小学生でも大いに歪んでいる

相変わらず小学生の依頼も多いです。

多くは多動、発達障害(学習障害)に対する頭蓋仙骨療法の依頼ですが、

私は必ず歪みへの施術を先に行います。

今のところ多動、発達障害等の依頼でお越しになった

子供のほぼ100%が相当な歪みを体に持っていました。

これは私もこの仕事を始めるまで想像もしていたかったことで、特筆すべきことだと思います。

素人でも充分に分かるレベルの歪み、肩凝り、首凝り、腰痛を抱えておりますので、

一緒にお越しになった保護者の方に

歪みや肩凝り、首凝りを実際に見たり、触って貰ったりして、

チェック方法の指導も行っております。

歪みが何故起こるのかは大人と違ってよく分からないことも多いのですが、やはり姿勢や体の使い方の癖、机や椅子の形状などの大人でもありがちな問題と、発達による体のアンバランスが組み合わさっている感じがします。

もの凄い歪みを抱えていても、本人には治った経験がないので

「こんなものだ」

と思っているケースが殆どです。

何度か治して行くうちに、治った状態と、歪んで居る状態のギャップを把握してゆき、

自分の体が現在どの様な状態にあるかが分かってくるようになります。


症状は小学一年くらいから出始め、高校、大学生まで幅広いです。

朝起きられない、集中力がない(首などが痛くて授業に集中できない)、体調不良で登校できない

等の症状を抱えているお子さんのうち、半分くらいが体の歪みの施術で改善しているように思います。

育て方を間違えた、

根性がない、

集中力がない、



自分やお子さんを責めるばかりで無く、

肉体的な問題も考慮に入れてみるのも重要なことだと思います。

歪みが主の場合、それだけであっさりと色々なことが改善してしまいます。
(そうでない場合もありますのでご了承下さい。)

さて、歪みが取れた時点で色々改善するのも確かですが、やはり多動や発達障害が本格的にある場合はそれだけではやはり無理で、頭蓋への施術や頭蓋仙骨療法を行います。

これについては、ネットで多動、発達障害に効くということが喧伝されているようで、それを見た方々からの依頼が非常に増えています。

確かに受けると非常にスッキリしますので、この感じが脳の働きにも良い影響を与えるのだろうとは思いますが、

正直なところ

どの位の頻度で、どの位の期間施術を受ければ効果があるのかは、私にも分かりません。

歪みの方は5回程度という目安があります。

5回程度一気に施術すれば殆どのケースで歪みが取れた状態で安定し、

その後は1ヶ月に1~2回のメンテナンスか、調子が悪くなったときの施術でいいという明確な方針が立てられます。

しかし、多動、発達障害という肉体の中でも歪みという骨格、筋肉という物質的な問題では無く、

脳や神経に関する領域には明確な回数、期間や効果というものをご呈示できませんで、予めご了承下さい。

その上で、とりあえず歪みのチェック・改善でも良いというスタンスでお越し頂ければと思います。

ともかく、小学生、学生には肩凝りなど無く、

体の歪みも気のせいだ、若いんだから平気平気、

という考えはもう捨てなければならない時代に来ていると思います。

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