ クリック 補記=このあと、違和感が残るとのことで、二回施術され、完治しました。 一回目の施術で7割回復、あとの二回で、違和感の除去と、口を完全に全開したした時のツッパリ感を除去した感じです。細かい症状の除去のほうが案外時間と回数がかかることがあります。(2018年12月記) ご予約はホームページから

施術例9 顔面神経麻痺に対する施術記録。通院一ヶ月強で完治。

先日はとても良いことがありました。 顔面神経麻痺で通院されていた方が、通院から約一ヶ月(施術6回・一ヶ月と一週間)で完治した ことです。 2月に発症、病院で麻痺レベル4の重度麻痺と判断され、病院処置 を終え、診断から2週間後の2月の末日に当院に来院されました。 麻痺も重度でしたが、 骨盤の歪みもかなりあり、肩凝り が酷い状態でした。 この体の歪みが麻痺を引き起こしている元凶と判断、 まずはPRT や靱帯ストレインの手法により、骨盤を調整し、体の歪みを除去し ました。 この時点でかつて体験したことが無いほど体が軽くなった と大変驚かれました。 その後、頭蓋骨調整によって、顔面の麻痺に直接アプローチして行 きます。 具体的な解説は難しいので割愛しますが、やっていること は、ただ頭を軽く(フェザータッチレベル)で触れているだけです 。 患者様はただ、30分ほど仰向けて寝ているだけ。大体の方が3分 程で熟睡してしまいます。 終了時点で麻痺が劇的に軽くなったことに大変喜んで頂けました。 涙を流さんばかりに喜んで頂いて居るその姿を見て、私もこの施術 をしていて本当に良かったと心から思いました。 患者様には体が軽くなったこと、麻痺が30分ほどで劇的に改善し たことにより、 この施術により良くなると確信して頂けたことがその後週一回、繰り返し来て頂くことに繋がりました。 1回目の様な劇的な効果は回を追うごとに少なくなりますが、毎回 確実な進歩が見られました。 確か、3回終了時にもう一度お医者様にチェックしに行かれたと思 いますが、 その時に主治医が何でこんなに良くなっているんだ? と驚いたと笑って居られました。 5回終了時でほぼ治ったという感触を掴んだのですが、もう1回行 い、 6回終了時で再度チェック、主治医からも完治との通知をもら ったそうです。 主治医はもちろん、余りにも早い回復に驚いていた ようです。 麻痺レベル4から、一ヶ月ちょっとでの完全回復は普通の整体ではほぼ あり得ないと思います。 あとは、軽度の麻痺と、違和感が残るのですが、これも施術を継続 することにより、普通より早く消すことができると思います。 友人との外食が好きな方なので、捕食の困難さや美容上の理由で控えていた食事や飲酒に出歩けることにも大変喜んで居ら

4月になりました。先月を振り返って。

先月は色々な症状の方がいらっしゃいました。 腰痛、肩凝りは勿論ですが、顔面神経麻痺、不妊、呼吸困難、五十肩、ED、両手の痺れ、膝の痛み、小顔希望等々。 西洋医学のお医者さんでしたら、どれも全く違う科に行かないとけないですが、当院では、どれにも対応します。 なぜなら、共通する不健全部分、要するに病気のベースに働きかけ、改善するからです。 大体は、骨盤のズレによる体の歪みから来る血行不良と、神経の誤作動。 そして、ストレスによる血行不良と神経の誤作動です。 これを取れば、大体の病気は治りますし、予防できます。 不妊、EDなどはこれの最たるものではないでしょうか(もちろん、他の場合もありますので、深刻な場合は医者の診断をお勧めします)。 当院では、体の歪みはオステオパシーをベースに除去、ストレスは頭蓋仙骨療法をベースにした「頭蓋のゆらぎ」にて除去します。 顔面神経麻痺にも、大変高い効果を現しますので、もしこの症状が出たら、医師の診断を仰ぐのはもちろん良いと思いますが、並行してなるべく早く起こし頂ければと思います。 この症状は基本的に西洋医学的判断では放置しかないのですが、当院の技術により改善に向け踏み出すことができます。 ところで、体の歪みの大本は骨盤であるのは確かです。 従って、 当院でも骨盤の矯正を必ずやります 。 骨盤が大事であるという認識が広まり、骨盤矯正のお店も多数目に付きますが、 当院では骨盤矯正は「やるのが当たり前」ですし、これにかかる時間は数分ですので、これを売りにしません。 余りにも「やって当たり前」の技であり、これをまずやってから、色々な部位の治療に入っていきます。 料理で例えるなら「ダシ」の様なものです。 「当店の汁にはダシが入っています」と宣伝する店は無いと思います。 入っていて当たり前だからです。 骨盤矯正も同じようなものです。 治療のベースであり、目的となるようなものではありません。 骨盤矯正を目的としたお店で時間とお金を使うなら、是非当院にお越し下さいませ。 骨盤は矯正してからが勝負ですし、骨盤の矯正は実際はかなり高度かつ複雑なので、数時間の講習を受けただけの店(が多い)で矯正するのは相当怖いと思います。 さて、今月も、益々様々な症状に対応し、喜んで頂ける様に勉強を怠らず営業していき

