GWのセミナー修了しました

頭蓋から一次呼吸を感じる
今年のGWは、一次呼吸を頭と足から感じよう、ということで、
頭蓋と足から一次呼吸のリズムを取れるようにするとともに、
被験者を深いリラックスに導くテクニックの練習を行いました。

初回の4日に頭=「頭蓋のゆらぎ」講座

2回目の6日に足=「足引き放心テクニック」

の講座を行いました。

それぞれ、定員の4名が参加。2回通して参加して頂いた方も2名いました。

主婦、マッサージ師、医師、弁護士、エステシャン等々、バラエティに富んだ方々です。

普段施術を受けていて、その不思議な感覚がとても気になるようで、
いつもすぐ満席になってしまいます。

そもそも募集人員がすくないことも要因ですが、施術所が狭いのと、
やはり、非常に繊細なテクニックなので、丁寧に指導できるのは、
4人くらいが限界だろうとは思います。

私の患者様以外の参加をお断りしているのですが、それはこのテクニックが非常に繊細なので、受けたことがない人は、他人にすることがほぼ不可能だからです。

この方針は今後も恐らく変わらないと思います。

また、ちょっと出来たからといって、すぐお金を取って施術してしまうような人にも、技の評判とクオリティのレベルを保つ為に、教えることが出来ません。

殆ど知られていないテクニックなので、とにかく、手取り足取りです。

以前よりは私の方も教え方が上手くなっているのもあり、

今回も2時間でみなさん、とりあえず使えるようにはなりました。

2時間受講したけど、何が何だかさっぱり分からなかった!という事態は避けられた模様。

一次呼吸とは、オステオパシーで使用する概念で、一般的な医学用語ではありません。

肺でする呼吸の更に元になる、脳(と脊髄)の律動のことを言います。

非常に微かなので捉えるのにコツが必要ですが、

捉えた時点で、被験者は非常なリラックスを覚え、眠ると言うより、

瞑想状態に落ちていきます。

最終的には一次呼吸の乱れや、弱まりを是正していく為のコントロールも行うのですが、

とりあえずは、一次呼吸を捉え、観察できるようになるのが先決です。

そのためには、施術者が心を鎮め、意図を排し、虚心坦懐にただ、

被験者の体の状態を見つめることが大切になります。

今回は頭、足を通して、この一次呼吸を見つめて頂きました。

何もしない。ただ見つめるだけ。これが意外と難しい。

相手に触っているだけですから、動きとしてはもの凄く簡単なものなのですが、奥が深いです。

参加者から感想を頂きましたので次回以降順次掲載します。




手の上に足を置いているだけですが、一次呼吸を検知すると、被験者は非常な開放感を覚えます。


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