2023年今年もよろしくお願いいたします
早いものでこないだ令和になったと思ったらもう五年、
こないだ新年を迎えたと思ったらもう九日ですね。
今年もよろしくお願いいたします。
四日から施術を行っていますが、例年この時期は受験生が沢山お越しになり、
今年も中学受験から大学受験、浪人生までお越しになっています。
みなさん、親御さんが元々お越しで、そのままお子さんの施術を行うようになった形です。
大学受験は今年は日本で一番難しいあの大学や、
楽器演奏家になるためのあの実技の難しい国立大学など。
実技の方は、一日何時間も同じ楽器を弾くので、体のメンテナンスも重要。
こちらも気が引き締まります。
私も大学受験は一浪しました。
地方の学校だったので、国立以外は大学にあらず、と言った中で受験期を過ごしました。
先生も私立大学に全く詳しくないので、私立の受験指導は全くなし。
殆どの生徒が私立進学をまともに考えたことがなかったと思います。
高校生なんてやはり視野が狭いですから、環境に左右されます。
私もそんな校風の中、国立一筋、できれば旧帝大狙いでしたが、
現役時代に私立の滑り止め無しで受けた国立二校に両方落ち、結構精神的に追い詰められました。
一浪の時は受験機会を増やそうと、私立も受験。
ただ、いわゆる早慶上智しかよく分からなかった上、
先生も「私立は勝手に受けろ」という感じだったのでこの三校だけ受験しました。
早稲田だけは教育と第一文学に願書を出しましたが、慶応、上智は文学部だけでした。
私立の問題は癖があり、独特の対策が必要、という情報を得てはいたのですが、過去問もやらずにいきなり二月の頭に上智に受けに行き
「おいおい、なんだこの英語の長文は」
と驚いているうちに試験終了、不合格。
それでも慶応の対策をせずに受けに行き初めて見る問題形式に撃沈。
さすがに二月最後の早稲田教育は過去問を買い、前日に布団の中で過去問を見て、
これはセンター試験に似ているから結構いけるんじゃないか、と思った。
実際手応えがあったものの、
試験終了後、マークシートの解答を回収までに眺めていると、
マークが一個ずつズレているのを発見。
このまま違反になってもいいから消しゴムで消してやり直そうか?
とガクガクしながら考えているうちに回収。
当然不合格。
その後、九州大と東北大の2次試験を福岡、仙台と地方行脚して受けに行ったのですが、
九大受験のための博多のホテルで慶応の不合格通知、
東北大への移動時に早稲田教育の不合格を知りました(移動はブルートレインでした。懐かしい)。
2年間でここまで合格ゼロ。
仙台から帰ってきたあと、もうどうでもよくなって早稲田一文の合格発表の時は錦糸町の映画館でロボコップを見ていた(時代w)のですが、母親がこっそり合否を見に行ってくれて、合格を知りました。
実は一文だけは問題文がセンター試験の問題を難しくしたような感じで、系統が似ていたので、10年分の過去問を三回くらい解いていたのでした。
やっぱり対策って重要ですよね~
英語と、世界史とあとは小論文だったと思いますが、小論文は勝手に書けてしまう質だったので、これは正真正銘何の対策もせずに丸腰ででかけました。
縦横に書けたので自信はあったのですが、いかんせん2年間で合格ゼロだったのに精神をやられて、当日ロボコップに行ってしまっていた訳です。
結果、国立二校は早稲田一文の後に無事合格通知を貰ったのではありますが、初めて手にした合格通知に舞い上がった私は
「もう早稲田で良い!!」
と入学を決めてしまい、東北と九州から送られてきた書類は封も開けなかった記憶があります…あんなに目指して頑張っていたのに。
まあ、そんな思い出が受験にはあります。