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2月, 2019の投稿を表示しています

稲門会で講演しました

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早稲田大学の卒業生組織の一つ、料飲稲門会(りょういん とうもんかい)の集会で整体について講演してきました。 25人くらい集まって頂きました。 私は飲食業界とは直接関わりはないのですが、元々何故か早慶の飲食関係のOBがお客様に多く、その関係で立ち上げ時からメンバーに加えてもらっています。 ちなみに、慶応には料飲三田会というのがありますが、こちらは歴史が古い上に、錚々たる老舗名店の旦那ばかりで、新規参入はできません… まあ、飲食となんか繋がりがあれば何でもいいよ、入りなよ、という適当なノリがいかにも早稲田らしい気はします… 私は中高の教員から整体業へ滑らかにシフトしてきました。 教員を辞めなければならなかった訳では全くなく、施術も頼まれればやっている状態からのスタートでした。 整体で食べなければならない、と必死でやっていた訳ではないので、技はそもそも趣味的でマニアックなものからスタートしています。 この方向性を突き詰めて行った結果、いつの間にか本業になってしまったようなところがあるので、 私のやっている技の一つ一つはやっている人はいるかもしれませんが、複雑怪奇に組み合わせて運用しているのは私だけではないでしょうか。 全体的にはオステオパシーというジャンルに入るとは思いますが、 いわゆる一般的なオステオパシー医の域は既に逸脱しています。 このように、説明の付きにくい特殊な技ばかりやっているので、 技の説明は難しくて面白くないだろうと、整体の世界全体についての概論のようなものをお話ししたのですが、何か実技が見たいとのリクエスト。 まあ、それはそうなりますよね… クラニオ・セイクラルやPRTテクニックは非常に有効で面白いのですが、受けている人だけが気持ちよく、施術者は頭や体に手を触れているだけで全く動きがないですから(特にクラニオ・セイクラル)、ちょっと地味だな、ということで、 どうせなら最も振り切れた、滅多に見ることが出来ない技をやろうと思い、 見ていても面白いワンドを使った治療テクニックを披露しました。 25人もの人が見ている前でやるのは初めてですが、この技は何しろよく効くので不安はありませんでした。 患者さんにはもちろん手も杖も振らず、空中で杖を操作して痛みや体の重さを除去し

Home Pageにお客様の声掲載

Home Pageにお客様の声を載せました。 私が書いた施術記録は時々ブログにアップしていますが、これからはお客様に書いて頂いた「生の声」も掲載していこうと思っています。 ホームページの該当箇所には、こちらをクリックすると移動します。

バネ指の手術を回避した話

腰痛対策でお越しになっていた方が(これも30年来の腰痛で、かなり大変だったが)、かなり腰痛がよくなってきたので、 バネ指の相談 もなさってきました。 内容は 5年くらい前から右の親指にバネ指+指の痛みがある。 大学の教員をしているので、試験の時期には沢山の論文などの採点をしなければならないが、 この時の負担が凄く、年々辛くなっている。 動きも悪いし、とにかく痛い。 現在整形外科に相談しているが、定期的に打つ痛み止めの注射しか手立てはなく、 最終的には一ヶ月以内の手術を勧められている。 とのことでした。 相談されたのが2018年の10月頃で、12月の頭には手術をするかしないかの返事をしなければならない。 手術して治るならいいが、繊細な部位だけに後遺症が残った話などを聞くと踏み切れない。 それ以上に大学教授という仕事上、数ヶ月右手が使えないのは不自由極まりないので、 極力避けたい。 指に関しては腰痛より緊急度が低かったのと、 バネ指は治らないとされているので、相談するつもりはなかったのだが、 腰痛が思いのほかよくなったので、これはもしかすると可能かも? と思ってとりあえず聞いてみることにしたそうです。 この方は基本的に再生コース(45分程度)を選択されていました。 腰痛は先述のようにかなりよくなり、あまり時間がかからなくなっていたので、 30分ほどを腰痛の施術にあて、残りの時間でバネ指を見ることにしました。 肘、手首に問題があり、バネ指になっている箇所そのものよりも重要だと思いましたので、 こちらを中心にまた得意の「触っているだけ」の施術を行いました。 触っているだけなのですが、解放運動が発生し、腕は波を打つように勝手に動きながら解放へ向かいます。 週1回、三回ほどの施術であっさり治ってしまい、手術という選択肢はなくなり、 現在(2月)に至ります。 先日約3週間ぶりにメンテナンスに来たので、親指はどうですか? と聞いたら 「そういえばそんなことがありましたね。忘れてました(笑)」 痛い、と顔をしかめ、 手術、どうなんでしょうね…ととても不安がっていたのですが、 それを忘れるくらいなら完璧な治りようです。 そう、人間って、良くなると結構すぐに昔の