無意識に体の状態を把握していること

今日は練馬の美容室で施術だった。 初めての方、リピートの方と1名ずつ施術したところで、ちょっと時間が空いた。 一方、このお店で働いている若手の男の子(20代後半)もちょっと時間が空いた。 すかさず「ちょっと見て貰えますか」と来た。 こういう例はとても多い。そして、こんな風に興味を持って来てくれる人は結構悪いことも多い。 聞いてみると 「特に悪い所はない感じだが、あまりこの手のものを受けたことがないので、見て貰いたいのだ」 ということだった。 「自覚症状が無い」ということだが、整体を受け慣れていない人や、体調をこれまで本格的に整えた経験の無い人は、どんな状態が「調子の良い状態」なのか、悪い状態との区別が付けられていないことが多い。 それでも施術に興味を持っているというのは、無意識のレベルで、体が悪いところを治したがっているということだと思う。 さて、施術に入り、チェックすると肩はバリバリで、左骨盤が大きく後方に回転していると見たてた。 だが左骨盤がズレている場合に痛みが出る場所を押してみるが、痛くないという。 試しに右骨盤がズレている場合に痛い点を押してみるが、これも痛くない。 さて、何故か。 こういう場合は神経が興奮しているのである。 脳が興奮状態にあると、痛みを感じにくくなる。 本来痛いはずの所を押しても、無痛かせいぜい「むずむずする」という程度しか感じない。痛む場所から送られて来る痛みの信号が、大量に発生している他の信号(ノイズ状態)に紛れて正確に感知できないのである。 また、本人が力を抜いたつもりになっても、脳が勝手に信号を送るので、全身の筋肉が勝手にこわばる。 脳の興奮状態は疲れの蓄積によりなる。 普通の整体ではそれでも体をゴリゴリほぐして行くのだが、私の場合は頭蓋骨矯正テクニックを持っているのでこれから入る。脳の小脳テント(脳の硬膜の一部)の張りを取るのだが、これが神経興奮沈静化には素晴らしい効果をあげる。 見かけ上特別なことはやらない。 頭蓋骨にそっと触れて、この動きをつけること2分ほど。見ている人は、頭に軽く手を当てているようにしか見えないだろう。でも、新興宗教の技ではない(笑) さて、肩に触れると、肩凝りは半減。首凝りはほぼ無くなっている。 そこで骨盤の痛点を調べ

