難病施術例 2020ー2 ☆股関節痛☆ 

30代女性

3ヶ月前から謎の股関節痛。

元々股関節が硬く、あぐらをかくのが苦手だった。しかし、これらの改善として、木槌で骨を叩いて改善する療法を受けてから悪化。まともに歩けなくなる。

MRIでは股関節内に骨棘が認められるため、これではないかと言われた。最終的には手術。
鍼灸院では股関節に負担かかかっているのではないか、という可も無く不可も無い答え。

施術

整体をやる前に、エネルギー状態をチェックしたとろ、全身に負のエネルギーが強く張り付いていたので、これを除去。この時点で、痛みが完全に取れ、これまで出来なかった、立ったり座ったりが出来るようになる。
こういうケースは股関節内も負のエネルギーが入っていることもあるので、これをチェックしたが、入ってはいなかった。
頭頂部に張り付いていた負のエネルギーが股関節の強い痛みを引き起こしていた訳だが、負のエネルギーは、その人の持っている、一番弱いところに影響を与え、その状態をより悪化させる傾向がある。
そのため、少々の痛みがあった股関節を状態を負のエネルギーが増悪、元々3くらいの痛みを10まで引き上げていたものと思われる。

1週間後の再診

前のような痛みはないが、痛みを最大で10のスケールで表現すると、一旦1まで下がった痛みが3~5まで戻ってきている印象。

エネルギーをチェックすると、特に問題はないので、これは元々あった股関節の痛みと判断し、梨状筋、大腰筋などのバランスを取って、除去した。
これらは全て軽く触っているだけの施術である。

1週間後、三回目

ほぼ痛みは取れたが、相変わらずあぐらがかけない、というので、足首、膝、もちろん縫工筋などへの施術を加えていく。
このように、ある程度症状が取れてくると、それなりに色々なことが気になってくることはよくある。
かなり股関節は開いてきたが、長年にわたるこのような症状は時間がかかることも多い。メンテナンスをかねて、月1回程度の施術を加えていくことにして、とりあえず最初の股関節痛の痛み除去は一段落とした。

感想

木槌などで叩く施術は昔からあり、一定の医学的理論に基づいて行っている流派もある。私はお試しだけできちんと受けたことはないが、治る可能性はあるだろうという印象を受けた。

酷く体をぶつけたり、転んだ拍子に、打撲部は痛むものの、以前から抱えていた腰痛や肩こりが治ってしまう、ということが時々あり、こういう実体験に基づいて体系を作り、洗練していった民間療法だろう。
しかし、やはり強い力を加えるということは、単純に考えても壊してしまう可能性が非常に高いわけで、危険は伴う。
本来破壊に使い、痛みを引き起こす元となる「トンカチ」で叩いたにも拘わらず体がよくなる、とうことに驚きがあり人々の興味を呼ぶ。

よくなった人には非常な驚きで、インパクトはあるだろうが、その陰で今回のような失敗例もかなり、実際、トンカチ系の施術でおかしくなった体調を調整したことは何度もあるし、整体に仲間に聞いても皆、一度や二度はあるようだ。体を傷めてしまい、恐怖を感じた人は、そこには二度と行かなくなる。

来るのはそこそこ効いた人か、相当効いて喜んでいる人ばかりになるので、施術者は案外気がつきにくいものである。以上私の所見なので「行かない方がいい」と言っている訳ではない。まだまだ人体には分からないところが沢山有るので、何が効くかは分からないところがある。
ただ、私はこういうのはやりたくないし、触っているだけで十分に全身をほぐしたり、治癒の力を送り込むことがきるので、こちらを採用している。
これらのテクニックは、効かないことはあっても、患者さんの状態をそれ以上悪くしてしまう可能性はほぼゼロだからである。

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