GWセミナーの感想

GW中に行ったセミナーの感想を頂きましたので、掲載します。
セミナーの内容はこちら→CLICK

一次呼吸を感じながら、手を触れているだけで相手の緊張を取り、
体調を整えていく方法の基礎の基礎を行いました。

各講座4名、のべ6名の参加でした。

5名はいつも施術を受けて頂いている方で、施術を受けて不思議で仕方なく、
自分もトライしてみたいということで、参加頂いたようですが、
日常、我々が持っている常識とは大きくかけ離れた概念のものですので、
やってみると案外そこら辺の常識を取り払うのが難しかったようです。

一次呼吸を捉えるのは非常に難しいです。
捉えようと思うと捉えられません。
もちろん、全く捉えようと思わなければ、そもそも施術が成り立ちません。
意図を持ちながら、その意図を忘れ去る、その絶妙な境地がこの施術の重要で面白いところです。
このように、発見の難しい一次呼吸ですが、
一方で、上手く発見すると、発見して観察しているだけで、被験者は気持ちよくなり、
全身の力が抜け、気絶するように様々なことから解放されていきます。

その機序は未だ不明です。
科学で解明できないことがまだ山ほどありますが、これもその1つで、
科学の言葉で語られるにはまだまだ時間がかかりそうです。

科学で証明されないことは信じない、という前時代的な科学信者
(近代科学という宗教に知らないうちに洗脳されているわけです)には、

到底受け入れられないでしょう。
それはそれでかまいません。人それぞれです。
しかし、目の前に起こっていることを謙虚に受け止め、みつめて行こうとする人には、
大いなる前途が開けていくと思います。

アンケート形式で答えて頂いてる方には、このような質問をしています。

1 講座を受けようと思ったきっかけは何ですか?
2-1 施術をしてみて難しかったところを教えてください。
2-2 施術をしてみて面白かったこと、興味を持ったことを教えてください。
3 今後どのように使っていきたいですか。
4 トータルの感想


☆頭蓋、足と両方のセミナーにご参加頂いた弁護士の方です。
両方のセミナーをまとめた感想を頂きました。

本日はありがとうございました。
予想はしていましたが初歩的な内容であっても、これまで施術側に回ったことのない私にとっては技術的にかなり難しいものでしたが,しばらく練習をしてみます。
さて、以下に感想を。

1、講座を受けようと思ったきっかけ
⇒妻が育児の過程で腱鞘炎になり,同時に腕がしびれたり全身に倦怠感を感じるようになりました。妻に桑嶋さんのところへ行くよう勧めたのですが,妻は私の言うことをあまり聞かないので,まずは私が妻に施術をしようと考え受講しました。

2-1、難しかったところ
⇒一次呼吸を感じるところ。

2-2、興味を持ったところ
⇒一次呼吸という概念があることは分かりましたが,なぜ一次呼吸を読み取るだけで施術を受けている側に作用するのか,また,逆に施術者に悪い作用を及ぼし得るのか(どのような情報がどのように伝わっているのか)が気になりました。

3、どのように使っていくか
⇒妻に試してみます。

4、トータルの感想
⇒座学,実技ともに面白く受講して良かったのですが,多くの人を相手に練習する機会というものがなかなかないことが悩みです。


☆こちらも、2日間お越し頂いた女性の方からの感想です。
色々詳しく書いて頂きました。
一次呼吸の存在と、それを感じられるということに感動されたようです。

桑嶋先生

2日間、丁寧に教えていただき、大変ありがとうございました。

1、受講のきっかけ

セミナー案内の「一次呼吸」(初耳でした)の説明が興味深く、知りたいと思ったから。
また、家族などにワザをかけてもOKと書いていたので、「お!それなら、勧めてもなかなか行かない(行けない)人に、自分でやってあげられるんだ!」と思ったので。