施術例7 脇の痛み

40代女性。 離れて暮らす私の姉なのだが、この一月ほど右脇が痛かったそう。 じっとしていても痛いし、動かすともっと痛い。 とりあえず、整形外科 に行くと、 レントゲンと血液検査 をして所見無し。 より詳しく調べた方がよい、ということで 胸部外科 を紹介された。 胸部外科ではレントゲンから一歩進んで CTスキャン 。 これでも所見はなく、原因は特定できないが痛みは残っているということで、 定番のロキソニン(痛み止め薬)処方。 と、ここまで進んできたところで姉と会った。 早速ベッドに寝かせて施術してみる。 骨盤から始まり、仙骨の角度、腕の筋肉など一通り歪み、こわばりを取る。 これは、基本の施術なので、どんな症状でもとりあえずやります。 その場で痛みが取れた。ナイス!! しかし、長くは続かず、翌日また痛み出したという。 その日は忙しかったので施術できなかったが、丸一日考えていた。 残すは多分肋骨の歪みである。 翌日、肋骨をチェックすると、第二肋骨がわずかに後方に転移している(2ミリ程度)。 これだな、と第二肋骨を正しい位置に戻した。 肋骨を直すと言っても、 3分ほど触れているだけ なのだが。 見事治って、そのあと一週間再発していないとのこと。多分これで完了だと思う。 このままほおって置いたら、多分姉は毎日ロキソニンを飲み続けていると思います。 この話から得られる情報は ①レントゲン、CTは優れているが、微細なズレは触らないと分からない。 しかし、微細なずれでも、不調や痛みを発生することはよくある。 ②不調を感じた場合ファーストチョイスで外科に行くのはいいと思う。しかし、原因不明、痛み止め投与、と言われたらすかさず整体がいい。 鍼は本来優れているが、その能力を発揮させられる治療家がまずいないので、痛みの除去には不向き。 ③当院では、1回目は全体的な治療に専念する。やはり、骨盤周辺が重要。2回目の施術で肋骨の転移を取って一発で治ったが、これも1回目の施術で大きな歪みを取るという土台がなければなしえなかったかもしれない。 一度に肋骨までたどり着けばよかったのかもしれないが、人体はすぐに反応が出ないこともある。 また、一気に治療すると良くないこともある。 3回を目安

施術例6 脳腫瘍の後遺症

脳腫瘍の後遺症である、頭痛、首こり、め まいに悩んでいる方への施術をしています。 腫瘍そのものは、外科的手術が必要ですが、後遺症には整体と頭蓋 のゆらぎが非常に大きな効果を表します。 これは、頭への手術はもちろん、腹部への手術でも有効です。 手術後の違和感や不快感、痛みに苦しんでいる方は多いのですが、 外科ではこれらに対しては痛み止めや精神安定薬など薬の処方しか なされないことがほとんどです。 外科的手術と、私のやっているような手技を上手く組み合わせるの が必要だと思います。 西洋医の方にも、整体系は全否定、鍼灸や整体をやっている人間にも、西洋医学を全否定する人が未だにそんざいするのは大変悲しいことです。 さて、この施術ですが、しんゆる整体にて1回目は体の歪み(主に骨盤と頸椎)の歪みをとったのですが、これだけで患者さんの苦痛は半減してしまいました。 要するに、全て手術の後遺症で脳付近から来ていると思っていた症状が、実は単純な体の歪みからもたらされていた、というわけです。 もちろん、体が歪んだのは、目眩などをかばって歩くうちに生じたかもしれず、そういう意味では頭の障害が諸悪の根源であるかもしれません。 しかし、体の不調をこまめに取って行くだけで、生活の質は大幅にアップします。 頭蓋の方も頭部の不快感へ穏やかかつ確かな効果を見せていますが、この患者さんは例え頭蓋が効かなくても、体の歪みを取るだけでも充分快適に暮らせる、ということが分かり、月に2回のペースで通ってきてくれています。

施術例5 骨盤の剪断(縦ずれ)

