入試が引き起こす?過緊張への施術

二月頭の中学受験で始まった受験シーズンも、ほぼ終了です。

この時期になると思いだす疾患、患者様の種類は、

毎年ボツボツとかならず何人か居る

「緊張感が取れない若者」

であります。

どんなにリラックスした状態でも、力が抜けきらない感じがする

寝ても寝られない。

体の力を抜いているつもりだが、背中や、首に力が入っている感じがする。

実際、触ると筋肉が緊張している。

頭の奥に、緊張の塊が居座っている気がする。

という症状です。

だからといって、何が起こるわけではありませんが、非常に不愉快な症状で、

すっきりすることはありません。

更に進むと、


目を閉じていると、体が勝手にねじれる

目を閉じて立てない

何か特定の動きをしようとすると、体や眼球が意図しない方向へ動く


と実生活上でもこまった症状が出てきます。

大体お越しになるのは、

大学生から社会人になりたての若い男性。

発症時期は?

と聞くと、

中学受験期

が圧倒的です。

中学受験が終わって、明らかに体が不調となり

その後、中学、高校と違和感を抱きながら生活

20歳くらいになり、周囲と比較したりして、

明らかに自分はおかしいと自覚してお越しになることが多いようです。

大学生の場合は、これから就職しても疲れやすくてやっていけなそうなので、早めに直したい。

社会人の場合は、もっと楽に勤務をしたい、と。


いずれの場合も施術は

やはりまず体のズレを骨盤で取ります。

これでかなり肩周りは楽になります。

しかし、ズレだけで肩や背中が張っていた人は、骨盤やあとはその他の骨を調整してゆけば

筋肉はフニャフニャになっていきますが、

緊張感のある人はそれだけでは無理で、肩周りの筋肉に

ゴムのような独特の張り感が残ります。


これはあと、頸椎への施術、

そして、頭蓋への施術が有効、というかそれでなければ取れません。

私は体と頭蓋と両方やっていますので、そのまま頭蓋への施術に移行します。

頭蓋への施術も2種類あり

①頭蓋骨そのもののズレ、動きの悪さを取る施術

②頭蓋骨を通してエネルギーを調整する施術

とに分かれます。

これらと、体の歪み除去を交互に、適切に組み合わせて行うことにより、

五回くらいから、かなりの効果を感じることが出来るようになると思います。

体の力が芯から抜けたような感覚が起こり、

夜ゆっくりと寝られるようになります。

過緊張は見た目では分からず、全く普通の人であり、

病院検査でも100パーセントひっかかりませんが、疲れやすく、不愉快な症状です。

心身共に不安定な12、13歳頃に猛烈なストレスを受けて、そのまま立ち直れなくなってしまったのでしょう。

このダメージにより、折角の第一志望校に入ったにも関わらず、普通に登校できなくなってしまう子もいるでしょうし、

私の所に来ている方々のように、なんとかかんとか、と言った感じで中高時代を送る子供も珍しくはないようです。

ところで、このような症状で来るのはほぼ100パーセント男子、男性で、

女性は来たことがありません…

全体比率では、私の所は女性が7割なのですが、こと、過緊張、それも中学受験で引き起こされた

過緊張で男子だけです。

やはり男子の方が弱いのかな、と思ったりします。

ご予約はこちらで施術スケジュールをご確認の上どうぞ。初診の方への情報も書いてあります。→http://zugai-yragi-yotei.blogspot.jp/


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