施術例15 テニス肘について

毎月来て下さっている女性が、右肘の上部外側にしこりがあり、痛いという。

触るとコリコリである。

この時点では私はこれが何なのか良く分からなかった。

ガングリオンかな、と見立てる。

ともかく、これ自体の切除なんかは勿論私はできないし、希に悪いものであることもあるので、

病院での診断をお勧めする。


今日来院したので聞いたところ、順天堂に行ってチェックしたそうだ。

五時間もかかって検査したところ

「テニス肘」

との診断。

肘のコリコリは、筋肉の腱が上腕骨に付着する部分が、ストレスによってカチカチになっているものであることのこと。


なるほど、テニス肘でこんなになるのか~ 

勉強になりました。

で、テニス肘はどうしろと言われました?と聞くと、

これは治らないので、上手くつきあいなさい、と言われたとのこと。


正体が分からなかったのは申し訳ないが、テニス肘と分かれば施術は簡単な話である。

検査だけして痛みを取ってくれないなんてそりゃ無いぜ、と施術。

3分ほどで快癒。

これには相当驚いていた。

5時間も検査したのに!!

まあでも、検査によって悪いものではなかったということが分かって良かったですね、という話に落ち着いた。


確かにこれで永久に症状とおさらば、ということはなく、

またぶり返して結果的に「上手くつきあって」いかなければならないかもしれないが、

暫く肘をそっとしてくれて、きちんと繰り返し施術してもらえば、充分根本的改善の見込みはあると思う。






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