最近の施術で、立て続けに同じような症状の方が来られたので書いてみたい。 どの方も、肩凝り、首凝り、憂鬱な気分、全身の倦怠感が抜けない。 マッサージには行くが、もちろんその時は気持ちいいが治ることはない。 鍼なども、効かないか、効いても一瞬。 お一人は、この10年。鍼に通い続けているが結果が出ない。 もうお一人も、2週間に一度、2年間整体に通っており、まあまあ良いが今ひとつすっきりしない。 さて、ここに共通している症状は、骨盤のずれ。 しかし、同じずれでも、一般的に言われている骨盤のずれは、回転ずれなのだが、 この方々のケースは上下の剪断ずれ(垂直に上下に食い違う状態)だった。 一般に骨盤のずれ、ということ回転を指し、 剪断は全くと言って良いほど取りざたされていない。 多くの施術者に剪断ずれ、という概念が無いからだろう。 カイロも無理だし、鍼も全く歯が立たない。 それぞれの技には向き不向きがあり、骨盤のずれには、鍼は全く無力。 これは鍼灸師である私が言うのだから間違いない。 回転ズレはなりやすい代わりに治りやすく、歩行などで勝手に治ってしまうことも多い。 しかし、剪断ずれは、起こりにくい代わりに自然に治ることはほぼ皆無で、 長いことその人に 「何とも言えない、真綿で首を絞めるような」 不快な症状を与え続ける。病気までは行かない。 もちろん、病院でも診断はでない。 働ける。寝込むわけでもない。 しかし、しんどい。肩が凝る。 こういう場合は、剪断ずれの場合が殆ど。 当院では、特に力を加えること無く、剪断ズレを解消します。 剪断ズレを取ると、肩がウソのように柔らかくなります。 ベッドから起き上がった瞬間に分かるくらい体が軽くなります。 上記の様な症状の方、お試し下さい。

道具不要の手だけの整体

当施術所の特徴は、道具を使わない、ということ。 使うのは手のひらだけです。 従って、いつでもどこでも出来るというのが大きな特徴。 徒手空拳で世の中を移動してゆけます。 先日も、こんなことがありました。 たまたま水澤観音を訪れ、ついでに水澤うどんを頂こうと某店に入店。 うどん好きの私はたまたま会話した店主とうどん談義が大いに盛り上がり、閉店後も話し込んでいました。 帰りがけに名刺を渡すと、大変興味を示された上に、腰の痛い家人がいるので、ちょっと診てくれないか、と言われた。 特に急いでもいなかったので、そのままお店の座敷で整体開始。 しんゆるを施して5分ほどで腰痛は消え、肩はゆるゆるに。 そして頭蓋のゆらぎに移ると、そのまま寝息を立ててゆったりとした瞑想状態に入って行かれました。 終わると「羽が生えているみたい!!軽い!!」 様子を見ていた奥さんも肩凝りが酷いというので、奥さんも。 10分弱の施術でしたが、 「おお、回らなかった肩が回る!!」 と喜んで頂けました。 こんなことは、旅先でしょっちゅうです。 徒手で、具体的に、すぐその場で結果を出せる。 この技を身につけて良かった、と思う瞬間です。 センスが必要ですが、出来るひとには出来る技です。 広まれば、もっとお互いが、お互いの苦痛を除去し合えるはずです。 多くの人が出来るようになればいいな、と夢見ています。

治療回数について・脅さないことが重要

治療回数について良く聞かれます。 これは当然、症状や個人によって違うのですが、 大体どんな症状でも、とりあえず、 10日~2週間の間をあけて、 3~5回を目安に来て頂きたいと思っています。 10日の間で3回ですとトータル一ヶ月。 5回だと二ヶ月弱。 2週間のスパンですと、3回で一ヶ月半。 5回で二ヶ月強 大体このくらいで、色々な症状が取れて来ますので、 あとは一月か二月に1回とか、調子が悪くなったときでもかまいません。 あまり整体に来慣れていない方は、多いな、と思うかも知れませんが 一般的に鍼や整体では急な症状がある場合、 一週間に2~3回で一月くらい通わされることも少なくありません。 当院の数字はかなり少ないと客観的に思います。 むやみに脅して、多く通わせる、という方法は取りたくありません。 的確な通院回数で、効果を挙げていきたいと思っています。 しかし、一方、脅さないし、あまり熱心に通院を勧めないので、 忙しさなどを理由に、間をあけてしまう方が居られます。 また、一度にかなり改善するので、 それで満足して来なくなってしまう方もいらっしゃいます。 これはとても勿体ない。 折角症状を取ろう、と思われたのですから、指示通りに通って頂けたら、 と思います。 無駄な出費をさせるつもりはありませんので、 できたらこのようにしてもらいたいと、思います。 当院の施術では、症状は一度に消えることも多々ありますが、 やはり長年身についた症状や、 急性の強い症状は、再び顔を現して、 完全に消えるまでにはそれなりに時間がかかります。 ともに、完治を目指して頑張りましょう!!! ご予約はホームページから →  クリック