サプリ選び

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このところブログを見て、サプリ選びをして貰いたいという依頼が増えてきました。 友達や、ネットでいいと言われてたので飲んでいるんだけれど、実際のところどうかなかと思って…と思っている人も多いでしょう。 サプリは今や種類もメーカーも増え、混沌とした状況下にあります。 テレビ、ネットでは沢山の宣伝、SNS上では困った人への必死の情報提供や、 知ったかぶりの人のどや顔が浮かぶような投稿など、虚実入り乱れもう、何が何だか分かりません。 これがいいよ!と言われて飲んで、確かな効果を感じることは実際少ないでしょう。 一方で、全く効かないわけでもなさそうだったりします。 気がつくと三ヶ月くらい飲んでないこともありますが、それでも体調に何の変化もなくて、 結局飲んでも意味がないのかな…と思ったり。 飲む量も指示が適当で、一体何粒が正解なのか分かりません。 同じビタミンでも、メーカーによって値段も全然違う。 どうすればいいのか… それが、ワンドの機能によって瞬時に分かります。 飲むべきサプリ(メーカーの違いも)、適正量、更には飲むべき時間。 ワンドは色々な機能があるのですが、ダウジング的なことも出来るのでこの機能を利用します。 実 例 この日は、 水素系 と 鉄系 2つのサプリをお持ちでした。 ワンドでチェックすると、鉄系がやや有利と出ます。 ただし、飲んでも飲まなくても一緒かな…というレベル。 水素の方は明らかに飲まない方が良さそうです。 鉄=飲んでも飲まなくても…毒にも薬にもならない 水素=体に悪そう こういう結果でした。 本人に伝えると「水素は高かったのに…」と残念そう。 ワンドでチェックすると私が一方的に選んでしまうので、あまり実感が持てないのかもしれません。 そこで、Oリングテストも併用してみました。 この絵を見たことある人も多いでしょう。 体に合わないものを片手に握ると、反対の手の指に力が入らなくなるって言うテストです。 これは本人の体を使い、体感もできるので納得がしやすいでしょう。 ただし、ちょっと難しい。 この方も、Oリングは知っており、夫婦でやったことがあるが、 今ひとつ分かりにくかった、ピンとこないとのこと。 単純なテストですが、本で

母親(80代)の膝への施術

当施術所は、両親の住む場所で行っています。両親とも80を越えています。 母親の方が受付を喜々として行っておりますので、お越しになった方は見たことがあると思います。 元々側湾を10代から持っておりまして、これは自然に発生する側湾ではなく、 恐らく体育の授業中の怪我の後遺症のようなのですが、昔のことですから治療はおざなりにされ、これ自体はもう何ともなりません。 側湾自体は痛かったりするわけではありませんが、やはりアンバランスになりますので、 肩凝りや腰痛が発生しやすく、コンスタントに施術はしています。 ただ、今年になり、うっかり施術を全くしない日々が続いていたのですが、 2週間ほど前、急いで踏切を渡ろうと走った時に膝に激痛が走り、 歩けなくなりました。 施術室は2階なのですが、歩くのにも壁や机に縋り付きながら歩いている状態で、 階段も全く登れません。 ちょっと動かすだけでも痛みが強く、仕方がないので、1階で動きの少ない、 出来る範囲の簡単な施術を行いました。 それでも何とか何に捉まらなくても歩けるようになりましたので、その日は安静にしてもらいました。 翌日、昨日よりはマシなものの、やはり普通に歩ける状態ではない。 医者に見て貰った方がいいのと、この日は予約が詰まっていたので、 整形外科に行ってもらいましたが 300メートルほどの距離が歩けず、 タクシーで行くことになりました。 結果はもちろん「加齢」で、仕方ないですよ~ははは~と言われて終わり。 レントゲンで膝の軟骨がすり減っているので、これが痛いんでしょう。 とりあえず、痛み止めと湿布を出します。 と、行く前から完全に読めた診断を下されて帰ってきました。 笑うしかありません(笑) 70過ぎたあたりから、病院に行っても全て「加齢」としか言われないので、この結果は慣れっこです。しょうがないなぁ、という感じですが、お医者様に一応診て貰うのも重要かとは思います。 そして、痛み止めの薬で治るわけではありませんが、それを分かった上で上手く使うことも重要だと思っています。 ただ、良かったのは痛み止めの結果、と、更に昨日よりは状態が良くなっていたので、2階に上がることができ、施術室でフルの施術を行えたことです。 これでほぼ普通に歩け

