鳴戸部屋見学+ちゃんこ

先日、鳴戸部屋見学会+ちゃんこの4回目を行い、患者さんを中心に19名お集まり頂きました。


八時集合、十一時頃~ちゃんこ、楽しい会でした。
皆さんに楽しんで頂けたかと思います。

当初は弟子が4人しかおらず、この見学会に合わせて近くの部屋からわざわざ出稽古に来て貰っていたのが嘘のような弟子の多さ、そして部屋の綺麗さです。

稽古見学時間は二時間近く。これが飽きないんですよね。

本割ではあまり感じませんが、
健康な裸の男子たぶつかりながら力と技を比べ「すまふ」様は、
なかなか有りがたい光景で、相撲が神事であり、神を称え人間を称える行為だったということを実感させてくれます。

国技館だけではなく、一度稽古にも足を運んでみて頂きたいと思います。

私は見学のあと、調子の悪い力士の応急施術をしました。
久しぶりだったので、

「こ、こんなに重いのか…」と滑る床の上で悪戦苦闘、ベッドもない環境で安請け合いしたこと後悔しました…(笑)

更にそのあと近所の公園に親方と、お互いの子どもを遊ばせに行ったところ、子供同士、全く遊びの終わりが見えず、寒い中で三時間も世間話などしていたら、体調を崩してしまいました…
子供は凄い。

親方の子どもとうちの子は年齢が近いのでよく遊んでもらっていますが、やはり年齢の割に体格がいいです。

☆☆この会について
この会の沿革を簡単に説明しますと、親方の現役最終期に、新聞社勤務のお客様の紹介で、相撲部記者の方を仲介に施術をしたのが始まりです。
当時は当院や、松戸の佐渡ヶ嶽部屋で施術をしました。
その後引退、佐渡ヶ嶽部屋での部屋付き親方となりましたが、佐渡ヶ嶽部屋は遠いので、この間疎遠になっておりました。

ただ、施術中に将来的には独立して後進の指導に当たりたい。
自分が外国人故に色々悩みを抱えて辛い目にあったので、面倒見のいい、虐めや過度のしごきの無い部屋を作りたいとの夢を聞いていたので、いつか独立したら応援しようとは思っていました。

2017年の4月に独立、墨田区内に部屋を構えるとの連絡を受け、部屋開きに参加、そこから付き合いが再開しました。

当初は弟子4人。2019年4月まで、町工場の作業場を改造した隙間だらけのかなり悪い環境で頑張り、2019年4月から新築した立派な部屋に移転しました。

タニマチはそれこそ数百万単位の支払いをしているようですが、私はそんなお金はないので、たまたま得た親方とのコネクションを利用して、患者さんを中心に、コネの無い人にはなかなか入っていけない相撲の世界に触れる手伝いをしようと思い立ち、年に数回、人を集めて朝から貸し切りで稽古を見学、その後部屋でちゃんこを頂くという会を開いています。

稽古見学は建前上は誰でも無料でいつでも、ということになっていますが、そうは言ってもなかなかハードルが高く感じるものですし、ちゃんこを頂くのはより難しいと思います。
最近は協会や部屋が主催して見学会を行っていますので、それに参加するのもいいかもしれませんが、当会は貸し切り見学ならではの「ゆるさ」が売りかと思っています。
昨年は仕事が忙しく、開催出来ませんでしたので、今回は久しぶりの実施。新しい部屋では初めてとなりました。


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