断食の勧め

正月も終わりの土日、久しぶりの断食をした。

2日前から食事量を落としはじめて約48時間、ほぼ水以外口にしていない。

36時間目くらいに低血糖症がでたので、野菜ジュースを一杯飲んだきり。

この後夕飯におかゆを頂きます。

断食は案外楽で、食べない状態になれると非常に気持ちいい。

頭はクリアになり、肩凝り、腰痛なども大体なくなる。

このまま一生食べなくても生きていけるんじゃないか、と思うくらい快調である。

気持ちも非常にリラックスする。


ただ、快適さに調子にのってちょっと動く(例えば、10分ほどの散歩)と


ビックリするくらい疲れるので、寝ているのが基本。

しかし、動くとこんなにエネルギーが必要であることや、


寝ている限り3日くらい何でも無いことにいつも驚かされる。

低血糖症が出るとかなり危険なので、


飴一個や野菜ジュースなどを飲むのだが、これが体中に染み渡る。

僕の場合この程度のエネルギーで本来人間は生きていけるのに、なんて無駄に食べているのかと時々思い返すために必要な行為だ。

食べるのは好きで、うどんブログなどもやっているし方々で殺生を繰り返し、


生きる以上のエネルギーを無駄に摂取し続けている典型的な現代人だが、

たまにはこういうこともするといいのである。

抜群に健康になるし、瞑想の深まりも凄い。


断食そのものでは案外体重が落ちないが、

終了後は酒も甘いものも一切欲しくなくなるので、確実に痩せる。

無理に遠ざけるのでは無く、不味くてしかたなくなるのである。

いいことずくめである。

ただ、時間がかかる。


あと、気持ちいい状態までいくのと、回復期がまあまあ辛い。

空腹を我慢するのは大変だと一般に思われているが、

断食状態に入る過程より、少しずつ食事を増やしていく回復過程の方が辛い。

この後、おかゆを頂くが、次の朝飯までがお腹が空いて空いて、

どうしようもない。しかし、ここで一気に食べると体調を崩すので、我慢のしどころ。

時間がかかり、リスクもあるし、断食中はほぼ何もしないことが求められる断食。


社会人にはなかなか厳しいが、

古来いい、と言われているものには必ず一理あると思う。


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