施術例3 腰痛

最近、思い出深かったのは、先月末の香川。

大阪から来たうどん屋さんのご家族が、うどん屋巡りをしていたのに途中参加。

その中に、杖をついて歩行がままならないおばあちゃんがいた。

うどん屋大将のお母さんだという。大将に名刺をお渡ししたのが、それを見たお母さんが、

是非、今から見てくれないか、と話しかけてきた。


聞くところによると、杖をついているのはこの二月あまり。この一月が特に酷いという。

本当はこの旅行に来るつもりはなかったのだが、皆が勧めるのでやってきた。

今、この名刺を見て、お大師さんの導きではないか、と閃いたという。

大変な話である(笑)

それでもOKして、急ぎ手配、その他ご一行とは別れて、私はおばあちゃんの施術に急遽専念することになった。

ベッドに横になるのに30秒。これだけで体力を消耗するので、その後荒い息が収まるのに一分。

寝返りを打つのに30秒、その後、同じく一分はゆうにかかる重症だった。



安請け合いしたものの、これはヤバイかも、と少々思ったが、30分ほど施術。

まず寝返りがスムーズに打てるようになった。

障害がないと何とも思わない寝返りであるが、腰痛などがあると、本当に一苦労であるのだ。


そして、もう10分ほど。

突然、ベッドから飛び降りて走り出した! とはいかなかったが、

ベッドから普通に降りて、10メートルほど歩けるようになった。

本人は、手を叩いて大喜び。

僕も見ていて嬉しくなった。

大阪に帰るという翌日、もう一回施術。

本来、2日連続は不要なのだが、症状と、状況を鑑みて施術してみた。


とりあえず、杖はなくても大丈夫。

あくまでも補助の領域に止めることが出来た。

長持ちすれば良いのだが、今どうだろう。

次の、大阪施術が楽しみである。


次にもう一例。

もっと深刻で、この一年間、膝が曲げられない、かがめない、という例。

膝にも来ており、階段を前向きに降りられない、

台所の下の戸棚の物を出せない、という典型的な腰、膝症状である。


これはちょっとかかって、1時間ちょっと。

普通にしゃがめて、歩けるようになった。

これもご本人、手を叩いて喜んでいたので僕も思わず手を叩く。

嬉しいと、自然に手を叩くんだね。人間。


腰痛は、五十肩に比べて、かなり簡単なことが多いので、どこに行ってもよくならない、

という方は是非やってみて頂きたいと思う。

90%の確率で、その場でとりあえずは普通に動けるようになると思う。

あとは、戻ったり、違和感が残るのをどこまで普通に戻せるか。

三回から、多くても五回でとりあえずの基準には達せると思う。


ただし、内臓から来る場合もあり、筋肉や骨を整えるだけでは無理な場合もある。


しつこい場合は、必ず医師の判断も必要だ。


しかし、上記二例はいずれもレントゲン、MRIなどで、所見無しと言われたケース。


こうなると、西洋医学は案外弱く、


大体「ヘルニア」又は「脊椎管狭窄症」の診断が下され、


ひたすら鎮痛剤の投与以外の処方がないことが多い。


こうなったら、是非試して頂きたいと思う。

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