2-1、実際に受けてみた感想で難しかったところ

頭蓋も足も、1つめと2つめ(ただそのまま観察する)は思ったより簡単だと思ったけれど、3つめの引っ張るのが難しかった。
頭蓋の場合は、力加減がよく分からないだけだったが、足の場合は、方向(ねじってしまう)、バランス(交互に持っているうちに分からなくなる)、力加減(引っ張りすぎ)ーーいろいろやっているうちに何がなんだか分からなくなった。
最後はなんとなくバランスよくいったような気もするけれど、そう思って数秒たつともう感覚が変わってくる。それでまたバランスをとっていくが、「合ってるのかな」となんだかだんだん自信がなくなっていった。

2-2、受けてみて、面白いと感じたところ 興味をもったところ

★一次呼吸の存在を知ってとても興味を持った。
(「脳死」というのはこの一次呼吸が止まった状態なんでしょうか??)

一次呼吸は、リラックスしているときは活発で、よくない姿勢でストレスをためているようなときは、呼吸も小さい、というように変化したりするのでしょうか?

私はずっと「生命力」とか「生命エネルギー」のようなものがない、と自分で思っていましたが、その頃は頭もヘルメットのように固く、もっと身体も歪んでいましたが、この一次呼吸が十分にできてない状態だったんじゃないかと勝手に思ったりしました。

あと、脳が脊髄を通ってずっとつながっている話を聞いて、首を前に折りっぱなしにしているのは一次呼吸がしにくくなって身体に悪いんじゃないかと思った。
よく草むしりしているときに心臓発作や熱中症になるのは、首を前に垂れて前屈みで長時間作業するという姿勢のせいもあるのかな?と思ったり。

「五体不満足」の乙武さんがいつも生命力溢れているというのは、この一次呼吸がすごく活発なのかな、自由に動けないぶんずっと(ずっと見てるわけじゃないので知りませんが)姿勢がいいから、脳から脊髄への部分が曲がらずまっすぐなのがいいのかなとか思ったり。

また、一次呼吸は魂とつながっていて、心臓は心とつながっていて、肺はからだなのかなと思ったり。

実際、施術の実技を受けて、
「頭蓋」のときは、受ける側・やる側どちらのときも、相手側の感想と自分の実感が乖離してなかったが、「足」のときは、自分が施術する側のとき何も感じなかったのに、相手がとても感じていたり、受ける側の私が、いきなりのクラクラから背中や目の奥の痛みまでいろいろ出てきたのに、施術してくれた相手が「何も感じなかった」と言ったのがとても意外で、面白かった。

施術者視点を確立する(ただ観察する、無理に感じようとしない、対象を変化させない)、すると相手から勝手にいろいろ出てくるというのが、面白かった。
トマス・ゴードン博士の親業訓練「お決まりの12の型」を思い出した。
問題を抱えた人と話すとどうしても、12の型(命令、脅迫、説教、提案、講義、非難、同意・賞賛、侮辱、分析、同情、尋問・質問、ごまかし)のうちのどれかを使って対応してしまうけれど、そうでなく、ただ、相手の言うことをそのまま受け止めていくと、勝手に相手がいろいろ問題を解決して自主的に変化していく、というものです。身体もまったく同じなんだなぁと思った。
言葉を使わなくていいぶん、身体のほうが間違わないでできる気がする。

3、この先どのように使っていきたいですか

家族や親族の気になる人に使ってみたい。

4、トータルの感想

そちらに自転車で伺ったので、帰りにせっかくだから菊池寛の旧宅跡を回って帰った。
今はマンションになっていましたが、プレートがあって
「『不実心不成事 不虚心不知事』(実心ならざれば事成さず、虚心ならざれば事知らず)は、寛の座右の銘として知られている。」
と書かれていて、お~~!! 今回習った施術者のあるべき姿だ!真理はいつも同じだ!と思って帰りました。

そんなこんなで、とても楽しかったです。ありがとうございます。
忘れないうちに実践していきます。


☆次は、足の講座に参加頂いた医師の方です。
この方は、以前行った頭蓋講座(全13回)にもフルで出席頂き、
マスターされているので、一次呼吸はある、そして、それを感じる為には、
虚心坦懐にならなければならない、という基本は出来ています。


1、きっかけはFacebookの投稿記事です

2-1、難しかったのは足を引く力加減(一次呼吸は頭蓋と同じ程度に認識できました)

2-2、足でも一次呼吸がわかるなんて、と新鮮でした。

3、過労気味の弟夫婦にやってあげたいデス。

4、何度もお聞きしてるとはいえ、やはり「ただ相手の一次呼吸を察知する」だけで、これだけの影響が出ることが、不思議でなりません。
もっといろんなやり方をこれからも教えていただける企画を是非お願いいたします!


