医師と整体 医師は整体に来るのか?

医師は整体や鍼が嫌い。

「鍼で治した」と言ったら怒られた。

「そんなところでやるなら、もう診ませんよ。行くなら勝手に行ってください。」と見放された。

なんて話を時々聞きます。

一般的にお医者さんは東洋医学や、鍼、整体を目の敵にしていると思われがちです。

一般論では未だにそうかもしれませんが、

お医者さんにもいろいろたタイプの方がいますので、私の所にも、一腰痛患者、肩こり患者として普通にお越しになっている医師の方は結構おられます。

「結構」という書き方がなんとなくいやらしいので、もう少し具体的なことを書きますと、月1回~二三か月に1度、割とコンスタントにお越しになっている方で10人位でしょうか。

医者のくせに体が悪いのか?

なんて、SNSなどで時々気の毒なことに責められたりしていますが、医者の激務ぶりと、体の使い方の無茶さ加減は大変なもので、びっくりするくらいボロボロの方が多いです。

今の世の中では医者もサラリーマン的側面を持っていますが、そういう面からみると、かなりブラックでハードな仕事環境にいる人が多く、まあ、これは現状仕方ないかな、と思わざるを得ません。

したがって、普通の人が思うよりは苦痛を抱えていて、

しかも、友人の医師に診てもらったりして、比較的容易に薬が手に入る分、

逆になるべく薬に頼りたくない、という思いも普通の方より強くもっていることが多いようです。

そんなこともあって、とにかく治るんだったらいいや、試してみよう

という、好奇心と、自分が楽になりたいという思いから、普通の人が考えているより

あさっりと受診を決める方が多い傾向にあります。

ただ、私にも高校の友人など、医師の友達がおりますので、いろいろ裏話を聞いていますから、医師、という立場で、患者様に指導したりする場合、鍼や整体をおおっぴらに勧めにくいことがあるだろう、ということは私も容易に想像がつきますので、これらの方がご自分の職場で鍼や整体を積極的に取り入れたり、勧めたりしているかどうかについては、私はあまり意識をしないようにしています。

鍼などを目の敵にする場合、本当にそう思い込んでいる医師もいるでしょうし、

それは仕事上のポーズであって、自分は実は整体に通っている、という医師も実は多くいると思います。

私の所にお越しになっている医師の方々も、仕事上は
「整体なんか言ってるから治らないんだ」

ともしかしたら言っているかもしれませんが、それはそれで、この世の中では仕方のないことです。

私の所に来ていることを公言され、ボーダレスで、患者様にも勧めていただいている方もいらっしゃいますし、

あくまでも治療を受けるのは一個人としてであって、医師という立場とは明確に別にされている方もいます。

ここらへんは私も慎重に対応しているつもりです。

さて、

人間の体は分からないことだらけです。

人を治せば治すほど、人の体の不思議を実感する。

そんな状況下、薬を使わないで、人の手だけでかなりの範囲で症状を改善できる、ということに関して、

医師のほうが強い関心を持っていると言えると思います。

自分の学んできたことに対して固執する、というより、とにかく患者様を楽にしたい、結果を出したい、と思っている方のほうが、いろいろな治療法を試してみることに関しても柔軟な考えと姿勢を持っているでしょうから、一般人でも二の足を踏むような(笑)、私の所にお越しになっている医師の方々は、きっと医師としても姿勢が前向きで、優秀な方が多いのだろう、と思っています。

最後に、こういうことを書くと、医師に対する優位性をアピールしたいのだろう、西洋医学へのダメ出しをしたいのだろう、

と短絡的に思う方も多いのですが、私はまったく西洋医学否定者ではありません。
大変お世話になっていますし、ファーストチョイスで医師の所に行くことも多々ある
「普通に病院を使っている、普通の市民」
であります。

ただ、限界や欠点も散見されますので、それは患者自身がいろいろ調べてその穴を補えばいいと思いますし、
補いたいと思っている方のために情報を適用している次第です。

最後になりますが、医師の方が私の所を受診されるにあたり、完全に共通していることが一つだけあります。

それは、ホームページからの申し込みはゼロで、私と会って話をした人か、誰かの紹介を受けて来られた方が100パーセントだということです。

ここら辺はやはり、慎重なのだろうと思います。

でも、これを読んだ医師の方、紹介がなくても安心してお申し込みくださいませ。












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