難病対策の一例~謎の体調不良で退職を余儀なくさせられた例
今回の例にあげたような、
かなり程度の悪い患者さんは、大体一月一人くらい、新患でいらっし ゃいます。
複雑な症状、背景をかかえた事例ばかりです。
もちろん、正解の治療法はありませんし、保険診療で行われるような、筋道や基本的な手順もありません。
病院の検査結果は参考にはしますが、一度全て白紙に戻して、私の経験と直感で診察し直 します。
なぜなら、検査結果に基づくあらゆる治療、投薬が効かないわけですから、全く違う方法を考えなければならないからです。
西洋医学が 駄目で、この施術の方が優れている、と言ったような単純な勝ち負けの主張をしているの ではありません。
私は自分のしている施術は、あくまでもメジャーである西洋医学の補完 的存在であると思っていますが、西洋医学で治らなかった、という方に対しては、全く違う方向からのアプローチが必要だとう単純な事実を述べています。
私の施術が特殊化、複雑化しているのはこのような背景によります。
藁をもすがる人の気が分からない人は、西洋医学以外の特殊な施術を「怪しい」と笑いま
普通の治療だけでは治らない人はごまんといるのです。
この苦しみはそういう 症状になった人にしか分からないし、治らない人を相手にし続ける苦しみは、医者も含め 、治療者にしか分からないと思います。
普通で何ともならないことは、普通ではないことでしか解決しません。
保険診療は有りがたいものですが、一方で、どこに、いつ行っても同じである、コンビニみたいなものが期待さ れているわけですから、いくら医者を変えたところで、効果の違いはたかがしれています 。
本当に困った人は施術が怪しいか、怪しくないかは関係ありません。
効くか効かないか。
これだけです。
私は本当に救われたいと思っている人を何とかしたいと思い、技を突き詰めています。
これで別に人をだまして いる訳でもない。しっかりした効果を出して喜んでもらっているし、それで1回100万円くらい取っているなら、ちょっといかがなものか、と私でも思いますが、1回1万円そこそこです。
無責任に適当な評価をしている人は気にせず、本当に苦しんでいる方はお越し頂ければと思います。
もちろん、西洋医学以外を試したことがない方は、自分自身の心の垣根を越える必要もあるでしょう。
保険を効かせたり、医者としての肩書きが増えると、どんどん試すことができることの範 囲が狭まっていく傾向があります。これは仕方のないことです。
学者になれば、研究をし、新薬、新治療法を編み出しますが、それはあくまでも現代の西 洋医学的観点で「正しい」とされるベクトルの延長上にあります。
学者になれば、研究をし、新薬、新治療法を編み出しますが、それはあくまでも現代の西
肩書きが増 えるとベクトルの延長上にあるものにはどんどん深掘りをしていきますが、ベクトルから 外れたモノを顧みることは減っていきます。
ベクトル外のことを試してみる、自由な、肩書きのない、保険(税金)のしがらみのない 立場の人間、そこに私はタマタマはまってしまった。これは運命だと思っています。
もちろん、完治に至らず、残念な思いをすることもありますが、その多くは1回か2回で 来なくなってしまう場合で、何度も何度も来て頂いているのに難しい、という症例は 、現在3名あります。
ベクトル外のことを試してみる、自由な、肩書きのない、保険(税金)のしがらみのない
もちろん、完治に至らず、残念な思いをすることもありますが、その多くは1回か2回で
これはかなりプライバシー度が高い症例なので、また機会があれば書きますが、今回は良く効いた例 。
この様な例は多数有ります。
東北地方の女性。40代。
具体例
東北地方の女性。40代。
☆主訴☆
元IT企業勤務
5年ほど前に謎の体調不良に襲われ、
仕事ができないどころか、ほぼ寝てばかり。
退職に追い込まれる。
一日中寝ていても、休んだ実感は得られず、常に疲れており、予定があっても気づいたら寝ていてすっぽかしてしまうことも多々発生。
数年前に不本意に中絶
(妊娠の初期段階で妊娠の経過不良により、胎児を搔き出し死産させることを余儀なくされる)、
以降、更に悪化し、
普通に生活するのが困難なほど疲れやすく、以降、更に悪化し、
顔も大きくなり歪む(右が麻痺して 動かず、左が老婆のようになる)。
中絶の後に自然出産で子ども授かるが、産後は5分歩くと発熱するほど衰弱。
6年間藁をもつかむ思いでいろいろ試し、
7年目にしてクラニオと運動療法とカイロで調 子をだいぶ戻した。が、治しても治しても2週間ほどで元に戻る。
完治にはいたらず。
体調、美容面全てにおいてどうしていいか分からない状態になってしまった。
この場合、まず重要だったのはやはり骨盤の複雑なズレで、恐らく出産時のズレに、カイ ロによる不適切な治療が重なり、自然に発生することはあり得ない壊れ方でした。
体調、美容面全てにおいてどうしていいか分からない状態になってしまった。
☆見立てと施術☆
この場合、まず重要だったのはやはり骨盤の複雑なズレで、恐らく出産時のズレに、カイ
整体は効くときは効きますよね。
骨の位置などを動かして整えていきますが、必ずしも正しく動かしているとは限らず、
ズレを生じさせている場合も多々あります。
これは山ほど症例を見て来ました。
施術により変な風にズラしてしまったばあいは、非常に不自然な状態なので、私はちょっと触ってすぐ分かります。
事故や、姿勢が悪くてずらした場合よりも、治すのが大変で時間がかかりますが、
この方の場合は運良く、短期間で上手くいきました。
骨盤の矯正を中心とした施術2回。これでほぼ日常生活に支障はなくなりました。
骨盤のズレ矯正は1回でも「劇的」といっていいくらいの効果があります。
そこら辺にある骨盤矯正とは全くレベルが異なります。
想像の範疇にはなく受けてみないと分からないと思います。
矯正にかける力はほぼなく、検査がちょっ と痛い程度で、施術は無痛です。
トータルで20分くらいかかりますが、施術している時 間だけなら、1分以内です。
さらに、この人の体を治すにあたって重要な要素は、心の問題でした。
さらに、この人の体を治すにあたって重要な要素は、心の問題でした。
経験から来る後悔、悲しみの念が非常に強く、これを除去しました。
これは整体、オステオパシーといった範疇の施術ではありません。
日本全国でも、おそらく私しかやっていないであろう、負の想念を取る施術です。
除去した瞬 間「何か」が渦を巻いて天井へと抜け去り、その瞬間に、ドッと足先、指の先に、電流の ような衝撃を伴った血流を感じたそうです。
その後、目は光り、頬に赤みがさし、本人が言うところの「老婆の様な状態」は瞬間的に 消えました。
一般的にはこの症状は「慢性疲労症候群」と診断される確率が高いと思いますが、
安定をはかる施術を含めて計5回で、今ははつらつとして、健康そのものです。
一般的にはこの症状は「慢性疲労症候群」と診断される確率が高いと思いますが、
安定をはかる施術を含めて計5回で、今ははつらつとして、健康そのものです。