首の痛み、手の痺れ時の手首の重要性
当ブログでは、 足首、手首 への施術の重要性を度々書いてきました。 これらがズレたり、可動性が低下すると本当に色々な症状を引き起こします。 西洋医学的に 「原因不明」 となり、当分痛み止め、湿布などを使用しながら様子を見る、ということになった 首 の痛み、肘の痛み、手首の痛み、上腕・前腕の痛みや張り、 後頭部痛、内臓(特に大腸)の動きの低下 などの症状は手首や肘への施術で改善することが多々あるというのが、 今日のインフォメーションです。 私の所には、西洋医学で所見なし、となったが何とかしたい、 手首の痛み、 ばね指 などで手術を勧められたが、首などの手術は怖いので避けたいという方々が遠方からもよくお越しになります。 ともかくケースバイケースなので、腰から初めて全てチェックをしていきます。 一般的な腰の施術や、背骨(胸椎)、頸椎の矯正をまず行います。 ここまでで改善してしまうケースが7割以上だと思いますが、それでも残る場合は さらに細かく、診ていきます。 具体的な一例 を挙げますので参考にして下さい。 重いものを持ったり、パソコン作業が多い50代女性。 両手の中指が殆ど曲がらなくなる。 中指が殆ど曲がらないので、この指だけ相対的に目立ってしまうが、 実際はその他4本も通常の3分の2程度しか曲がらず、 指先が手のひらに点かないので、 細かなものは掴めない状態でした。 料理、洗濯やトイレも不可能で、非常に困っておられました。 半年以上 この状態で、医者の見立ては 「ばね指」 ステロイド等の投与を行いましたが、特に変化はなく 「近々手術を行う」 ことを勧められました。 しかし、中指ですから術後の回復まで非常な不自由を強いられますし、 片手が終わったら次はもう一方の手もしなければなりません。 おまけに 「かなり曲がるようにはなるが、完全には曲がらないかも」 「術後の疼痛がしばらく残る」 と説明され、悩んだ末に私の所にお越しになりました。 両手が均等にばね指になるのは、なにか共通する原因があるはずだと思い、 狙いは必然的に頸椎の4、5、6あたりだと私は考えました。 これが腰のズレを拾ってゆがんでいたので、まず腰を治してから頸椎への