易の講座を受講してきました

 私、大学では東洋哲学科という珍しい科を卒業しましたので、前職の中高国語科教諭時代も、その経歴を買われて漢文の授業を沢山やりました。

四書五経も一通り目を通したことがあります。

四書はとても面白いのですが(特に『中庸』)、五経は苦戦しました。

最も重要とされる『詩経』も授業中は気絶(睡眠)していた時間の方が長かった気がしますが、

中でも『易経』はつまらなかった。

普通の本のように、ただ頭から読んでいっても全く面白くないというか、

面白い、かどうかを越えた異次元の内容で、何が何だか分からない(通読は結局不可能だった)。

はまると面白い、特に占いを学んで実践に結びつけるといいとは言われており、

「そうだろうな」

とは思っていたものの、筮竹、あの街角の暗闇にひっそりと座り込んだ易者が持っている筮竹。

あんなの信じられる?

何の意味も興味も無い。

まして自分がすることがあろうとは夢にも思わず、意欲もきっかけもなく、以来30年余りを過ごしてきました。


が、しかしですね、お世話になっており、当院の患者様でもある光田さんのお店が主催で、易の講座をやると聞き、これは滅多にないチャンスだと思い応募してみました。


つまらないとはいえ、どこかで『易経』を捨てきれない自分が居たのだと思います。


講師はお兄様の光田秀氏。エドガー・ケイシーの本の翻訳、研究の第一人者ですが、易とは全く結びつかない。

しかし話を聞くと、エドガー・ケイシーにはまる以前、大学の頃に易にはまり、大学二年で既にお客さん相手に筮竹をふるっていたそうです。

普通じゃないですね~

凄い。

充分なキャリアです。


講座では筮竹の扱い方や卦の出し方、出た卦を『易経』と照らし合わせて如何に読み解いて行くか、を一通り習いました。


タロットなどと同じで、出るパターンは単純。

その一見無意味なパターンの中から何をとっかかりにして、

自分が占いたいものと関係ずけ、意味を付けていくか、というのが重要で占い師の腕の見せ所。


易経の場合はそのベースとなるのが漢文で書かれた易経であるわけで、これはなかなかハードルが高そうです。

しかし大学の『易経』の講座も、筮竹持ってきて、占いやりながら読んだら何倍も面白かったのになと思います。

まあ、そんなこと絶対実現しないでしょうが。


また、筮竹を使って卦を出すにあたっては、集中力と神と繋がるイメージが大切なようです。


漢文はかなりブランクがありますが、一通りは読めますし、

神と繋がるイメージは日々の施術で日常的に行っていますので、

これは案外モノにできるかもしれないと、今のところ、少なくても本当に今のところですが、思っています(笑)


今でも希望者にはオラクルカードなど引いていますが、そのうち上達したら筮竹を使った占いに変えてみようかと思っています。

乞うご期待。

今日はとりあえず、筮竹の代わりに竹ひごを使用
光田さんの隣で受講しました。終わりに記念撮影。

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