日々の施術8 ☆しつこい腕の痛み、痺れがエネルギー療法で取れたという例
☆腕の痺れ・痛みがエネルギー療法で取れたという例
女性
☆症状
2年間から左腕が痺れだし、今年に入ってからは痛みに変化。
動かさなくても、ビリビリと痛い。
動かすともっと痛いが、激痛というほどではない。
可動域はほぼ正常だが、あまり動かしたくない。
痛みさえ我慢すれば、生活に支障はないが、四六時中痛かったり、痺れたりしているわけで、不愉快きわまりない。
医師による検査では、いわゆる頸肩腕症候群。
原因は、ストレートネックによる、頸椎圧迫。
胸郭出口が硬くなっていることによる、神経や血管の圧迫もある。
近所の病院に幾ら行っても治らないため、紹介により業界で有名な神ドクターの所に行ったところ(どなたかは聞かなかった)丁寧な問診、検査により、投薬を変更。
解消運動を教えて貰い、電気も当てた。
これで相当改善して、流石神、と思っていたが、やはり痛みは完全に取れないし、最近ぶり返してきた気もする。
薬もいつ止められるか分からない。
悩みを友人に相談したところ、友人が当院の患者さんだったので、勧められて来院。
☆施術
この症状は、頸椎のズレと、胸郭出口の問題、肋骨1番のズレ、肩甲下筋の異常緊張などが主な原因。
希に、手首や、手の平の骨の異常だったりする。
投薬は否定しないし、もちろん、困ったときは私だってお医者さんを頼って薬を飲むが、これらの症状は神ドクターとはいえ、薬では無理だと思う。
問診が丁寧、検査で体に実際に触ってくれる、というのはとても重要なことで、患者さんの受けがいいのは間違いないと思う。
それで患者さんの心を摑んでいること自体はもちろん、尊敬に値する。
さて、施術は何からやろうかな、とちょっと考えたが、どうも頭に付近にモヤモヤしたものがあるし、折角「魔法で治す」と聞いてきことでもあるので、とりあえずエネルギーチェックをしてみることにした。
これで治れば話が早い。
治らなければ、PRTやスティルテクニック、指を当てているだけの施術などを組み合わせればいい。
調べると、後頭部の斜め上あたりに、生きている男性からのエネルギー。
「男の人ですね」
「年齢分かります?」
「四〇代前半ですね。そうですね…41か、42歳」
「あー。なるほど… 三〇代前半ではないですか」
「違うと思います」
「じゃあやっぱりあっちか…」
「思い当たる方います?」
「います。でも、2人いるんですよ。どっちかな…」
「明確に異なる点があれば、それで判別できます」
「じゃあ、札幌出身と、名古屋出身のどちらか分かります?」
「名古屋ですね。」
「あー、名古屋か…」
「会社員と、自営業…そうですね、車を扱っている仕事をしている、というのはどちらでしょうか」
「会社、もう少し詳しく教えて貰えますか」
「東京にある会社で、アメリカの外資、証券系です」
「ふむふむ。自営業の方ですね」
「ああー」
「その人、名古屋ですか?」
「はい… 間違いないですかね。 名古屋か…あー、嫌だな…マジで?」
「なんかあったんですね…」
「はい、何かありました…マジか…。
え?これ、今から名古屋の人の何か霊というか、生き霊的なもの取るんですか!」
「はい、やってみます。」
「もし治ったら、名古屋の人……ってことですよね」
「もし治ったらね。
さて、詳しくは言わなくていいので、ちょっと彼の顔を思い出して下さい」
「うう-」
「じゃあ消しますね」
「…」
「もう一度思い出してみてください。思い出しにくくなってないですか?」
「ん?あ、本当だ。どんな顔か急に分からなくなった。もちろん、大体は分かるんですけど、細かい所が分からない…。何ですか?これ」
「ちょっと、左手動かしてみましょうか。どうですか?痺れます?」
「あ、あれ?普通に動きますよ。痛くない!え?な、名古屋?!」
患部を触ってみると、先ほどあった首や、首の下、肩周りの緊張感が消えていた。
ということで、これでほぼ解消。
あとは、残っている頸椎のズレ、肋骨のズレと硬化などを取って終了。
恐らく、元々頸肩腕症候群を引き起こすようなズレがあり、そこを名古屋の男性に狙われて(無意識だけど)悪化したものと思われる。
エネルギーで邪気を払うだけでもかなり良いが、やはり仕上げにきちんと骨や筋肉の異常リリースをするのがベストだと思う。
エネルギー施術なしで、骨や筋肉の異常を除去する手技から入ってももちろん効果は出るが、時間がかかるのと、名古屋の男性が上手くいなくならない限り(施術者に乗り移ることがある)、今ひとつスッキリしないだろう。
はやり両方のテクニックを適材適所で使えると時間を短縮でき、効果も上げられると思った。
☆男性の出身地は実際とは変えてあります。