検診で「健康」とされてしまった悩める人へ

検査結果がちょっとでも基準から外れると病人扱いして、治療を勧める一方で、検査結果が基準内だと、どんなに症状を訴えても「健康」扱いされ、見向きもされない。何度も訴えていると精神科だ。血液と、レントゲン類だけでは分からないことなんて山ほどある。 数値だけではなく、実際に体を触って確かめなければ分からない「体の声」というのはたくさんあって、「体の声」を聴く能力を高めることにより、僕はデータだけで「健康」とされてしまったが苦しんでいる人を何とか助けたいと思っている。 痙攣性発声障害など難病の患者さんが来るが、西洋医学では症状ばかりに目が行って、理由を考えない。 そして、むりやり表向きの名前をつけて、表向きの症状を抑えることだけにやっきになっている。 多くの人が基本的な骨盤や背骨のゆがみからくる、肩や首回りの筋肉の障害を抱えており、これを解除する(それも普通は難しいのだが)だけで、患者さんの生活の質はかなり向上する。痙攣性発声障害の場合だったら、問題は喉にあるのではなく、もっと根本的な体の部分にある。 もちろん、例えば痙攣性発声障害の場合、精神的な問題も絡むかもしれないが、その前に肉体的な問題が大きい。精神を疑うのはそれからでも十分。肉体は血液検査とレントゲン類で異常が出なければそれで健康とされてしまうが、体の奥深さはそんなもんじゃない。 #けいれん性発声障害   #痙攣性発声障害   #慢性疲労症候群

不思議施術記録

☆不思議施術記録☆ 手が横は水平以上にあがらず、前後は体の横のラインより後ろに行かない。 万歳をしようとしても、前へ習えより少し手が上になる程度。 服が着られないので、両手をカカシのように伸ばして、 立ったまま奥さんに服を着させてもらっている。 仕事は解体屋さん。 民家などをユンボで壊す仕事だ。 仏間、仏壇、神棚なども破壊(ある程度は気を遣うらしい)、空かずの間や、 殺人のあった部屋、自殺のあった部屋、いわゆる事故物件など、もちろん関係なく壊す。 人に貸すときはこれらは価値が下がるが、解体屋に解体を頼むときに、事故物件だからといって値段が変わることはない。 そして更地にする。 その際、邪気を受けている漠然とした感じが時々ある。 この人が施術部屋に入ってきたなり、強い邪気を感じたので、 整体をする前に箒で掃き(エネルギー用の箒)、思いっきりオーラに憑いていた邪気を除去。 脳にも入っていたのでとった。 あっさりと万歳可能になった。 ここまで5分。 これ、普通に整体してたら、両肩の50肩と診断され、 一時間施術×三回やっても半分くらいしか改善しないだろう。 これで仕事の7割は終わった印象だが、あとはそれでもなお硬縮したままの筋肉や、 頭蓋のズレを丁寧にリリースして約60分。 これは肉体的な改善である。基本的に手や指を当てているだけだが、非常に気持ちが良い。 当院では、エネルギー的な治療と、肉体的な治療両方やる。 こんなところ他にはないんじゃないだろうか。 患者さんは施術終了後も、物凄く寝ていた。とにかく気持ちいいのである。 終了後顔は別人のように柔和。 彼が言うには井戸を閉める時は、神事に則って行うが、それでもこれだけは苦手で、 絶対立ち会わないようにシフトを組んでもらっているとのこと。 やはり霊感の強い人のようだ。 こういう風に体質と仕事が霊的に悪い意味でマッチしてしまっている人は、すぐに悪くなってしまうので、今後もあまり度々なるようでは、色々な工夫が必要かもしれない。 こういうことを書くと、少々引いてしまう人もいるかもしれないが、体の不調は人それぞれ。 今の医学では分か