腰痛は筋トレでは改善しないのだが

今日ネットニュースを見ていて見つけた記事。

モーニング娘。の一人が腰痛のため活動休止。

「ヘルニアは治らないので一生つきあう」

「筋トレが足らないので治らない」

等々、「常識」とされる見解が並んでいますが

私からすれば間違った認識のオンパレード。

全く気の毒になります。

この人はこのままだと、予言通り本当に腰痛と一生つきあうことになってしまうでしょう。

まだ10代と若いのに腰痛というのも気の毒な話ですが、

若いうちから腰痛が出るのはよくあることです。

若者には腰痛がない、というのは間違った認識です。

恐らく骨盤のズレか腰骨の変位(あるべき状態からずれること)でしょう。

10代は体が柔らかいので、多少のズレは周囲の組織が吸収してしまうため、あまり強い痛みは発生しにくいのですが、

ダンスもできない様なので、かなりズレているのでしょう。

これはズレを治さない限り治らないのですが、ズレさえ取ればあっという間に改善します。

そして、このズレは現在の西洋医学のレベルでは把握出来ないものであり

なおかつこのようなズレがあるという概念そのものがないので

レントゲン、CTなどでヘルニア状のものが認められると

「腰痛はヘルニアのせいだ」

と確定診断が出され、後は鎮痛剤、湿布を使って痛みをごまかしながら

マッサージや牽引(←絶対やっては駄目です)、筋トレなどをして自然回復するのを待つことになります。

大体のズレは、PRTかスティルテクニックで除去することが出来、私は年間それこそ何百例もこれで直しています。

へんぴな住宅地で看板も出さず、口コミとこのネット情報だけの集客ですが、

お客様が途切れないのは効果を出せているのだろうと客観的に分析しています。



筋力トレーニングで腰痛が根本的に治る、ということはありません。

ズレは筋トレでは直らないからです。

筋トレをすることにより、筋肉が柔軟になり、その結果ズレを吸収しやすくなるため、

痛みが出にくくなるという効果はありますので、

筋トレをすることにより痛みが減ることがあるのは認めます。

しかし、先に書いたようにズレは直りませんので、

根本的な改善は得られず、あくまでも対処療法にしかなりません。

ズレはそのままですので、トレーニングを怠ったり、疲れが溜まると再発します。

それだけなら良いのですが、実際にはトレーニングのし過ぎや、

素人レベルのトレーナーの指導によって悪化させることも多々あります。

今は痛みがあると何でもかんでも

「筋力が足らない」

とされ、トレーニングが推奨されます。

又、患者の方も薬の力など受け身では無く、自分の力で治しているような気になれるので

患者の受けもよく、現在主流とされていますが、

その間違いは当ブログのこちら


にも書いてありますのでご一読下さい。

私はこの人を存じ上げなかったのですが、

芸能人の情報発信力は強いのでもう少し正しい認識を広めてほしいと思います。

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