部分は全体であり、全体は部分である

最近またバネ指に対応しました。

そこで、以前Facebookに友達対象に載せた記事をまだブログに載せていなかったのを思い出し、先ほどアップしました。

案外知られていない症状なので、そもそもバネ指とはどんな症状か?ということも書いてあります。

バネ指は指という「部分」に障害が起こる病気ですが、発症する方はほぼ間違いなく肩、腰などにも故障があります。

自分で気付いていないだけです。

根本的な部位の故障が部分に悪影響を与えることはよくあります。

バネ指といったような「部分の病気」であっても、全体をまず治すことが、とても重要です。

指だけ治すことも出来ますが、やはりぶり返してしまうことが多い。

整形外科など、西洋医学の医院に行くと、指しか見ないでしょう。

そして最終的には指の手術を勧められると思います。

西洋医学では現在、悪くなった「部分」しか見ません。

この悪影響で、多くの人が悪くなった「部分」だけをチェックし、そこだけに治療を行う「対処療法」を本当の治療だと勘違いしています。

指の障害があったら、指を治す。当たり前かもしれませんが、指だけ触っていてもダメなのです。

部分は全体であり、全体は部分である。

「あ、マンガにありますよね」

と言われますが、これは既に仏教にある思想で、マンガが仏教を取り入れているわけです。

もちろん、マンガの影響力の強さはとてもありがたいものです。

そのお陰かどうかは分かりませんが、指を治すためには指だけ触っていてもダメだ、という発想は若い人は実に柔軟に対応してくれます。

全く受け入れてくれないのが、高齢の男性ですね。

今、受け入れてくれている若い人が、60歳、70歳になったとき、やはり考えが硬直化して視野が狭くなり、同じようになるか?そういう傾向はやや生じるかもしれませんが、同じくらい頑迷にはならないと予想しています。

30代以下くらいから若い人の発想は驚くほど柔軟です。高齢男性にはそれが「軟弱」「芯がない」ように見えるのかもしれませんが、私は彼らが50代、60代になり、社会の中枢に来る時代が楽しみです。

いつの間にか話題がバネ指から全くそれてしまいましたが(笑)、とにかく部分の障害であっても部分の処置だけでは済まない。

その障害には全体の不調が凝縮されていると考え、それが何か?を洞察し、改善していくことが重要であるということだけは、覚えておいて頂きたいと思います。


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