☆次は、頭蓋のみ参加頂いた女性のから頂いた感想です。


施術は数回受けておりましたが、ほとんど動かすことのない施術…これは何だろう?…と不思議な感じがしておりました。
施術の間にあまりに不思議なので、薄眼をあけて見てしまったこともありました。

今回の講座で教えていただき、感覚をつかむことの難しさを知りました。
私は、実技に入る前の1次呼吸・2次呼吸のお話も、とても興味深かかったです。
人間って、こんな世界も内包(?)しているんだなぁと、感慨深かったです。

実技は、こんな感じかなぁ…、たぶんこれかなぁ…と、明確では、ありませんが、見つけられるようになりたいと思いました。

手取り足取りの講座をありがとうございました。  

☆上の感想を頂いた方のご主人です。
ご自身もマッサージの免許を取り、開業されていますが、
残念ながら施術を受けたことがなく、頑張って頂きましたが、苦戦されたようです。
私の施術室は気の管理にはなかり気を配っているので、
良い場所で良い結果を出しやすいのは間違いないですが、
慣れればどこでも、どんな騒音の中でも、揺れる乗り物の中でも施術可能になります。

桑嶋先生おはようございます

先日の講座ではご指導ありがとうございました。

参加者から施術を受けている時、術者によって目の周りだったりお腹の周りだったり、脚の先だったりに反応の部位が変わって来るのにビックリしました。

特に、参加女性の頸の施術では首周りが熱くなり掌が離れた後も暫くは火照っていたのは初めての経験でした。相性があるとはこの事でしょうか。

施術を受ける時や施術するどちらの場合でも、予期していない感覚や身体の反応が湧き上がり、ちょっと考え過ぎかなと思ってました。

帰宅して奥さんと練習したのですが、同じような感覚が再現しないのでガッカリしました。

奥さんに桑嶋先生のお部屋は氣が満ちているからではないのかしらと言われました。

私の身体や住居の周りでも氣が満ちる様に念じて行きたいと思います。

今、私の施術を受けて頂いた殆どの方がヘッドマッサージの段階でグーグーと気持ち良さそうに寝て頂いてます。

頭の手当てに研鑽を積み、施術の力にして行きたいと思います。今後もよろしくご指導お願い致します。

最後に
基本的に受けたことがない方はお断りしているのですが、患者さんとご夫婦で参加ということでお受けしました。

しかし、自分が受けたことがないことを人にするのはとても難しいことです。


例えば、鮨を食べたことがない外国人が、
昔日本に行ったことがあり、そこで食べた鮨が忘れられない、
という奥さんを喜ばせる為に、自分は食べたことがないにも拘わらず、
いきなり鮨教室に来てしまった様な感じで、自分が一体何を作っているのか、
どういう味や見た目になると正解なのか、
そもそも本当に鮨って美味しいの?
と疑問に思いながら鮨を作っているような感じになってしまったと思います。

やはりものごとには順序があり、いきなりやるとかえって遠回りになってしまい気の毒に思いました。

頂く授業料に相応する効果を出せず、それも心苦しくもありますので、
やはり次回からは施術を受けたことがない方はお断りしようと思っています。

受けたことがない人には教えない、というのは囲い込みだろう。

とか
とりあえず受けさせて施術数を増やしたいのだろう
と思われてしまったりするのですが、やはり何と思われても、
お断りしたほうが親切だろうという結論に達しました。
この施術は、施術を受けること=勉強ですので、この記事を読んで興味を持たれた方は、
まずご自分が3回くらいは施術を必ず受けてみて下さい。

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