日々の施術12 ☆なかなか治らない足首の痛み/捻挫
☆全然治らない足首捻挫
☆女性
☆症状
昔から定期的に捻挫をしてしまう。
しかし、半年前のは激しいものだった。
段差も何でもないところでいきなり捻挫。
医者に行って固定、鎮痛剤、湿布などの処方でとりあえずの危機は脱したが、違和感と鈍痛が取れない。
日常生活に支障があるレベルではないが、とにかくずっと痛いので不愉快であるのと、治らないのではないかという不安がある。
また、病院への通院も定期的に行い、悪化した時の薬を貰ったりしているが、完全に膠着状態に陥り、進展が見られない。
☆施術
段差に変な風に乗り上げてしまった結果、事故的に捻挫することは誰にでもあるが、平らなところを普通に歩いていたときや、大した段差でもないところでいきなり捻挫するのは、
そもそも骨盤や腰椎に歪みがあるからに他ならない。
要するに全体のバランスが基本的におかしいのである。
捻挫の治療の終了=痛みや腫れの解消時
というのが一般的な理解だと思うが、これは表向きの症状の解消であり、根本問題が解決していないので、また暫くすると繰り返してしまう。
それは3年後かもしれないし、もしかすると1週間後に立て続けにやってくるかもしれない。
いずれにしろ、必ずまたやってくる。
これは、ぎっくり腰や腰痛、肩周りや首の激痛も同じ話である。
この人も腰椎5番に大きなズレがあり、これが問題だと理解した。
もちろん、エネルギーチェックをしてみると、何か嫌な雰囲気があったのだが、これだけ腰椎が歪んでいると、エネルギー的な問題だけでは解決できない。
負のエネルギー除去が先か。腰椎の捻転治療が先か。
重篤な方からやるのがセオリーで、この人の場合は腰椎からにした。
前も書いたかと思うが、同じような症状で来た人でも、施術室に入った途端に「これはヤバい」と察知できるレベルの「異界のもの」が憑いてる場合もある。
同じような捻挫症状で来た人の話だが、
思いっきり女の人が足首にしがみついていて(もちろん、本物の人間ではありません)、腰の歪みなんか取っている場合じゃないので、とにかく払ってしまったということもある。
このように、エネルギー的な問題が強すぎる場合は、施術中にこちらの身が危ないので、とにかくこちらを処理してから、残っている歪みを手技で解消する。
腰椎に話を戻す。
腰椎のズレとは何か?
腰椎の動きをイメージして欲しい。
腰椎は、前後に動く。屈曲と伸展ってやつだ。
それから左右に回転する。
あとは、左右に倒れる。
この六方向に自在に動く。
もちろん、これらの組み合わせも可能だから、結構複雑な動きをする。
この時、動かしたい方向にスッと動いて、元に戻ったときにサッと六方向の中間位に戻ってくれれれば何の問題もない。
しかし、様々な理由で中間位に戻らなくなることが多々ある。
例えば、左に捻ってから真っ直ぐ前を向いたのに、ちょっと左に回転したままで止まってしまうことがある。
この場合は、今度右に捻ろうと思うと抵抗を感じる。こういうのを一般的にズレと呼んでいる。
これは上記六方向全てで起こり、組み合わせもある。
この患者さんの場合は、本人が真正面に向き、気をつけしたつもりの状態で、腰椎5番が少しお辞儀をした状態(屈曲)で止まり、少し右に回転した状態で止まり、少し右に傾いた状態で止まっていた。
ローテーションR(ライト)、サイドベントR、 前後がflexion,
簡略化して、
RR SR F
という状態で止まっていた訳だ。
腰椎5番がこれだけ歪んで止まっていると、この歪みは多方面に矯正を強要し、筋肉の緊張を強いるので、他の部位も絡んでる可能性も十分にある。
1番のしわ寄せを受けるのが、首と、足首なのだが。
RRSRFの状態であるのは、検査と、触った感覚で確認する。
これを正常位にする方法はいくつかあるが、手っ取り早いのがスティルテクニックなので、これを使った。
これは一度、歪みを増悪させてから正常位に戻し、そこを通過させて増悪した反対の方向に歪ませるというテクニック。
つまり、腰椎をこの場合、更に右に回転させ、もっと右に倒し、もっと屈曲させる。
痛みが出るんじゃないかと思うだろうが、悪くなっている方向を更に強調し、正確に腰椎5番に圧をかける。
すると、大体不快症状、痛みが和らぐ。周囲の筋肉も弛緩し始める。
この状態で暫く置いて、痛みが和らぎ、周囲の筋肉が弛緩し始めたのを確認してから、左に回転し、左に倒し、伸展させて正中位に戻す。この時、腰椎5番への圧迫を決して緩めない。ただ動かすだけでは効果が出ない。
圧迫したまま正中位に戻すだけではなく、そこをゆっくりと通過して、最大限まで左に回転し、左に倒し、伸展させる。
そして、再び正中位に戻しつつ、戻る寸前で手をパッと離すでもなく、ゆっくり離すでもなく、フワッと離す。そうすると、勝手に骨が正中位に戻る。
上手く行くと、30秒くらいで、数十年の腰痛や肩こりからほぼ解放される(もちろん他の部位の微調整が必要だが、大まかにはこれでいい)。
もちろん、初めにどっちにどれだけズレているか、を正確に把握しないと意味がない施術なので、検査が1番難しい。
滅茶苦茶にズレたり、硬くなってどうにも分からない時は、時々出てくる「手当て」でとりあえず反応が出てくるのを待つ。
この人の場合は上手くって、体中が空から釣られているように軽くなったと喜ぶ。フワフワと今にも浮きそうだと。
これはよくある感想。
それと、肩こりというのは取れるものではないと思っていたので特に申告しなかったが、肩こりが一瞬で解消されてこちらの方に強く感動している。
これは、うちで施術を受けた人の多くが感じたことだと思う。
あとは、捻挫の場合、足首そのものの施術も欠かせない。
腓骨と脛骨、キョコツの関係を何とかしないといけない。
あとは、きょしょう関節、舟状骨とキョコツの関係等々。
見る場所は多いが、とりあえず今回は、足首は後回しで、仙腸関節、頸椎1~2番の調整、ワンドによるエネルギー調整で終了。
足首は触らなかったが、かなり調子がよくなったようだ。
腰椎から負担が減ったので、それで生じていた不調感や、痛みは今回の施術でかなり和らぐ。
1週間経って、残っている痛みが足首そのものの痛みと言えるので、これを取っていく。
順序としては、足首そのものをいろいろ触るよりは、腰椎からやったほうが絶対にいい。
もちろん、謎のエネルギー体がしがみついて居るときは、それから取った方がいいけど…